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~予兆~

伏線を立てる練習をしています。

でも回収する自信がまるでありません。

こんな無能おる?


おります、って事でほんと早く文書く練習、ジャス・ドゥイッ!


って部屋で暴れてるワシ、賞は果たして取れるでしょうか。

頑張ります。

_____確かにそう言ったのか?



ある建物の一室。


長閑な時間を終え、午後の活動に精を出す者らは盛大な掛け声を張り上げ、素振りからの基礎練に励む。

或いは、肉体を鍛えるべくトレーニングをしたり、実践による一対一の練習をしたりと、兵士たる実態を存分に露わにして、来るべき日に備える。


その最中、エルギオとマーガレットは密会する。


「ええ。確かに、あの子はジークと現地の調査に行った。そこで得られた結果が、島の縮小だって事は知ってるわね?」


「ああ、その為のユグドラシル出兵だろ?」


「そう、そこであった国家反逆組織、リベリオンの様子が、まさにこの国の兵士だった。なんかおかしいと思わない?」


セナ曰く、ジークが道ずれにしたリベリオンはシャングリラ国の兵士の甲冑を着ていたと言う。

マーガレットはその事を三年前に、事が起きてすぐセナの口から聞いていた。


だが、一つ違った様子が見られたのは、剣と共に謎の鉄塊を携えていたと言う事だ。


「おかしいも何も、ココを殺ったのもそんな感じの奴だ」


「やっぱりね…。その目撃例はセナやあなたに限った事じゃない。街中で同じ事件がおこって、更には王宮でも、ヴェネッタ王妃を殺した奴がそう言う外見を装っていたって、当時の警備兵が証言してる節もあるわ」


「何が言いてぇんだよ」


「その鉄塊が何なのかは知らないけど、あの時、確かにリベリオンの襲撃があった。でも、何の為にそんな事をしたのかしら?」


マーガレットの見解を理解する事が出来ず、エルギオはさらに困惑する。

顰めた顔はマーガレットに簡易的な回答を急かしたようだが、彼女はそのまま意味不明な見解を述べる。


「仮に、ジークやヴェネッタ王妃の事が憎かったとして、暗殺を試みていたにせよ、ココちゃんはその対象から除外されるわ。かと言って無差別殺人かと言うとその線も無い。まして、複数人の犯人による、全く接点の無い人々の虐殺だなんて言ったら不自然極まりない」


マーガレットはそう言って、静かに目を閉じた。

腕を組んで壁に寄りかかるその仕草はまるで探偵にでもなりきっているようなそれである。


「第一、島の端っこから街中までの範囲でそんな殺戮が起こったのなら、犯人の一人が捕まっててもおかしくないわ」


「だぁぁぁぁ、もう解んねぇ!もっと簡単に教えてくれ!」


堪忍袋の尾が切れたエルギオが不満を爆発させた。

理解不能な御託を並べられ、顔ではなく口で彼女の意図の説明を簡易的に要求し出す羽目となる。


それを見たマーガレットは呆れながら、そう焦らないでと一言添えた。


そしてやっと彼の願いを叶える話をし始める。


「要は、セナや貴方が見たリベリオンはこの世界の何処にもいないかも知れないってことよ」


「んなわけあるか…実際に見たんだぞ。魔法を使って、あいつを殺したところを」


やっとの思いで回答を得られたものの、納得のいかない物だったようで、エルギオは少し動揺する。

手を肩に平行な位置に上げ、なんだそりゃとジェスチャーする。


しかし、マーガレットの真意は揺るがなかった。


「今や領域が狭まって、国すら崩落してしまったこの時代に、逃げも隠れもする場所なんて無い。粗探しすれば、リベリオンどころか、鉄塊の一つや二つ軽く見つけ出せるわ。それが三年も見つからないって事は、もしかしたら、それらは今存在しない何かじゃないのかって思ったの」


