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第13話 酔っ払い少女

オッス!オラ守崎 夢!何かお酒飲んでたら、お店の中がグルグル回りだしたぞ♪


「ギャハハハハ面白い♪面白い♪」


マスター

「だから飲み過ぎるなと・・・」


リアン

「あのペースで10杯行きゃ・・・なぁ」


何か、マスターさんとリアンお姉さんが呆れてるよ?変だなぁ、お酒飲んでただけなのに・・・

あ・・・でも何か楽しい気がする・・・


「お・か・わ・り♪」


勢い良く、コップを掲げてみた・・・


ゴンッ(拳骨)


リアン

「いい加減にしろ!」


拳骨が降ってきた・・・

地味に痛い・・・でも負けない!


「お酒をくれないと、悪戯するぞ♪」


ゴンッ(拳骨2発目)


あれ?さっきより痛い・・・

何でかな?あ、そうかお酒が足りないからだ!

ならば、お酒の為に取るべき手段はただひとつ!!

お姉さんにダーイブ・・・


ブンっ(アッパー)


「ぐべらっしゃ!」


あれ?顎が死ぬほど痛いよ?なんか口の中しょっぱいし、景色がぐるんって回って・・・


ドシャッ(1回転して墜落)


リアン

「そのままおとなしく寝てろ酔っ払い!!」


マスター

「命知らずにも程がある・・・」


リアン

「何か言ったか?」


マスター

「イヤ、何にも・・・それより嬢ちゃんをソファーに寝かすから手伝ってくれ。」


リアン

「しょうがねぇなぁ・・・」


何か、マスターとリアンお姉さんがお話してるよ・・・私も仲間に入りたい!


でも、何か眠いし具合悪くなってきた・・・

顔から血の気が引いてきたかも・・・


マスター

「おい、顔が真っ青だ!」


リアン

「くっそこのクソガキ、手間かけさせやがって・・・ちょっと便所借りるぞ!吐かせないとヤバイ!」


マスター

「やれやれ、水は何処だったかな・・・」


あれ、何でリアンお姉さんは、私をトイレに連れてくの・・・


マスター

「ほら、水だ飲め」


何か水の入ったコップをくれた・・・

飲めってこと?


コクコクコク・・・


うー、何か吐きそう・・・


リアン

「おら、吐け・・・」


お姉さん!喉に指入れちゃらめ!

出ちゃうから!!中の出ちゃうから!!


らめぇぇぇ!!


「お″え″え″え″え″え″・・・」


ビチャビチャビチャ・・・(嘔吐)



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