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部屋に戻りベッドに座る。私が助かったのは、何故か。同年代の男が殺されたとしたら、私が生かされる意味が分からない。生活圏の違い?イヤそこまでの違いはなかったはずだ。私から意識をそらしていたものは何か、魔法?彼が死んだのは何時何のため?利用価値があるから生かされた?それは何時判断された?はてなが頭の中をグルグル回る私はベッドに寝転ぶ。今は考えても仕方がない。
今は大切な事は、生き延びること。そして、元の世界に帰る事。出来なければそれに準じる世界に行く事だ。
ああ、彼等にもどうしたいか、聞かなければいけない命を捨てた場所に帰りたいかどうか。どちらにしても、色々と調べて行かないといけないだろう。
もうやだやだやだやだ。
よし、駄々を捏ねるのを辞めて、やっていくか。
次の日藤村さんに、バリアーを張る時に話を聞く。
「ねぇ、少し話があるのだけど良いかしら。」
「はい。大丈夫です。」
「ごめんさいね。こちらにどうぞ、突然だけれども貴女は、元の世界で命を捨てたの?」
藤村さんは驚きで目を見開き息を飲んだ。直球過ぎただろうか?私に対話スキルを求めないで欲しい。彼女は
「どうしてそれを!!逃げるしかなかった。それしかなかった。私だって生きてっ。」
藤村さんは、泣きながら訴えてきた。なるほど、奴らが言っていたことがある意味では、正解だと言う意味だと言う事か。
「そう。ごめんさいね。無理やり辛い事を聞いて、それでね。元の世界には、帰りたい。」
藤村さんは、目を大きく開き固まりすこししたら答える
「分からないです。でも、この世界に居たいかと言われたら嫌だとハッキリ言えます。」
「そう。あっ、貴女には言ってなかったわね。私達は、パラレルワールドから来た別の世界の人間みたいなの。だから、皆で元の世界に戻ると言っても似た別の世界に行く可能性が高いわ。そうしたら、貴方ではない別の誰かとして生きることになりうるかもしれない。それは頭の隅においといてね。」
「良くわかりませんが、わかりました。」
「そうよね。私も言っていて分からないわ。今は何も分からないけど、別の人として生きる覚悟をしておいてと言う事よ。」
「あ、それなら、わかりました。」
私達は、微笑みあいながら、別れた。
次に図書室に行く。いるかは分からないが、とりあえず行ってみる。居た。松村だ。部屋にいろって言ったのに何で毎日図書室にいるのか、暇なのか暇なんだろう。そうだろうなやること無いもんな。と思い図書室に入って行く。松村がこちらを向き笑顔で挨拶を向けてくる。私は挨拶返し前に座る。
「ねぇ松村さん、聞きたい事があるんだけど良いかしら。」
「はい。良いですよ。」
「貴方前の世界で、命を捨てたの?」
松村が固まる。うん、本当みたいだ。どうしたものか。
「俺1人に、なりたくなかった。だから、呼ばれたと思って、それが、何でも、良いと思って、ただ1人になるのが、嫌だったたけなんです。」
ん、良く分からないぞ。とりあえず1人になりたくなくて、何かをして、死にそうになったのか?じゃあ松村を1人にするのは、無謀か。あっやったわ、やってしまった物は仕方がない、
「松村さん、ごめんなさい。辛い事を思い出させてしまって、確認をしたいと思ったのよ。」
松村は、力無くうなだれている。どうしたものか。
「松村さん、私は今は見張られていて、余り下手な事を言えないの。」
松村の顔が此方を向く
「私は貴方の事を信頼をしている。だから、皆の為に情報を集めて来て欲しいと思っているの。もちろんできるだけサポートしたいと思っているけれど、私は此処に来て間もなくて、出来ることは限られているけれど。どうかしら?」
松村の顔が困惑して
「それは、俺に出来る事ですか。これ(奴隷の首輪)があるのに自由に動けるんですか。」
私は笑顔を作って
「松村さんには、外で冒険者になってもらおうと思っているの。そう、上の人にお願いしてみたの。もちろんダメもとでね。それで外の世界がどんな物か見てきて欲しいと思ったのよ。どうなるかは、私には分からないけれど心には止めて置いてね。」
「わかりました。」
私は別れぎわに松村の近くにより小声で
「お嬢様が貴方に心を寄せていたら、婚約者が出来たりした時点で貴方は、殺される確率がはね上がっる。貴方が断っても殺される。どちらにしても積む。外に逃げた方が生きられるわよ。」
松村の顔を見ずに私は図書室から部屋に戻った。
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