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第26話 百合展開は聞いてない!

◇◇◇夢◇◇◇


え?これどういう状況?なんで?なんで??


目が覚めたら、毛皮のお布団的なところで寝かされてた。までは良いんだけど・・・



何で私全裸にされてるの?!


しかも、同じく全裸の夢華が私にくっ付いてるし!

どういう事なの?どういう事なの??


夢華

「起きたかか・・・起きないのかも知れないと不安になったぞ・・・」


「ちょ・・・何で落ち着いてるの!状況が私の理解の遥か斜め上行っちゃってるよ!」


何か滅茶苦茶テンパる私を見て、笑いながら夢華は更にこう言いやがりました。


夢華

「まぁ・・・色々事情があって・・・何から説明しようか・・・それより、普段より喋ってるなお前・・・」


・・・こ・・・この・・・ブッ飛ばして良い?

って、何時までくっ付いてるの!!私にそんな趣味は無いでしょうが!!

私がくっ付いてる夢華の身体を引き剥がそうと暴れます!

そりゃね・・・夢華の性格はイジリ概があって可愛いって思うけど・・・これは別次元の問題です!断固拒絶させて頂く!!


夢華

「ちょっと待て、暴れるな!!」


「ええい!離れろ!!私に百合の趣味は無い!!」


夢華

「だから話を聞け!!」


夢華

「まずは離れろ!話はそれからだ!!」


その後、私と夢華の不毛な争いが数分間続き、それに気付いたエレナが入ってきて私に事情を説明してくれました。


彼女の話では、私が倒れたのは魔力の使い過ぎによる魔力欠乏だそうな・・・

しかも、放置すれば死に至る様な危険な状態で、自分の魔力に適合する誰かから魔力を分けてもらう以外に助かる方法はなかったそうです。


んで、夢華の魔力が適合するというか完全一致してたので急遽魔力を輸血みたいに移したんだってさ・・・


その方法を聞いて私は絶句・・・というか恥ずかしさで思いっきりこう叫んだよ・・・


「私の唇を返せぇぇぇ!!」


叫んだ理由?だってさ、一刻も早く生命維持が可能な魔力を分け与える為にとられた手段がさ、口移しだよ?なにそれ?泣くぞ私・・・


んで、急激に自分以外の魔力を分け与えるのは危険らしいので、生命維持に必要な最低限の魔力を口移しした後は、肌を通してゆっくりと・・・なんじゃこの百合展開はぁぁぁぁ!!


夢華

「その・・・そんなに言うな・・・私も恥ずかしいんだ・・・」


そんで、夢華が何か顔を真っ赤にしてます・・・が・・・赤面するのはこっちだよ!!

もう何かムカついたから耳甘噛みしてやる!!このこのこの・・・


夢華

「ちょ・・・そこやめ・・・」


にひひひひ、恥らう夢華はかわええのぉ♪

ここか?ここがええんか?


夢華

「ほんと・・・やめ・・・っ!!」


その後、私が満足するまで甘噛み攻撃は続くのであった♪

何か、夢華の目が潤んで息が荒いのは気にしないでおこう・・・きっと気のせいだ♪


最初は予定していなかったのですが・・・百合のタグが付きそうな気がしてきました・・・何故?何故キャラが言う事を利かない?

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