待ち人
君が僕を救ってくれた。あの闇の中から。
君が居たから、君と出会ったから、今の僕がある。
いつも空は曇っていた。いつも雨だった。太陽なんて見えなかった。
僕は傘を持っていなくて濡れていた。君はそんな僕にそっと傘を渡してくれた。
僕はあの日から、救われたんだよ。雨が晴れて、太陽を見ることが出来たんだよ。
そして、君のおかげで僕には翼が生えた。白く大きく艶やかに輝く、自由な翼が。
僕は君のおかげで元の姿に戻れたんだ。
しかし、ある日、君は突然居なくなった。前触れもなく、突然に。
ただ一つの…約束だけを残して。
僕は悲しんだ。君が居なくなってしまうなんて。翼がどんどん輝きを失っていった。快晴の空もどんどん曇っていった。
でも、僕はもう昔とは違う。君が残してくれたものがあった。約束があった。
僕はいつまでも待ち続ける。
この約束の地で。いつかまた君に会えると信じて。
どうも、遊部です。
今回も詩で、ちょっと抽象的表現を多く使ってみました。
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