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其の8

 「あー、そっかそっか」


家に帰って冷蔵庫を開けると彼は独り言を呟く。


どうやら、晩御飯用になにかしのオカズを買っていたと思っていたようだった。


 「んー、どうしようかこれは重大な問題だな」


 冷蔵庫には納豆と絹ごし豆腐が入っていたのだが、これは朝の為においてあるのでいまここで食べてしまうのは自分の決めたルールに反するのだ、こればっかりは世界が終わっても覆すわけにはいかぬと心に決めていたのだった。

 

 頭の中でおおかた結果のきまっている1人会議を5分くらい続けると"よしっ!"と膝を叩いてドアを開けるのだが、積んである雑誌をくずしてしまうまでが一連の動作なのはいうまでもあるまい。


さて、なにを食べようか考えながら降りていると、昼に車を洗っていた中年男性が妻と子ども2人を車にのせているところであった。


 妻の方はセミロング目がくりっとした可愛らしい女性で、どう考えても男性には不釣り合いに思えた (もちろん彼の主観100%である)、子どものほうはといえば女性の血を見事ひきついだ目のくりっとした可愛らしい少女2人である (これもまた彼の主観100%である)


少女2人は、声を合わせて"焼肉♪焼肉♪"と楽しそうに歌っていたので、彼も焼肉にするかと考えながらコンビにじてんしゃを走らすのであった。

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