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第20話 雇用契約はしっかりと♪

◇◇◇夢華◇◇◇


「ラズ~!リズ~!ごるぁ!!」


夢が叫びながら走って行ってしまった・・・何が起きた?


神奈

「心配しなくて良いわ、大丈夫だから。」


夢華

「大丈夫・・・なのか?」


いや、そうは見えなかったが・・・むしろこのまま双子達をぬっ殺しに行く様な・・・


神奈

「ちょっと、雇用条件の認識に雇用主との祖語そごが生じただけだから・・・」


雇用条件?ああ夢は双子に雇われているんだったな・・・


夢華

「それで、その条件とは?」


神奈

「双子達の旅行に同行して護衛するだけの簡単なお仕事です♪」


ああ、理解した・・・これ以上無いくらいに納得できる夢らしい理由だな・・・

これは私の憶測だが、夢はその条件を聞いて楽しい旅行を連想していたのだろう・・・まぁ、普通に言葉通りならそうなるが・・・

しかし、実際は今回現れた、確か"メタマーマン"と言ったか・・・

それが住む氷点下180℃の世界へも旅行する事がある事を知った・・・

そして"聞いてないぞ!"とキレたという訳なんだろうが・・・なんだかなぁ・・・


あいつはもう少し仕事と言うものを真面目に考えた方が良いと思う気がする。

まぁ、それがあいつの良い所でもあるんだろうが・・・


取り合えず私達も夢を追いかける事にした・・・何か問題を起こしてもいかんしな。




◇◇◇夢◇◇◇


えーと、今の状況を説明します・・・取り合えずノリと勢いに任せて双子を襲撃したら見事にバインドされますた・・・

ちなみにラズのバインド魔法らしく、本気で動けません・・・


ラズロット

「詳しい説明を要求するのです♪」


リズロット

「理由如何によっては、ハバネロ口に放り込むのだ♪」


双子達の笑顔が目茶苦茶怖いです・・・

でもさ・・・この前私雇った時"一緒に旅行するだけの簡単なお仕事"って言ってたのに嘘つき!!


ラズロット

「嘘は言ってないのです・・・」


リズロット

「何怒ってるのだ?」


うう、神奈から聞いたんだぞ!あのメタマーマン達が暮らす-180℃のバナナで釘が打てるどころ騒ぎじゃない場所にも行く事があるって!!

この前のロラマノフでも寒くて死にそうだったんだぞ!!


リズロット


「つまり・・・そんな寒い所まで行くなんて聞いてないぞコノヤロウってキレてたのかの?」




ラズロット

「もしかして、-12℃の世界で死ぬほど寒かったから、死んじゃうとか思ってたですか?」


だってさ!単純にこの前の15倍だよ!そんな所行きたくないし!


ラズロット

「ああ、その服着てればそれ以上寒くならないって事教えて無かったのです。」


リズロット

「ある程度の寒さを感じる様になってるだけなのだ♪」


え?そうなの?あれより更に寒くなったりしないの?


リズロット

「なる訳ないのだ♪」


ラズロット

「アレ以上寒くなったら死んじゃうのです♪」


・・・そうなんだ。良かった。

これで一安心・・・


ラズロット

「それで、さっきの件なのです♪」


リズロット

「どうするかの?」


できねぇぇぇぇ!!

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