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一つつけたしですがこのゲームのLvマックスは150です。それを意識して作ってあるのでw
システムメッセージから数分後メールが受信された。運営からだった。
件名:運営からのメール
内容:新たな機能を実装した。モンスターの反撃というものだ。いたって簡単だ。例えば最前線都市がユンノーシならユンノーシに敵が攻めてくるだけの話だ。接しているエリアからどんどん送り込まれてくるのだ。 攻め込んでくる時間の2時間前にプレイヤー全員にシステムメッセージとなって攻撃予告がくるので心配ない。敵は不定期に攻めてくる。連続に攻めてきて連合軍になる可能性もある。
勝利条件は敵の全滅か敵の主将の撃破だ。敗北条件はプレイヤーの全滅か本丸の陥落だ。
初めてだから防衛が難しいだろう。大まかな方法として2つあげられる。
1.城壁に上って遠距離攻撃。
2.城外で迎え撃つ。
1だが城壁に上ると攻撃範囲が大幅に拡大する。斉射の威力も増すであろう。職業が違うプレイヤーでも槍を投げたり石を落としたり攻城兵器を造ってそれで応戦できる。
2だが被害は受けやすいが素早く撃破できるだろう。色々な手段がある。門の前に半円の柵を作りそこの内側に戦士を置けばかなり防衛に役立つ。真っ向から迎え撃つこともできるし奇襲もでき
る。様々だ。
現在の最前線都市ユンノーシは城壁が堅固で堀も深い。地形に恵まれておりバイディングフォレ ストの入り口から門まで50メートル程しかないため敵が陣形を組みにくく集団戦法もとりにくいようになっている。敵が侵入してくる入り口も小さいため一気になだれ込めない。東と西には森林があり隠れておくにはちょうどいい場所だ。
※注意事項
・戦いで死亡した場合現実の死と同様となる。
・本丸が陥落した場合その都市はモンスターが支配することになる。
・ユンノーシの本丸が陥落した場合敗北条件が満たされゲーム終了でプレイヤー全員が死ぬ。
・戦闘の時間になるとPKができなくなる。
・モンスターを倒すと経験値を得られる。
皆で協力してモンスターから都市を防衛しよう。
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長い……!
一応目を通したがかなりやばくないか? 死者が急激に増すだろ! 運営は一体何がしたいんだ……?
運営に呆れていた時突然システムメッセージが現れた。
システムメッセージ
現在最前線都市ユンノーシに向けてモンスター軍が進軍中。2時間後着弾予定。
え……?
いきなり……?
ちょ運営さん……。機能実装してすぐ進軍とかありかよ! 流石に早すぎだろ!
俺はさらに呆れながらキリノと祈のいる1階に下りた。
「やはり防衛に向かうべきでしょう」
キリノは言った。
現在絶賛会議中なのだ。防衛するかしないか? についてだ。
「俺もそれが良いと思う」
「私もお兄様に賛成します」
俺と祈が言う。
祈は完全復活を遂げPTに加わったのだ。変わらず「お兄様」と言ってくる。人前で言われると少し恥ずかしいな……。
「3人意見が一致ですね」
「だな」
「はい」
「じゃぁ行くか? でもここはどうする?」
この櫓を捨てるわけにはいかない。もったいないからだ。
「戦いが終わったらまた戻ればいいです!」
キリノがニコッと笑い言う。
「そ、そうか……」
この頃キリノの笑顔がとても怖く感じるのは俺だけだろう……。かなり戦闘に燃えてる笑顔なんだが……。あれだと暴徒化しそうだ。怖いわまじで……。
「作戦も決めましょう」
「そうだなこんなのはどうだ?」
俺そう言って考えた作戦を話した。
「真っ向から向かよりその作戦の方が絶対良いです! トールさん!」
「あ、あぁ……!」
「準備しましょうか」
「そ、そうだな」
俺は準備を始めた。
俺たち3人がダンジョンを発って1時間30分でユンノーシに到着した。やはり3人だとモンスターハウスに入っても抜けるのが早い。
イノリはまだLv7らしい。大丈夫だろうか? 心配だ……。
俺たちはユンノーシの東側の森林に入った。作戦通り行けることを願うだけだ。
「作戦は奇襲だ。まず、敵侵入拠点に近い東側の森林に隠れる。敵がなだれ込んだら少し待って城壁に上っているであろうプレイヤーと戦わす。そして城壁の上に気をとられている時に一気に飛び出しキリノと祈は連結して2人で速攻侵入拠点を落としてくれ。たぶん侵入拠点の中に強そうなのがいるはずだからそいつを殺れば抑えれるはずだ。俺が侵入拠点までの道を開く。侵入拠点を抑えたらそこにとどまって襲い掛かる敵を倒してくれ。俺は城壁の方を援護する。城壁に近づく敵を殺るから。分かったな? 作戦通りいけば勝てるはずだ!」
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めっちゃ短かった><




