表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ネカマ冒険伝説(仮)  作者: このみ
3/57

冒険の準備

各自が街で買い物をして成果を見ることになった。

ヒロは大きな盾を、カズは剣を買ったらしい。

自慢気に構えている。


「ねえ、自慢の剣で自慢の盾に打ち込んでみて」

剣が重いのか、攻撃は隙だらけだし、剣を振るのがやっとの状態。盾も重そうで安定感なく飛ばされてしまった。

「ダメじゃん」

(確かに戦いにならない)


「ユリはどうしたんだ」

「生活必需品を買って来たのよ。下着とか服とか下着とか」

「下着ばっかじゃないか。見せろ。」

「変態っ!近寄るな!」

「変態はマキさんって言ってたじゃん」

(そこで、私を事出さないで!お願いだから)

「結局、みんな失敗したって事だね」


「マキさんは?」

「使いやすいナイフと靴を買った。安もんだけど」

(盗賊だしね。基本でしょ)

「マキさん大人だ。すげ〜。考えてる」「ぱねえ」

「ところで、君たちお金残ってるよね」

「ないよ」「全部使った」「私も」


食事や宿泊、どうしてくれるのよ!




冒険者ギルドで依頼を受け、早速日銭稼ぎだ。

働かざる者食うべからず!だっ。


依頼を見る。

ヒロは「熊退治」。カズは「狼退治」。ユリは「秘宝探し」

全部、却下でしょ!

「馬鹿だな〜。熊なんか倒せる訳ないじゃん」

「狼退治しに行ったら食われちゃうよ」

「それより、秘宝なんて見つかる訳ないよ。どうやって探すんだよ」

まあ、楽しそうなのはいいけど。なんかさ〜大丈夫かな。私達のパーティ。


「それより、あなた達本当に戦えるのかな?当分は安全に街の中で出来る依頼が良いと思う。これは」

「ペット探し」


「安い、宿泊費にしかならない」


仕方ない、下水掃除よりいいかな。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