序章⑥:この時点ですでにオークはオーバーキル状態だと思う
ここまで読んできた人々はさぞかし
用心深くなったことでしょう。
前回のあらすじ。
前回だけでア○ルという言葉を6回使いました。
「よかったな、最初の相手が俺で。おまえ下手したら性病にかかっていたぞ。感謝の一つくらい言え。俺に何か言うことは?」
「ブヒ………よくわかったぞ。お前がフェミニストだということがな!」
「は」
「おかしいと思っていたぞ、お前の話はほとんど受身目線、すなわち女目線。それに男はなんだこうだ語って、まさに典型的なフェミニスト!『俺たち』で誤魔化しても無駄だぞ!」
いよいよ馬鹿らしい。
「きっと俺の性欲を削るためにわざと生々しい話をしているんだな。ブヒ、全部ウソの可能性もある………今後俺がレイプしないように。いやそうだ!おまえはーー」
「『おまえは他のエルフを擁護したいだけだろ』って言いたいんだろ?この見た目で言うのもなんだけど、俺はなかみ男だ。ちょっと色々あって性転換しちゃったし、そもそも俺はこの世界の住民じゃない」
「あほくさいぞ!『せーかんせん』とか『ひにんぐ』とか何語かわからないけど、そんな変な設定信じないぞ!」
「よしわかった。なら男にしかわからないことを言ったら信じてもらえるか?」
「ブヒ、言ってみろ」
「男は客観的な立場からだとブリッ子のブリッ子っぷりはドン引きものだけど、いざブリッ子にアタックされたら割とおちる。ましてやボディタッチされたらたまらん。つか脱いでくれればぶっちゃけどうでもいいや」
「ブヒ……微妙。俺は絶対にビッチなんかに引っかからないし」
「そう思うならオ○禁しろ」
「それに……貴様が前もって知識を準備してきた可能性あるぞ」
「ならどうしろっちゅうねん」
「ブヒ……俺が問題出す。男にしかできない問題だ」
「来い」
「ブヒヒ、知識なら女でも叩き込める………では問題。サッカーボールが金的にあたったときの表情をしろ」
「( ゜д゜ )クワッ!!!」
改めて『序章①』から読み返したら
言動がたしかにフェミニストっぽい。
意識してなかったけど。
ちなみにこのまえサッカーボールが股間に当たりました。
どんな表情したかはご想像のとおりです。