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第28話 遺跡探索

◇◇◇夢◇◇◇


エレナさんの案内で森の中を進んで行くと、石造りの古代遺跡にたどり着きました。

地上に出ているのは入り口と思われる建物だけで、そこから地下に向かって階段が伸びています。


エレナ

「気をつけて、この先は魔物の巣になってるから・・・」


夢華

「そんな状態でよく神殺しの武具が無事で居られるな・・・」


エレナ

「最深部は扉の開け方を知らないと入れないから・・・」


ああ、お約束のアレですね・・・

封印の扉というか何というか・・・

ん?ちょっと待ってよ・・・さっき集落の人が簡単に勇輝達に遺跡の場所を教えたのに違和感感じてたんだよね・・・

もしかして・・・


「ねぇ・・・その扉の開け方って2人組は・・・」


エレナ

「教えてる訳ないでしょ!」


集落の皆さんGJ!!

後、勇輝のヴァァァァァカ!!あひゃひゃひゃもうねバカ過ぎでしょ勇者様御一行(笑)

美樹が気付いて引き返してる場合は途中で鉢合わせしてるし・・・いや集落全滅させてる時点で戻って来る可能性はゼロだね。


・・・て事は今頃、封印された扉の前で立ち往生してるんだね♪

ねぇ勇輝♪今どんな気持ち?ねぇどんな気持ち?


「ふふふ・・・これは余裕だね♪」


夢華

「どういう事だ?」


夢華が?マークなので詳しく説明してあげたら納得してくれた。

様は私達はここからどれだけゆっくり最深部に向かっても全く問題が無いという状況なのです。

いや、むしろあえて遅れた方が勇輝と美樹が喧嘩を始めて連携が乱れてくれるかもしれないね。


・・・と言う訳で、レッツ冒険タイム!!





・・・と思っていた数時間前の私を思いっきり笑ってやりたいです。

遺跡内の魔物を倒しながら進む王道ファンタジーを期待していた訳ですが・・・全部先に行った勇輝達がぶっ倒しちゃってるよ!


まぁ、先に行ってた訳だし、コースもほぼ同じだから普通に考えればそうなるよね!畜生!さっきの私の期待感を返しやがれ!!


と・・・がっかりしながら進んでいると・・・


カサカサカサ・・・・


夢華

「ん?なんの・・・」


音のした天井を見て夢華が固まりました・・・

一体なにを・・・そして私も固まると・・・


だって!人より大きい特大の蜘蛛が天井這ってたんだよ!!女の子なら普通の反応だよ!!


夢華

「く・・・蜘蛛ぉぉぉぉ!!!」


そして、パニックになった夢華が小銃を乱射するという大惨事により特大の蜘蛛はバラバラになりました・・・

何か涙目になっていっぱいいっぱいになっててちょっと可愛いかも・・・

う・・・いかんいかん、さっきのアレのせいで変な思考に・・・

でも、可愛いものを可愛いって思うのは悪い事じゃないかなって思うんだよね。

うん・・・そういう事にしとこう。


さて、面白いのも見れたし、さっさと奥に進んで終わらせちゃいましょうかね♪

凛々しい感じの夢華さんが蜘蛛を前に涙目になりパニックになっている姿ってかなり可愛いと思います。

可愛いと共感してくださった方は感想に一言お願いいたします。

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