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 二九 女神降臨

 「痛っーーーー!」

 「治療中に話しちゃだめ!神経えぐったじゃないか。」

 見よ、イヤデス・トヨス・コイツはカミをえぐられて失神していた。

 

 「てーぇーへんだー、豊洲沖の黒船から火柱が上がってらぁ!」


 おや、進撃中のデラックスが独り言しています。


 あの夏の日、、、

 と、う、さ、ん、が、、、

 オレンジラメのTシャツ、、、

 レイパンのグラサンとサンダルを買ってくれた。

 厨二ちゅうにの私はそれらを身に着けて腕組みしながら繁華街を歩いていた、、、

 こんな風に。

 のっし、のっし、のっしっし、、、


 「おう、てめぇ突っ張ってんじゃねぇよ、バーカ。」


 不良高校生達にデパートのトイレに連れ込まれて、マジやばっ、、、この世に正義なんかねぇ、、、

 その時だった、、、


 女神が降臨した。


 「ちょっと、待って、プレイバック!あんたたち!可哀想じゃない、止めときな!」


 あぁ、スケバンの百恵さま、、、スキです。


 こんな事になったのも、、、とうさん、

 みんなとうさんのせいだ!!


 前世では暮れバーでスマートフルなサラリーマンだった。

 でも円高とリーマンショックの影響で、、、

 無職になった、、、とうさん、

 みんなとうさんのせいだ!


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