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第6話 楽しい復讐計画♪


ラスティー

「うわぁ・・・無いわぁ・・・」


ここは停車中のSnow Expressの食堂車"レインボー"・・・

そして、ドン引きする魔王の娘・・・

まぁ・・・そうなるよね・・・分ってた・・・

そりゃね・・・ここまで追い詰められてる人に謝罪文書く条件を突き付けるって言うのもねぇ・・・私でもドン引きするわぁ・・・


ラスティー

「人としてどうかと思うわよ・・・誰がここまでやれって言ったの?」


ラズロット

「夢・・・」


おい!ラズ!

さっきやった事をもう一度考えてみようか?


ラスティー

「まぁ・・・夢ならしょうがないかぁ・・・」


ちょっと待て!何でそこで納得するの?

ちょっと貴方とは後で色々お話しなければいけない気がします。


「待って・・・色々おかしい・・・」


夢華

「提案者は邪神の方だな・・・嘘は関心しないな。」


良かった、夢華は味方だった。


ラスティー

「まぁ・・・良いわどっちでも・・・それより、陽菜さんだったかしら?」


陽菜

「はい・・・帰るためとは言え私は・・・」


ラスティー

「それは良いの!どうせ私が殺ってたんだから・・・それよりも貴方を唆した神官の情報が知りたいの」


うん、色々オカシイけどあえて気にしない事にしよう・・・

まぁ、陽菜さんは神官に唆されてただけだもんね・・・それを考慮して攻撃目標を神官に変更したみたいだね・・・そこは大賛成だね。

というか、何も知らない人を騙して良い様に使うなんて許せないからね・・・


後、ラスティーと陽菜の会話を聞いて思ったのが、陽菜と一緒に行動してた他の3人と国王も神官とグルっぽいって事ですね。

3人の動きはどうも陽菜の監視役っぽかったし、国王は国王で神官の召喚頼みっぽい感じだし・・・

もうね、今回の敵がようやく明らかになったって感じだよ。


リズロット

「それじゃあ、残り3人の元勇者の仲間と国王と神官への復讐作戦に予定を変更なのだ♪」


ラズロット

「それが良いのです♪」


んで、双子達がそれに食い付きましたと・・・もう好きにして・・・

そういえば、さっきから愚姉の姿が見当たらないのですが、どうしたんだろう?


「愚姉・・・どうしたの?」


ラズロット

「体調を崩して寝込んでるのです・・・」


リズロット

「"夢ちゃんが男と寝るなんて"ってずっとうなされてるのだ・・・」


えっと、どういう意味?

私は男の人と寝た覚えは無いんだけどね・・・

そう考えてると、双子達は私が抱き抱えてる可愛い生き物を指さしました。

ああ、そいえばサウロ君は男の子だったよね・・・可愛いから忘れてたよ。

でもさ、この子まだ子供だよ?なんでそこまで衝撃を受けるのかな?


夢華

「ああ、夢の姉も私の兄と同類の様だな・・・」


どういう事?あのカッコイイお兄さんと愚姉の共通点が見出せないんですが・・・

私が首を傾げると、夢華はひとつのエピソードを話してくれました。


それを聞いた私の感想は・・・"無いわぁ・・・"でした。

だってさ、小さい頃の夢華が同い年の男の子と仲良くしてたら嫉妬して情緒不安定になるとか・・・

どんだけ妹命なんだよ・・・ストーカー化しそうで目茶苦茶怖いんですけど・・・

うーん、夢華の推測が合ってると考えると、愚姉がサウロ君に嫉妬しまくって体調を崩してるって事ですよね・・・うん、サウロ君が危ないので絶対に愚姉に近づけちゃいけないね。


夢華

「サウロを抱き枕にするのは自粛した方が良いのでは?」


「安眠を手放す気、無い!」


私が断言すると、食堂車に居た全員が呆れた。

皆して酷い!私からこの安眠抱き枕を取り上げようとするなんて!

絶対に手放さないからね!

そう心に誓いながら、サウロ君に頬ずり頬ずり♪


サウロ

「ゆめ・・・くすぐったい・・・」


夢華

「やれやれ・・・それより、今後の予定はどうなるんだ?」


ラズロット

「基本は変わらないのです。」


リズロット

「ただし、目的が謝罪文から復讐に変わったのだ♪」


つまり、何時ぞやのスプラッタートリオみたいな事をするんですね♪

でも、ラスティーはそれで良いのかな?


「ラスティーも・・・それでOK?」


ラスティー

「問題無いわ・・・というより面白そうねそれ♪」


何かラスティーさんが今後の復讐作戦にwktkワクテカしております。

まぁ良いや・・・私も面白そうだと思ってるしね。

陽菜の無念は私達皆で晴らしてあげましょう♪

うん、これはイジメじゃないからね。だって相手は権力者だしね♪

なんか夢ちゃんワクワクしてきたぞ♪

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