二八 ヤッパダムダム弾
なんという事でしょう、デラックスは江戸城に向かって進撃を開始したのです。
オレは艦橋から双眼鏡で観戦中です。
「艦砲射撃だ...百恵ちゃん。」
「やだぁ、名前で呼ばないで。」
「あっ、ごめん副官。」
彼女は山梨県出身、両親とも百恵フアン、本人は役者だった。今はグラスポットで培養中のYES細胞。
「了解。」というのが本作品での決まり文句、なんですけど、、、反抗期?。
「代表、江戸を火の海にする気ですか?」
「特殊砲弾を使う。」
「あのヤッパダムダム弾は、政権交代で信管の開発が止まっています。」
「着弾後に超音波ビームで誘爆する、炸薬を使った初の治療例になる。照準器出せ。」
「ちょっと、待って、プレイバック!、彼は正常なキラー細胞です。」
見よ、まさにその時、イヤデス・トヨス・コイツはむし歯の治療をしていたのである。
「先生、痛くしないでね、、、アーン。」
「まったくこんなに成るまで放っておくとはね、痛かったら イタイって言ってね。」
どうやってイタイって言うの、、、
「、、、、」
「しかしまぁ、この歯が痛くなったはいつ頃ですか?」
「、、、、」
勝手に会話するなよ、、、
「それでね、昼飯のあとも歯を磨いてないでしょ、、」
だから勝手に会話するなって、、、。
キィーーーーン、ガガガー。
えっ、超音波ですか?




