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其の4
さっきのコンビニをチャリで曲がり、しばらくするとスーパー銭湯があるので、その施設をもう、ちょっと行ったさきにそのレンタル屋はあった。
"レンタル森"それが店の名前である、個人経営にもかかわらず店長のたゆまぬ努力によってチェーン店に劣らぬ賑わいぶりである。
「まぁここで時間潰しておこう」
そういいながら棚をみながら歩いていると、やけに視線を感じるので横を見ると1人の女性店員がこちらをみている、年は同じ二十くらいだろうか、するとこちらに近づいてきて、「久し振りー、高校いらいだねー」と語りかけてくる。
「?」
頭にハテナマークを浮かべていると「やだわすれちゃったのー?」と、口を手で覆うしぐさをする。
「あ、店長がこっちみてる、じゃあまたね」
言うだけ言って彼女は仕事に戻っていくのであった。
「うーん誰だろうか?」
そうしながら彼は思いだすこともなくレンタルするビデオをさがすのであった。




