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おぉ!

お気に入り登録4件!!

みなさんありがとぅございますっ!


更新はあまり早くないけど皆見てください

よろしくお願いします。


今回いければ2作書きますよ。

<学校で自慢するところ>→深夜1作

<βテスト(始まり)>→朝1作


※あ、後・・・・・・この小説をどんどんいろんな所で広めていってもらえるとうれしいです!


 俺は陽気に朝食を貪り学校に走っていった。

 出発時刻6時。到着までにかかる時間30分程。

 

 少し早く出すぎただろうか・・・・・・?

 俺の登校はバスで学校近くまで行き歩いて学校に行くというものであった。

 勿論いつもの俺なら朝遅く家を出て、ぎりぎりのバスに乗り走って学校に行くというのであった。が・・・・・・陽気になりすぎて恐ろしい勢いで家を出てしまった。

 起きるのは人一倍早い俺だがグダグダPCしていると遅くなるのが毎日であったが今日はメールを見た瞬間なぜか頭の中が自慢という文字でいっぱいであった。たぶん脳内メーカーで俺の名前を検索すると自慢の「慢」の字が埋め尽くしているだろう・・・・・・。


 俺が停留所に着きバスに乗るとそこは無人であった。生徒の中には自習とかしているやつらが朝早く着たりするが流石にこの時間にはいなかった。

 どんだけ早く着たんだ俺・・・・・・。

 俺は席に座りながら苦笑した。

 

 登下校の道には坂がありその坂が格段ときついのだ。下るのには角度が急すぎて危なすぎるため学校で全面的に禁止されており、上るのには角度が急すぎてとてもつらい。俺が遅刻して歩いて行くハメになったときは本当に辛かった。あの坂を乗り越え少し歩き学校に到着したときは、広大な砂漠でオアシスを発見したときのようなうれしさがこみ上げてきた。とにかく・・・・・・本当に辛いのだ・・・・・・!

 その坂で俺は信じられない光景を目の当たりにした。

「真一・・・・・・!?」

 俺のキャッチボール仲間でもありPC仲間でもあるその吉田真一が今、鬼の形相でチャリをこいでいた。真一は普段なら俺と同じくらいの時間にバスで来るはずなのに・・・・・・。なぜ真一が鬼の形相でチャリをこいでいるのかは全く分からなかった。鬼人の如く坂を駆け上がる真一の横を俺はバスで悠々と通過していった。


 俺が学校についてから数分後に真一は到着した。

 教室に入り俺の顔を見るなり真一は「死ね」と言ってきた。何なんだこいつ・・・・・・。

「とりあえずさ・・・・・・何でお前がいるんだよ・・・・・・?」

 真一が問いかけてきた。

「いや・・・・・・先にお前が言うべきだろ? 何でこんな早く着たんだ? しかもチャリで・・・・・・」

「なっ! 見てたのかっ!?」

「あぁ見てた。坂を鬼の形相で駆け上がっていたな。めちゃくちゃ笑えたぞ」

「なっ・・・・・・! 死ねやちくしょぉ!」

「いや無理だから・・・・・・」

 と、まぁこんな会話を続けて3分後。

「とりあえずさぁ・・・・・・。本題入ろうか・・・・・・?」

 なぜ早く着たのかが知りたくて話を打ち切った。というか完璧に本題からずれていたので打ち切るのが普通。

「あぁそうだ・・・・・・。徹・・・・・・。驚くなよ・・・・・・?」

 驚かねぇ。逆にお前が驚くハメになるだろうよ。

「えっとだな、グホォン!」

 めちゃくちゃじれったいなこいつ・・・・・・。

「絶対驚くなよ・・・・・・? だからなぁ・・・・・・。ゴッホン!」

 あぁ分かったから・・・・・・驚かないから・・・・・・。とりあえず喋れ。

「だからなぁ・・・・・・グファン!」

 いい加減うざくなってきた。

「えっとだなぁ・・・・・・実はなぁ・・・・・」

 おっ! とうとう話してくれるか・・・・・・!?

「実は・・・・・・ゴホォン!」

「さっさと喋れや!」

 かなりうざかったので言ってやった。

「あぁ・・・・・・すまんすまん。ちょっとじらしすぎた」

 じらしすぎだろ!

「実はな、今日朝起きてメールを見てみたんだ。するとな・・・・・・。何とβテストに当選したっていうメールが届いてましたぁ!!」

 !!!!!!!!!!!!!!!!

「何・・・・・・だと・・・・・・? もう一度言ってくれ」

「だーかーら! βテストに当選しましたぁ!!」

 何だとぉ!! かなり驚きだ。あれだけ驚かないと思っていながら・・・・・・。というか俺のネタが・・・・・・。しょうがないな。話すしかないな。

「実はな・・・・・・俺も当選してたんだよ。βテスト」

「何だとぉ!?」

「ってことは俺達一緒に遊べんじゃん! ラッキーじゃんか!」

 真一は満面の笑みを浮かべながらそう言った。

 俺も気を取り直し「あぁ!」と言った。


 その後一般生徒の登校時間になると続々と人が登校してきた。

 俺らが一番乗りってことに驚く奴らもいればガン無視で登校してくる奴もいる(女子)。

 登校してくる奴の中に混じるPC仲間がどんどん集まってきて当選したか報告しあった。

 結果俺達だけが当選したことが分かった。

 その後授業は嬉しさで頭がいっぱいになり全く入らず、自習でもPCをつけたまま何もせず隣の女子を見つめ微笑んでいたらしい。全く覚えていない。自習の時間であだ名が「ネクラ」から「ヘンタイ」へと進化した。

誤字脱字等ありましたら指摘よろしくお願いします。

感想and評価お待ちしております!


※自習は黄桜では毎日1時間あることになってます

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