「やけに執拗だな。そこまでしてその存在にこだわる理由って何なんだよ」


「それは______」


______きゃあああああぁぁぁぁぁ!!!


「な、なんだぁ!?」


陽光が射す密室に絶叫が響く。

二人は反射的に窓際に寄る。


「…バランかしら?」


「またアイツか」


人の名前らしき言葉を聞いた瞬間、エルギオは駆け出した。

後を追うように、マーガレットも走り出す。


ガラガラと音を立てた引き戸は、強く開けられた所為で、壁にぶつかってから多少元に戻る程の勢いだった。

それだけ急ぐべき事態が起こっているという事である。



__________



ものの数分前の話であった。


緑豊かな校庭に対して、殺伐とした広大な荒野。

シャングリラ国兵士育成機関、ルーシェスカ王立学園を取り囲むようにして広がった大地は、学園の兵士達が体術、剣術と言った訓練に用いるためにと設けられた、いわば更地である。

とは言え、その一角には体力作りにと設けられたジムや、簡易的なアスレチックなども用意されている。


事態はそこで起こった。


ミト・レイフィールは勉学こそ完璧なものの、実地の成績は不振な部分があり、毎日教室にこもりっきりであった。


しかし、今日は違った。


「セナちゃん、私も…強くなりたいの。だから___」


「分かってるよ。体力作りからしよ」


「うん!」


快く相談に乗ってくれたセナに対して、快い返事を返す。

ぴょんぴょん跳ねている軽やかな兎のような姿に、セナも気合いを入れるようにガッツポーズ。


二人の信頼はそれだけ硬く、厚いものである証拠だ。


「っと、ごめん忘れ物。ちょっと待ってて」


セナはそのまま校舎の方へ駆け出した。

ミトがいってらっしゃいと手を振り、それを下ろした時だ。


「…何が強くなりたいだ」


「えっ…」


男はバラン・ゼファーと言う。

弱者を拒み、薙ぎ払い飛ばすと言われる物騒な評判を持つ、いわば学園の番長。


ゆえに彼にはほとんどの者が近寄らず、いつしか、孤高のバランなどと呼ばれるようになった戦士である。


「な、なんですか…」


「俺は弱者に多くを語るつもりはない。邪魔だから教室にでも引き篭もってろよ、ニート指揮官」


瞳は黒く濁っていて、底を見通す事は不可能だった。

憎悪や嫉妬、傲慢など、あらゆる感情を持て余すような暴君とでも言うのだろうか、彼はそれ故の顔で、ミトを萎縮させる。


最早ミトに発する言葉など皆無である程に、異様な存在感を醸す。


「それとも、俺が鍛えてやろうか?まぁ…」


_______その前にお前、死ぬけどな。


「ぃ…嫌…セナ…」


「あぁ…?」


目の前の怯えた仔犬に大人気なくバランは咆哮した。


「そいつの名前を…ほざくんじゃねぇぇぇぇぇぇっ!」



____________



忘れ物と言ってセナがとって来た物は訓練に用いるための木刀であった。

セナにとってその木刀は特別な物であり、彼女が剣の道を行くきっかけを作った御守りであった。

柄の部分にはジーク・ハルヴァークと彫られている。

年季の入ったそれはジークが剣術に身を染め始めた頃から使われていると言う。


「ねぇ聞いた?なんか外でイジメあるらしいよ」


「うっそマジ?誰と誰が?」


「バランとミトって言ってた!」


セナは普段のクールさとは裏腹な笑みを浮かべ、ウキウキしながら校庭の外へ向かうところだったが、道行く学生らが騒がしい事に気付き、駆け出した。


______本当に自然と駆け出していた。

色鮮やかな花畑に突如嵐の前兆が訪れたような、急な緊張感。

それが彼女を急かした。


心臓の鼓動はやがてはっきりと聞こえる様にもなった。



______



校庭に出た頃にはもう遅かったと言っても過言ではなかった。

ボロボロになったミトが遠くでフラフラになっているのがよく分かる。

今にも倒れそうに、揺蕩っている。


その前に立つ巨大な剣を肩に乗せた男の正体は、セナのよく知っている人物であった。


