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元の世界に帰りたい。  作者: ねね


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朝起きて横を見たら、黒い球体が無くなっていた。藤村さんが、寝ていた。顔色は良さそう、腕をめくる、嫌殴られた後が気になっただけだ。跡は無くなっていた。腕を元に戻して、黒い球体の事を考える。癒しの効果があったのだろうか?それともただ良く寝た為に、治った。睡眠中に、治るホルモンがでるのか?何かやってた気がするが興味がなかったから流していたとか考えていたら、藤村さんが、目を覚ました。

「おはよう」

と私は言う。

「あっ、おはようございます。」

と藤村さんは、まだ、頭が働いていないみたいだ。取り敢えず、私は支度をする。着替えが終わった頃に藤村さんが

「すいません、ベッドを占領してしまって、」

と頭を下げる。私は、

「別に、構わないわ。顔色も、戻ったようだし疲れはとれた。」

と聞いてみる

「はい。すごい久しぶりにグッスリ眠れました。」

「そう、2日位寝ていたから、お腹が減っているのでは、無いかしら食堂に行きましょう。」

と誘ってみる。

「食堂ですか?私が行っても良いのでしょうか。」

「あら、じぁご飯はどうしてたの?1人くらい増えても、大丈夫だと思うけど、どうかしら、困ったわね。」

「ご飯は、部屋にメイドの方が待って来て、くれました。」

「あら、持って来てもらってたのね。」

ノックが、響く。返事の前に開くことはない。

「はい。どうぞ」

恰幅の良い女が入って来て

「朝御飯は、どうしますか。」

とタイムリーな、質問をしてきた。私は、

「食堂に行こうと思うのだけど良いと思いますか。」と聞く

「解りました。」

と恰幅の良い女は、部屋を出て行った。

「食堂に行っても良いみたい。あっそうだわ、忘れる前に、」

と藤村さんの手を取り洋服の内側に、正確には、インナーみたいにバリアーを張った。

「何をしたんですか。」

私は、藤村さんの耳元に口を近付けて、小声で

「あなた、何でかは分からないけど、叩かれているでしょ。その対策」

と笑顔で言った。

「さて、ご飯に行きましょう。」

と手を藤村さんに、伸ばす。藤村さんは、「はい。」と笑顔でその手をつかむ。




朝御飯を食べ終わった後藤村さんは、直ぐにお嬢様に、呼ばれ行ってしまった。浮かない顔だったが、私からしたら良い機会だし、藤村さんに対する暴行は、止めてもらいたい。私は、自分の魔力の気配を探り、庭にたどりついた。何かしなる音が聞こえ、私は隠れる。メイド服を着た女が、藤村さんを鞭で打っている。えーと、何のプレイをしてるの?と一瞬思考が停止した。お嬢様らしき人はいない。どうするか、うーん、あっこれで行こう。私は、庭に足を踏み入れた

「すいませーん、まいごになってしまったんですけど、って藤村さん大丈夫?何をやっているの?」

と素早く藤村さんの側に行き様子を伺い相手のメイドを睨み付ける。メイドは

「あなたは、何なんですか。私の邪魔を仕様と言うのですか?」

「邪魔?何をしているか、聞くのが邪魔ですか、なら私なりの解釈で貴女がやっていたことのお返しをしましょう。」

そう、言い私は、メイドが持っている鞭をじっくりとみて闇魔法?で再現する。メイドは、驚いた顔をして後ずさり、躓く私は、藤村さんに、

「藤村さんここからは、余り貴女にはみて欲しくないわ。だから、目を瞑ってくれないかしら」と私は聞く藤村さんは、頷き目を閉じる。それをみた後私は藤村さんの周りに外が見れない黒いバリアーをはる。音も吸収する特別仕様だ。

それを張った後、メイドに向き直り、私は闇魔法?で作った鞭で、彼女を打って、打って打ちまくった。

「止めて、助けて」

とメイドが、言っている。私は、それをただ見ている。

護衛の人が駆けつけて来た。結構遅くない。ああ、元々藤村さんが、鞭で打たれている予定だったから、気がつかれなかったのか。私を囲む護衛達、打たれているメイド、黒い球体、面白い絵図らだ。護衛の代表が

「何をしている。鞭を止めろ。」

と言ってきた。私は、鞭は止めずに

「あら、こんにちは、こんな態勢をとられるなんて、侵害ですわ。」

痛いと助けてとメイドが護衛達に言っている。

「どう言う事だ。取り敢えず鞭を止めろ。」

護衛達は、鞭に剣で攻撃を入れようとして逆に危ないと気が付き止まっている。メイドは、力がつきそうだ。

「あら、殿方は、知らない女だけの挨拶なんじゃありませんの。私はこの世界の事を知らないので、こんな挨拶があるとは、ビックリですが、馴染むために、精霊様にお願いしましたのよ。じゃなきゃ、異世界人差別で、虐待していたかになるので、まさかそんなことなさらないですよね。」

と代表の護衛に、言ってみる。てめぇも、虐待に加担してねぇよなと

「知らない。そんなの知らない。」

と言い代表の護衛は、どっかに走って行った。メイドの声が無くなり、そちらに顔を向ける。あーあ、顔にも鞭入っているじゃん。大丈夫なのこの子。今鞭を止める。護衛達は、メイドを連れて行った。私は、藤村さんの黒いバリアーを、解除して、

「大丈夫でした。」

と聞いた。藤村さんは

「はい。美月さんが、朝掛けてくれたバリアーのおかげです。」

「そう、ざっと説明するわね。さっきの光景を見て私は、高貴な人は、鞭を使って挨拶をすると勘違いしている事になっているわ。だから、何かを聞かれても何てかそう、思ってしまった。と答えてね。」

「えっそれは、美月さんは、そうじゃないと気がついていると言う事ですか。」

「うーん、気がついて、いるけれどそうすると、貴女がただ虐待されていた。事になってしまうでしょう。そんな人達と手を組もうとしていた。なんて、狂ってしまいそうだわ。だから、目をそらしたい。て気持ち。わかってくれるかしら」

「うーん、良く分からないです。」

「そう、それでもいいわ。」

今のは、聞いているであろう監視の者に言った事だから、虐待をするな。と伝わったかな。






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