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1日目終了後の家でのお話。

学校での事

βテスト2日目です。

今回は長いかも。


※過激な表現が含まれています。←まだ過激と言えるか分かりませんが……

(十分注意してウハウハと興奮しながらお読みください)


 パッと目を開けるとそこは俺の部屋の俺のベッドの上だった。まぁ当然のことだ。

 だが一つおかしなことがある。

「なんで理沙が俺の上に乗っているんだ……?」

「理沙ねぇ一人遊びしててもつまんないから二人遊びしようと思ってお兄ちゃんの部屋に行ったの。そしたらお兄ちゃんが寝転んで何かしてたから理沙が弄っちゃおうかとお兄ちゃんの体の上に乗ったときにお兄ちゃんが起きたの。分かった?」

 二人遊びって……話の内容から推測するにとてもいやらしいことになってしまうのだが……。気のせいだろうか……? 俺の推測が間違ってるんだよな……?

「あぁわかった……。十分分かったから……。まずは俺の上から降りような?」

「嫌だ……!」

 理沙が即答してくる。

「理沙……お兄ちゃんの弄るから……。そんな面白いことない!」

 そう言って理沙の手が俺のズボンのチャックにかかる。

「ちょ、やめろっ!」

 俺は必死になって抵抗するがその怪力でびくともしない。

 ピリピリ

 俺のチャックが下ろされ俺のシンプルなパンツがあらわになる。

「ちょ、まじやめろっ!」

 俺は今まで以上の力で抵抗するが全く効果がないのかびくともしない……。

「理沙……とうとう一線を越えるんだね……!」

 ジュルと口から音を立てると、次は俺のベルトに手をかけた。

「ググ……! くそっ!」

 俺は最後の力を振り絞り抵抗するがやはり動かない……。理沙の力の源はいったいなんなんだ!

「もう駄目なんだよ。理沙はお兄ちゃんと一緒になるの。今日ここで」

 そう言いさらにベルトをほどいていく。

「嘘だよな……? この手をどけてくれよ……。お兄ちゃん苦しいんだけど……」

「嘘じゃないよ? 苦しいって言ってるけどすぐ楽になるからね。楽しくてやみつきになってとてもいい感じになるからね」

 そう言って俺のベルトを解きズボンを降ろそうとする。

 どうすりゃいいんだ……! その時俺は思い出した。理沙の弱点を……。

「なぁ理沙……。先に気持ちよくなりたいだろ……?」

 そう言い俺は手を理沙の足の裏に持っていきコチョコチョする。

「あぁん……うはぁん……あぁぁ……お兄ちゃん……やめ……あぁ……て……でも……あぁん……気持ちい……」

 そうかなりエロい声で言って理沙は倒れてしまった。俺も興奮してしまった。

 少しやりすぎたか……。

 理沙の弱点それは足の裏だ。足の裏をくすぐれば一瞬で落ちるのだ。

「はぁ……今日はかなり危なかったな……危うく失う所だった……」

 俺は理沙を抱きかかえ理沙の部屋に向かった。そして理沙をベッドに寝かせた後俺は風呂に入りそのまま調べものをした。 

 

 今日俺は遅刻した。昨日の夜情報集めのため深夜まで調べていたらそのまま寝てしまい、さらに起こしに来た理沙に飛びついたらしい。理沙は「お兄ちゃん……溜まったら言ってね……? 私使っていいからね?」と顔を赤らめ言って学校に行った。誤解なんだ!!

 俺はどうせ遅れるんだしと1時間目と2時間目をすっ飛ばして行ったら水の入ったバケツを持たされた。いつの時代だ……。

 俺が水を持たされること1時間……。ようやく先生に許してもらうことができバケツを降ろした。そうして教室に入り室内を見渡してみる。

 真一は……いないのか……。

「なぁ、真一なんで休んだんだ?」

 俺は近くにいた友達に聞いてみる。

「しらねぇなぁ……。家の都合としか言ってなかったし……」

「そうかぁ……」

 俺は昨日のβテストでの最後の時の元気のなさと言い今日休んでいることと言い何か気にかかるが何かが分からず俺はそのまま普通の学校生活を送った。


 βテスト2日目。

 俺は昨日と同じように夕飯を食べに7時にログインした。


 パッと目を開けるとそこはユンノーシの噴水広場だった。

 今日は真一がいないのか……。

 そう思うと孤独感があふれだしてきてとても不快な気持ちになってしまう。虚しくて、寂しくて……そんな思いはもうしたくなかったのに……。

 だが負けていられなかった。俺はそんな思いを振り切る。

「とりあえず動くか……」

 そう独り言を言った時声を掛けられた。

「あのぉ……すいません……。昨日バインディングフォレスト入り口で狩っていた方ですよね?」

 優しげな声で顔は俺のタイプのポニーテールで黒髪で……。ようするに可愛い……!

