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元の世界に帰りたい。  作者: ねね


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47藤村 恵視線

疲れていた。でも、体は、勝手に動く、魔力を込めに、行き、勉強に行き、図書室に行く。多分、2人がこちらに、来たから、魔力を込めに行くのは減った?

お茶会は、たまにしている。松村さんとお嬢様が楽しそうに、話して、たまに村上さんも混じる。私は、それを、笑顔を作ってやり過ごす。最近は、松村さんの話しに、多く頷いたと、叩かれる様になった。だから、私は、どんな話しにも、頷く事が、怖い。そんな風に、やり過ごしていたら、松村さんが、

「あれ、ごめん。藤村さん、つまんなかった。それとも、体調でも悪い?」

と、私に聞いてきた。お願い、私に意識を向けないで。私は、お嬢様の顔を見る。

「あら、本当に、顔色が悪いわ。ごめんなさい。気が、つかなくて。それじぁ、皆様、今日は、これで、おしまいに、いたしましょう。」

と、優しい笑顔で言われた。

2人は、送ろうと言ったが、お嬢様が、メイドが、送ると断った。

2人が、居なくなり、私は震える。

「申し訳ございません。申し訳ございません。」

頭を、地面に擦りつけ、土下座の体勢で、お嬢様に、謝る。

「ねぇ、貴女が、居ないと、お茶会が、出来ないの。なぜか、わかる?」

私は、土下座の格好のまま

「はい、男性だけと会うと、変な噂が立つ可能性があるからです。」

「そう、私が、お茶会を楽しみに、しているのは、わかって?」

私の体が震え汗がながれる

「はい。」

「なら。わかるわよね。残念だわ。」

お嬢様が、立ち去り、メイドが、近付く、もちろん鞭を持って、私は、くる衝撃に、丸くなる。痛い、ごめんなさい、ごめんなさい、痛い



私は、読まない本を、今日も、開く、目が文字を追うが、意味を頭が理解しない。たまに文字を、追うことさえも、しなく、ただ、本を見つめる。影が、できる。私は、その影を、見て人が立っていることに、気がつく。彼女は奴隷の首輪を、指さし、

「ごめんなさい。あの時、一緒に来た子よね。今お時間、良いかしら?少しお話しがしたいと思って?ダメだったら、都合が良い日、教えてくれると嬉しいのだけれどどうかな?」

「はい、今大丈夫です。」

と、私は、読んでない、本に、栞を挟みとじる。あの時の大人の人だ。

「ありがとう。こちらの席に、失礼するわね。改めて、私は、今は奴隷だから、名字は良いはね。美月と言います。宜しくお願いいたします。」

美月さん、母位の年齢の方かな?

「はい、私はえーと、恵です。でも、奴隷とか、そう言う何か嫌なので、藤村 恵です。よろしくお願いします。」


奴隷とか、そうゆうものではなく、この人には、きちんと名前を知って、欲しと思った。


「そう、じゃあ藤村さんて呼べば、良いかしら?私は、美月さん?て呼んでね。

早速で、悪いのだけれど藤村さんの世界は、どんな世界だった?抽象的すぎるかしら?こちらに、来る前、何かニースになった事とか、覚えていたりしない?」

「ごめんなさい。私、学校と、家の往復だけで、家でも家事を、やっていてテレビを、視ている時間もないですし、ニュースとか、ぜんぜん分からないです。すいません。」

前の世界の事が頭に、甦ってくる。

「そっか~、それは、大変ね。偉いわ、家の事をやるなんて、すごい。」

偉く何か無い、やらなくては、生きていけなかった、それだけだ。

「すごく、なんかないです。家族に、認められる様に頑張ってたのに……」

兄に、向けられる、笑顔を、私にも、欲しと思っていた時もあった。でもそれを、捨てて逃げようと思ったのに、思いだし、涙が溢れてきた。

「大変だたのね。……聞いた方が楽になるかしら?私には、貴女の傍にいることしか出来ないわ。ごめんなさい。」

彼女の手が私の手に、重なる。私は、家族を、捨てようとした事をこの人が、知ったら、と思うと怖くなった。だって普通の人は家族を、大切に、思うものでしょう。私は、首を振り、

「すいません。泣いてしまって、もう少し、ごめんなさい。落ち着いたら聞いて下さい。」

「良いのよ。私は、会ったばっかりなんだし、今は涙が、落ち着くまで、気にしないでね。」

私は、その言葉に、己れの浅ましさを知り、戦慄するのだった。

読んで頂きありがとうございます!

松村さんは、着実に、死亡グラフを作り、続けている。私の頭の中には、彼が、生きている未来も、あるけども、どうしよう。

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