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第二章①:”呪われた”娘
一ヶ月以上投稿しなかったことを
お詫び申し上げます。
「アグナちゃん……私も隔離されちゃうのかな?」
少女は涙を浮かべる。
彼女は”呪われている”。
部族の者は彼女を憐れむのと同時に、忌むべき存在として扱っている。冷たい世間だ。
「大丈夫よ、きっと解けるから」
やっと板についてきた女口調で、俺は彼女を諭した。
彼女を支えられるのはいまや俺しかいない。
世間は彼女の有様を不可避な運命と見て、関係を断った。
俺は彼女を避けない。
「んんっ……痛ぃ…広げ…ないで………」
目が合うとつい抱きしめたくなるこの小動物の、まだどこか幼さ残る大陰唇を広げる。
綺麗だなあ……。
発症さえしていなければなあ……。
普段はピュアで陽気な女の子がこんなにも弱々しい様をみせると何かがはち切れてしまそうだ。
この娘、相手は所詮女性の皮をかぶった野獣ということも知らずにすがるような目線を向けてやがる。
病のことを”呪い”とよぶこの集落では、科学的な医療は発達していない。
祈祷と薬草が効く者以外はもう死んだものと認識される。
えっろく書く技術が欲しい。