62デード目線
奴隷達が、出て行った後すぐに、椅子の後ろにいるキリアンに
「もう、部屋に危険は、ないか確認を」
と言いキリアンの言葉を待つ。キリアンが持つ魔道具で、確認がとれたらしくキリアンから、
「大丈夫だ。問題無い。」
との言葉が聞こえたらすぐに、フリップのもとにちかずく、腕の血はすでに止まっている。足の方も血は止まっているが、服は切られていない。
「何で攻撃されたか、分かったか。」
と、キリアンが聞く
「すいません、突然の事で確認ができませんでした。」
「傷は、どうだ。」
「腕も足も動かさない方がよさそうです。」
「そうか、おい、お前フリップを部屋に連れて、行ってやれ。」
と奴隷を後から連れてきた護衛にキリアンが、指示をだした。ニコラスが
「1人だと、大変だと思うので、俺も手伝って宜しいですか。」
「ああ、良い。行ってやりなさい。」
とご主人様でもキリアンが
「ご主人様の護衛が、少なくなりすぎたとおもわれます。」
「ふぅ、屋敷の中では、万全の態勢なんだろ。少し位大丈夫だ。」
護衛達が、頷きあい、フリップを連れて部屋を出て行った。
私はあの信用ができない奴隷の事について聞く
「あの奴隷をどうするつもりですか。」
ご主人様は
「まだ、決めてはいない。だが、役にはたちそうだ。それまでは、逃げぬようにしなければなるまい。」
「あの奴隷は、危険では有りませんか」
とキリアンが聞く
「ああ、危険だな。たがもしかしたら、私が欲しい物をあの者があたえてくれるかもしれない。」
「それは何なんですか?」
と私が聞いたら
「デードは、まだしらなくても、良いことだ。」
私は悲しさが込み上げてきたが、それに呑み込まれる前に
「尋問はいかがいたしますか。」
「ああ、そうだな。奴隷の首輪は、付けないで良いだろう。ただ普通の質問をするだけで納得できると思うか。」
「難しいかと。」
「そうか、では似た人間を用意したら、気がつくと思うか。」
「どうでしょう。ただ傷が、精霊が付けた特徴的な物だった場合いすぐ気がつかれるかとおもわれます。」
「そうか、ではやはりフリップに、尋問をするしかないか。キリアン、尋問の相手誰か適当なものはいるか。」
「はい。そうですね。演技ができて柔軟性があって、その場の態勢がてきるものが良いですね。見繕ってみます。」
「ああ、頼む。どのくらいで決められる。」
「はい。2、3日は、欲しいです。フリップの怪我の調子を見てからの方が宜しいかと。」
「ああ、そうだな。デード、医者は直ぐにでも呼んでやりなさい。」
「畏まりました。」
と、私は礼をして部屋を出てメイドに医者をフリップの所に呼んでおくように伝えて、部屋に戻った。
ノックして部屋に入るとご主人様とキリアンがまだ話していた。奴隷達の町にでる時につける護衛の話をしていた。それが終わるまで私はご主人様の椅子の横で待っていた。誰が奴隷たちにつくか、決まったようだ。私はご主人様に
「奴隷達が、働いた物の算筆は、3日あれば、できますがいかがなさいますか。」
とご主人様に聞いた。
「うーん、そうだな。あの奴隷の給料は直ぐにでも出してやろう。他の奴隷の物は、まだ計算すらしなくていい。」
「畏まりました。」
私はそう言い礼をして、部屋をでた。
そうして、奴隷との話し合いは、幕を閉じたのであった。
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