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第24話 残念な娘?

◇◇◇サウロ◇◇◇


ここは"Snow express"の食堂車・・・


サウロ

「ぷぅ・・・」


・・・夢に置いてかれた。

ほっぺを一杯に膨らませて怒りを表現してみた。


リアン

「そう怒るなよ・・・夢もお前のためを思ってだな・・・」


リアンお姉さんが僕を宥めてくれてるけど・・・

言ってる事は分かるよ・・・でも僕だって夢の使い魔なんだよ・・・

一緒に冒険したかったよ。


スノウ

「ハイ、これ食べて元気出して。」


スノウが僕の大好きな甘いフレンチトーストを持ってきてくれた。

こんな事で僕の機嫌は・・・

あ、これいつものより美味しい♪




◇◇◇夢◇◇◇


現在、エレナさんの案内で魔界の森の中にある彼女の集落に向かっております。

ちなみにエレナさんの今の格好は薄い黄緑色の服に革鎧という軽装スタイルで弓を装備しております。そして長い髪を束ね素敵なポニーテールという某ファンタジーのエルフ状態です。

まぁ、耳長族の外見がエルフそのものなんですけどね。

そのせいで、同じ背格好なのにエレナさんの方が大人に見えてしまうのです・・・く・・・悔しくなんか無いよ・・・


それにしても、森の中は倒木やら雑草やらで歩くのも大変です。

ああ、だからさっきのトラックは村までで引き返したんだね・・・納得。



エレナ

「あそこが私達の集落・・・」


しばらく歩いてようやく集落に到着したみたいですが・・・エレナさんの顔が強張ってます。


「どしたの?」


エレナ

「まだあいつ等が居るかもしれない・・・」


ああ、勇輝達ね・・・まぁその可能性も考え・・・って何してるの夢華!


夢華

「敵が居るのだろう?ならば匍匐ほふくで近付くのが当たり前だろ?」


い・・・いやその・・・ね・・・敵は銃撃して来ないからね・・・


夢華

「何をしている!ここは銃弾飛び交う戦場だぞ!」



何か、夢華が言って聞かないので仕方なく匍匐前進で集落に近付く私達・・・

これで集落の人達が無事だったらガチで不審者だよ?


・・・夢華・・・今更だけど、残念な娘・・・


夢華は元々優等生ポジションだった筈なのに・・・どんどん残念な娘になっていってる気がします。


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