「お……おぅそう……だが……」

 やべぇ……緊張して言葉が……。

「やはりそうでしたかぁ! あのぉ私と付き合ってくれませんか?」

 …………

「え……? 付き合う……?」

 彼女は「あ……わぁ……!」と顔を真っ赤に染め顔を隠した。顔を隠したまま彼女はこういった。

「えと……えと……PT組んでもらえませんか……ってことで……関係を持つとか……そいうのじゃぁ……あ……うぁ……違うんです……だって……私……高校生ですもん……早いですよ……うぁ……あぁん……違うんです……」

 かなり詰まりながら彼女は言っている。というかこの子高校生だったのか……!

「俺も高校生だけど……。まぁいいや。PT組んでもいいよ」

 彼女はそれでも「あ……うぁ……」と言って顔を赤らめている。

「はぁ……しょうがないなぁ……」

 と俺はPTを作り彼女に勧誘を送った。

「あ、ありがとうございます……。私はキリノ(きりの)って言います。あなたは?」

 彼女が通常状態に戻って言ってきた。

「俺はトールだ。一応パーティーリーダー変えとくからな」

 そう言って俺はリーダー変更をした。

「突然なんですが、あなたって高校生なんですか……?」

 キリノが言ってきた。

「そうだが……なんだ……?」

「そうなんですね! 私と同じ年頃の方がいて良かったです!」

 さっきとは比べ物にならないぐらいの笑顔で言ってきた。正直俺も女子でβテストに応募した奴がいるとは思っていなかった。正直びっくりだ。

「俺もびっくりだ……。まぁそれは置いておいてさ、どこ行くんだ?」

 俺とキリノがPTを組んだのはこういう話をするためじゃない。狩をするためだ。狩場がわからなくては意味がないのだ。

「あぁそうでした。バインディングフォレストは今中枢部の廃村まで攻略しているそうです。廃村がかなり良い狩場と言うことを聞いています。私はその廃村に行って狩をしてみたいのですが……ダメでしょうか?」

 バインディングフォレストが最初のエリアで簡単とはいっても中枢部だ。それだけ強い奴がいるだろう。6人PTならともかく2人PTだ。流石に無理があるだろう……。

「えっとな……? 回復なしでしかも2人PTで中枢部は流石に無理があるんじゃないか? キリノのは知らないけど俺のLVは5だ。中枢部にLV5で突っ込むなんて流石に無理があるだろ。別ゲーでは初めのダンジョン中枢部はLV10のMOBがいたりもするんだ。無理だろ?」

「えっと……LV5なんですか?」

「そうだ」

「すごいですよっ!!」

 キリノは感激の声を上げた。攻略PTならLV7とかもいるだろうし何がすごいんだ?

「&CHの情報だと攻略PTの最高LVが4らしいですよ。途中で死にまくってLV上げどころじゃないそうです」

「!!!!!」

 俺は喜びであふれかえっていた。ドングリファイターの方が効率良かったなんて……感激だ……。というか攻略PTのLVを俺のLVの方が上とはかなり嬉しい。

「後、私の職業は司祭でヒールが使えますよ。&CHによれば廃村の敵は数が多いのと攻撃が高いだけでHPもかなり低くレべリングには最適と書いてありました」

「お前……司祭だったのか……」

「そうですよっ!!」

 と、あるかないかかなり微妙な胸を前に付きだし「エヘンッ!」と言っている。

「じゃぁ話は別だな。俺、バインディングフォレストに入ってみたかったんだよな。とりあえずよろしくな!」

「あ……うん! よろしく!」

 俺達は目的地の廃村に向かうのだった。


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よろしくお願いします。

今回3111文字でした。

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