第二章⑥:祈祷師
特に意味もなく下ネタを入れました。
前回までのあらすじ
かわいい娘、病に伏していた。
「君は神を疑うのかね、巫女アグナ」
「そういうわけではございませんが……」
泥マ○コとふんどしを撤回するようやんわりと進言しようとしたけど、やはり言いづらい。
祈祷師は己の提案をすべて神から賜ったものとしている。
だから祈祷師の言うことに物申すのはお門違い。無責任に伝言しているだけだから。
大女性派の人々はいつも祈祷師本人を批判しているが、祈祷師の言葉は批判できない。
神の言葉まではさすがに手を出せない。
神の言葉と言えば好き放題できるのか。
俺が祈祷師ならこの集落の老若男女全員を孕ます。
「解釈違いという可能性はごく僅かにでもありませんか」
「わしが間違えたとでも言うのかね」
こいつ面倒くせえ。八方塞がりじゃん!
変に機嫌損ねたら何が起こるかわからないし。
「ぬしは先日から記憶を失くしたようじゃが、そんなぬしじゃろうと看過できんこともある」
目がマジだ。
これ以上突っ込んでみぃ、ぬしを闇に葬るぞ、という目だ。
ごめんカルナ、まだもうしばらく泥マン生活続きそうだよ。
「何をボサっとしておる、はよ動かんかね」
無駄すぎる回が続いてすみません。