「おやおや…やっとヒーロー登場って感じィ?」


「ミトッ!!」


殺風景な荒野にいた誰よりも早くセナは、木刀すら投げ出しミトの元へ駆け寄った。

他の者は、その追随を許さないバランに恐怖し、近寄る事すら出来なかった。


側に友人がいるという安心感に、ミトは身を預けるようにセナの方へ倒れた。


セナはその華奢な身体を背中から支え、バランをギロリと睨む。


バランは虚空を見る目でセナを見下した。


「んだよその目は。知ってんだろ、俺は弱い奴が嫌いだって」


「あんたの事だから、どうせ私に負けた腹いせかなんかでしょ?」


その言葉を聞いた途端、バランは先程同様の豹変振りを露わにする。


「…そういうところが気に食わねんだよ!」


「だったら、また解らせてあげようか?」


堪忍袋の尾が切れたバランは有無を言わさず、肩に担いだ大剣を振り下ろした。

しかし、読み切っているのか、剣が振り下ろされる初動で既にミトを抱えて攻撃範囲外に退避している。


「セナちゃん…うぅ…」


慄く彼女にセナは優しく声をかける事しか出来なかった。


「大丈夫…私が守______ッ!」


後ろを振り向いた途端に気づいた。

背後からバランの攻撃が迫ってきていた事に、セナは不意を突かれ、判断を迷った。


「解らされんのは…お前だァァ!」


セナはすぐに反撃の体勢をとる。

バランの懐に潜り込み、鳩尾を目がけ、拳を伸ばそうと思った。


しかし、その動きはすぐに鈍る。


______このままでは、場合によってはお前の特例出撃権を剥奪しかねない状況になるぞ。


聞き覚えのある彼の声に、セナは動揺した。

その一瞬の隙が、バランに攻撃の最大のチャンスを与えた。


「手ェ、抜いてんじゃねえよっ!」


次の瞬間、セナの体は本能的にミトを庇いながら、吹っ飛ばされていた。


「がはっ______!」


ゴロゴロとミトを抱いた身体が転がる。

無惨にも大地に体を強く打ち付けられ、所々が出血したり、痣になったりする。


やっと止まったと思った頃にはセナの意識が薄れる。

ジャミングされた液晶画面のように、目の前が霞み、やがて暗澹を極めた。


その後直ぐに少女が絶叫するのは言うまでもないが、セナにその声は虚しくも届かなかった。



___________



暗い。

闇が支配する世界。

目を瞑っている時の様な、異様な暗さ。

その世界の真ん中にでもいる様な気分にセナは浸った。


何があったか思い出そうとするも、何も考える事は出来ない。

ただ、闇の中を揺蕩うだけの存在であった。


「…ここは」


軈て光がさすと言う展開は良くある話で、セナにとってもそれは例外ではなかった。


「ひか…り…?」


下の方から射したそれを見る。

マッサージチェアに身をまかせるような体勢から、手で必死に空間を仰ぎ、うつ伏せになる。


側から見れば水死体だ。


「……アレは_____ッ!」


光の正体は人の様だった。

白く、逆立った髪の毛は見覚えのある形をしていた。


流石に髪の色は白では無かったが、それでも形はその記憶とほぼ一致する。


顔はぼんやりしていてまるで原型を留めていない。


だが、声は聞こえた。


「誤りを正す為に、世界を裏切るか」


セナはハッとする。

声に聞き覚えがある訳ではない。


ただ、似た様な質問をいつかどこかで、誰かにされた事がある。


それは奇しくも思い出す事は出来ない。


「……ナ……セナ」


突如彼女を呼ぶ声を聞いた途端、光は眩さを増した。


「待って!」


それと同時に、人影は光に溶けて消えて行く。

セナは手を伸ばしたが、相も変わらず、空しか掴む事が出来なかった。


______


「待ってッ!」


見覚えのある景色。

学園内の保健室にでも似た風景であった。


セナは大声を張り上げながら手を伸ばし、ガバッと上半身を起こした。


「気がついたか」


声の主はエルギオだった。


