第49話 酔っぱらい少女2
◇◇◇夢◇◇◇
夢
「きゃはははは、何れ紗綾は大股開きしてんの?」
紗綾
「暑いんらから、しょがらいれしょ♪」
真理
「あははは♪パンツ見えちゃっれる♪そんら、悪い娘にはクンカクンカら!」
紗綾
「やー、くすぐったい!このーおかえしらー♪」
真理
「ちょwそこらめ!らめらからー!」
何か、冷蔵庫に入ってたジュース飲んでたら、とっても気分が良くなったお♪
もう、超努級のハイテンションってぐらい気分が良くてサイコーの気分だお♪
んで、紗綾と真理はお互いのスカートの中に顔突っ込んでるとか、ウケるし・・・何やってるの?
夢
「ねぇ、ふたりとも何やっれるの?」
あれ?さっきから呂律が回らなくなってるし、何でだろう。
紗綾
「もー、ノリわるいよ、夢・・・」
真理
「そんら、夢ちゃんにはお仕置きするのらー♪」
夢
「ちょwそこ・・・おっぱいらから!揉んじゃらめ!」
◇◇◇スノウ◇◇◇
スノウ
「なんだこれ・・・」
注文されたものを届ける為に、夢様のお部屋の扉を開けたら、大変な事になっていました・・・
あられもない姿で、じゃれ合う少女3人・・・幸な事に、僕はTCAIなのでIFDを通して娘の光景を見ても特別な感情を抱くことはありません。
・・・ですが、酷すぎる状況・・・というより、普通では絶対に発生しない事なのですが・・・
よく見ると、部屋の床には空き缶が散乱しており、ラベルを確認したところ・・・チューハイやら梅酒やらの文字が確認できました。
どうやら、お酒をジュースと間違えて大量に飲んでしまったのでしょう・・・成長過程にある夢様達には成長に悪影響を及ぼしかねません・・・
とりあえず、冷蔵庫の中身を補充するふりをして、中身を普通のジュースに戻しておきましょう。
それにしても、妙ですね・・・夢様の部屋の冷蔵庫のジュースが全てジュースっぽく見えるお酒にすり替えられているとは・・・
恐らく、邪心様達がイタズラをしたのでしょう。
全く・・・困ったものです。
後は、他に見せられない状況にある夢様以下3人の処置をどのようにするかですね・・・
応急処置ではありますが、夢様のお部屋の窓をブラインドモードにしておきましょう。
目的地のサラマド神殿駅まで、後6時間程度・・・
それまでに元に戻ってくれれば良いのですが・・・
後は、お三方の記憶が残っていないことを祈るばかりですが、残っていた場合もそれはそれで面白いかもしれませんね。
おっと、そろそろ次の停車駅ですね、準備をしなければ・・・