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名前は、記号だ。私の名前を呼ぶ、母が、亡くなった時、それに、意味はなくなった。心のこもった、人物と言う思いの記憶の乗った物はなく、ただの記号に、なったのだ。私は、1人になった。誰にも、呼ばれない家の中で、名前の意味を思う。親からの、初めての贈り物?それが、運命までも、決められるのだろうか?姓名占い、果たしてどのくらい信憑性が有るのだろうか?
私は、そんな事を日頃から、考えていたから、とっさに、偽名に、一号と書いてしまったが、彼女に話した。新しい名前、私と、他の人が、認識をしたら、それが私の名前として定着するのか。私が、偽名と思っていたら、偽名のママなのか、確認の意味もある。……嘘です。後ずけです。だって、本当に、ばれたく、無かったのよ、あの子がスパイの可能性があったからね。で、後付けで実験してみようって思ったのよ。
次の休み、彼女との約束道理、図書室に向かった。2度となると、少しの緊張ですむ、今日は、彼女の世界の事が分かると良いが、話術に、自信がない、直球勝負でしか、出来ない。私、やれる、頑張れ!!出来る。大丈夫。頑張れ!!
深呼吸し、扉を開ける。
彼女が、いる今日は、本をおいて無い、臨戦態勢ですね。緊張感が、高まる。私、良い人平和大好き。笑顔を作り早足に近付く
「ごめんなさい。待たせて、しまったかしら?」
「いいえ。こちらが少し速く出て来てしまったたけなので大丈夫です。」
「そう、良かったわ。」
私は、微笑みながら席に着く。
「あ、あの前回は、すいませんでした。私が、急に泣いて、しまったから、お話しも、余り出来なくて、本当にすいません。」
彼女は、突然、頭を下げた。
私は、出来るだけ、優しい声を作るよう心がけて
「大丈夫よ。突然、こんな、世界に来て、気が、張っていたのね。だから、気にしないで、ね。」
私は、優しい笑顔を、作るよう努力を、した。できていますように。
「ありがとうございます。」
彼女は、また少し涙目に、なっていた。えっ、今の何処に泣く、ようそあった??
私は彼女が、落ち着くまで、しばらく待つしかなかった。
涙が落ち着いたら、私が話し始めた。人から、情報を聞きたいときは、ある程度自分から、話さないといけないらしい(私調べ)
「少し、落ち着いたみたいね。」
と彼女と目をあわせて、ニッコリ笑う。
「私の国は、日本よ。数年前、感染症が流行って、ロックダウンしたわ。学校も、リモートワークになったて、聞いたけれど、貴女の所はそう言うことは、無かったかしら?」
彼女はきょとんとした顔をして
「えっ、私も日本ですけど、そんな事起きた事ないですよ。何を言ってるんてすか?」
私は、わー、パラレルか、時間か、今確めた方が良いのか迷って、ニッコリ笑って
「私は、20⚪⚪年から、来たの。貴女は?」
彼女は、パニックになりそうな顔をして
「私は、20⚪⚪年です。」
と、小さな声でいった。はい、年代同じ。パラレルワールドから来たのね。私は、とりあえず、彼女を、落ち着かせる為に、
「ごめんなさい。ビックリさせようと、来る前に、見た映画の話をしてしまったの。驚かし過ぎて、しまったみたいね。ごめんさいね。許してくれるかしら?」
そしたら、彼女は、さっきのパニック顔から安心した顔をしてうなずてくれた。
それから、他愛ないはなしをして、その日は終わった。
えっ、騙され無い、今の子。あんな、バレバレの嘘で騙され大事?
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