しんみりした顔に少々驚いたセナはつい聞いてしまった。


「どうしたの?」


「どうしたのって、お前バランの一撃もらって伸びてたんだぞ」


自分の身に何があったのか覚えていないのか、とエルギオは驚いた。

セナの混濁する記憶は起きてから数秒後、だんだん記憶がはっきりしてくる。

そして、やっと自分の四王としていた事を思い出した。


「ッ______ミトは!?」


「疲れたって部屋で療養中だ。お前が庇ったおかげでお前より傷は酷くなかったらしい…ったくバランの野郎…」


セナはミトが一先ず無事である事に安堵した。

しかし、直ぐに自分の心配をしなくてはならないことに気付く。


重いと感じた右手に目をやった。

手は包帯で巻かれ、まともに動かせる状態ではなかった。

左腕は包帯で巻かれているものの、問題なく機能する様で、あくまで止血などのため巻かれた様だ。


その証拠に、起きた時に伸ばしていた手は左手であった。


「なんで…」


「折れちゃいねぇよ。ただ、酷く腫れてた。取り敢えず、剣を持てる状態じゃない」


「そんなッ!」


セナが動揺した。

彼女にとって剣が持てないというのは死活問題に等しい事であるからだ。


何より、出撃を前にした彼女は事前の調整を必要とする時期であるからにして、響めきが止まらない。


「どうしよう…ッ!このままじゃ…」


「落ち着け、折れた訳じゃない。しっかりケアすれば、一週間立たない間に治るはずだ」


エルギオには言葉によるフォローしか出来なかった。

少しでも、他に出来る事がないかと探しては、狼狽するセナをいなすべく、左手を掴む事以外には思いつかなかった。


「こんなとこで寝てる場合じゃ_____痛っ!!」


「だから、無理すんなって!」


「嫌だっ!私は、行かなくちゃいけないんだ!だから、なんとしてでも…」


困り果てたエルギオに助っ人が登場する。

脱力した右手と傷だらけの左腕をひっ掴み、セナを黙らせた。


「いったッ!」


「だったら剣を握るなんて尚更止めなさい」


圧のある声はマーガレットのものだった。

険しい顔をしているマーガレットに、セナは多少萎縮する。


マーガレットはそのまま続けた。


「こんな無茶して、大怪我もして…出撃の事が心配なのは分かるけど、一旦落ち着きなさい」


「でもっ!_____」


「でももクソもないの!攻撃を生身で受けるなんて、本来は専門職の役目なんだからね?補習でやったわよね?」


それを聞いたセナは気まずそうに枕をクッションにして深く座り込んだ。

しゅんとしたその姿は、青菜に塩と言っていいくらいに元気をなくしてしまった。


エルギオはどうしようもない事を理由に静かに部屋を出て行った。


「…ごめんなさい」


非常に聞き取りづらい大きさの声で、セナは謝罪の意を込めた一言を放った。


マーガレットは教え子の反省を聞き逃さなかった。

解ってくれたかと怒れる剣幕が和らいでゆく。


そして、セナの側に座り込む。


「出撃前に問題を起こしたくなかったから、ミトちゃんを庇ったんでしょ?」


「えっ…わ、分かるの?」


心中核心を突かれたと驚き、俯いた顔がマーガレットに注目した。


「そりゃぁ、先生だからね」


マーガレットは胸を張った。

乳が揺れる。

保健室の扉の外で覗いていたエルギオが咄嗟に目を背ける。


「よく我慢したね。でも、出撃出来なかったらそれはそれで元も子もないんだよ?」


_____だから、無理はしない、いい?


セナの頭がマーガレットに撫でられる。


自分の理解者でいてくれた彼女に、セナはどうしようもない感動と涙が込み上げてくる。


「マーガレットッ!」


気付けばセナは動かす事が精一杯の手でマーガレットに抱き付いていた。

外に声が漏れないようにと、すんすんと小さく泣いた。


「だから、ここでは先生だっていつも言ってるでしょ?全く…」


_____


「…今度またネタにしてやろっと」


