其の1
なんか、突発的に書いてしまいました、普通の彼が普通の日常をおくるそんなお話にしたいです。
東京のある一角にある今にも壊れそうな文化住宅の2階、5部屋並んでいる真ん中に"彼"は住んでいた。
「はぁ」
溜め息を1つはくと、寝転がったままに身をよじりそのまま腰を、潜っているテーブルにうちつける。
いてっ!短く叫ぶと腰を擦りながらテレビのリモコンをとりスイッチをつける。
テレビにはよくあるグルメ番組が映しだされていて、大食いタレントの男が大盛りの料理を美味しそうに食べていた。
「なんでもかんでも盛ればいいってもんじゃねーだろ」
そして上半身をよっこらせといいながらおこし、テーブルにのせてあった炭酸飲料水を飲む。
「うっわ抜けてんじゃん」
そういいながらもったいないので全て飲み終えるとテーブルにおき直し、テレビの時報で昼の12時である事にきづく。
「昼か、コンビニでなんか買ってくるか」
そういいながら、同じくテーブルに置いてあった、黒い財布をジーパンのポケットにねじ込みたちあがる。
そして、ふと自分の格好にきづく、ヨレヨレの青のボーダーシャツにジーパンでいかにも寝起きですといった顔である。
さすがにこれはないなと思い、居間のすぐ隣にある台所で顔を洗い、掛けてある赤いパーカーを、積んである雑誌を蹴飛ばしながら手に取り羽織るのであった。