外でその光景を見ていたエルギオは恥ずかしさで赤面してしまったのを隠すようにその場から立ち去るしかなかった。



__________



とある個室の話。


「何故あんな事をした」


「別にぃ、ただあいつがムカつくだけですよ」


バランの気の無い返事が部屋一杯に谺した。

その視線は窓の外にしか移されていない。


「…外が気になるか?」


「まぁね、なんせもうじき下に出るんだから」


「お前も、大事な人を失った一人だったな」


バランはそれ以上会話を続けなかった。

ただ虚空を見つめる目だけが、もう何も語らないと意思表示している。


しかし、彼にだって気になる事を質問することはある。


「隊長さんさぁ、解ってるんでしょ?」


「何がだ」


「今回の出撃、その先で何が起こるのか_____」


______分からねぇとか言わせねえぞ、クソ野郎。


静寂が訪れる。

セナを負傷させた時と変わらない程の剣幕でバランは異様な存在感を溢れさせる。


「…ほぅ、お前は気づいているのか」


「マジにしないでくださいよ、ただの勘ですから」


「にしては大分威勢の良い啖呵だったな」


「俺にとっても、今回の出撃は大事な物ですからね。だから始めに言っておきますけど、俺はあんたの好きな様にはならねえからな」


こうバランが言う様に、彼もまた、特例出撃権の候補者で、ユグドラシルに出兵する一人でもあった。

そんな彼もまた、友人が雲の底へ消えて行ってしまったと言う被害者の一人であった。


その事件以来、彼は心が荒み、強さのみを求める者となった。


「…好きにしろ」


再び静寂が二人を襲った。


しかし、バランが外を気にしていた理由がその静寂を大いに引き裂いた。


「あの日も…こんな雨だったな…リオ」


空は曇り、いつの間にか大振りの嵐を巻き起こす。

窓にを打ち付ける大粒の雨粒はパチパチと音を立てる。


その音を嫌うように、バランは座っていた椅子から雑に立ち上がり、大きな音を立てながらその場を去ろうとする。


「…もう良いか?俺もやる事はあるんでな」


「…ああ」


そう聞いて、バランは溜息を吐きながらのらりくらりと立ち上がった。

そのままゆっくりと男の横を通り過ぎ、個室の扉を蹴飛ばした。


「ああ、そうそれともう一つ」


部屋を出て行く前に首だけを後ろに向け、威圧的な口調でこう吐き捨てた。


「仮にユグドラシルで起こることがドンピシャだったとしても、軍のみんなをそのまま活動させるのか?」


間が空いた。

質問に対して、まともに答える気はないとでも言うのか、男はダンマリを決めた。

その事が癇に障ったのか、バランは声を荒げる。


「ハッキリ答えろよ!ドラコ・ハルヴァーク!」


「それを決めるのは当日の俺の指揮だ。回答は控える」


「ケッ、そうかよ」


回答を聞いたバランは胸糞悪さを八つ当たりするべく扉を強く閉めた。

手の付けられない奴だと言う意図で、男は溜息を零した。


「ドラコ・ハルヴァーク…か」


______誰なんだろうな、それ。


静けさを取り戻したかと思いきや、部屋の中は強舞える雨で更に騒々しかった。


______________

Sieg004です。

最近よく書く様になりました。

一年か半年ぶりに盛ってます。


男女間は盛っていませんってそんな情報クソ程いらないっすね。


いやほんとすいません。


新しい作品書いてみたものの、厨二病やら中二病やら、なんかよくわからないものに磨きがかからなくなってきて、だんだん落ちぶれている気がします。

これは死活問題に違いない(確信)。


幽☆○☆○書でも見返すか。


それともコー○ギ○スか。


どっちでもいいや、とりあえずこれからも誤字まみれ、そしてクソシナリオかもしれない作品で、60%くらいで頑張って行きたいと思います。


次は80パーセンt(ry

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