表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元の世界に帰りたい。  作者: ねね


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

36/43

36

名前は、記号だ。私の名前を呼ぶ、母が、亡くなった時、それに、意味はなくなった。心のこもった、人物と言う思いの記憶の乗った物はなく、ただの記号に、なったのだ。私は、1人になった。誰にも、呼ばれない家の中で、名前の意味を思う。親からの、初めての贈り物?それが、運命までも、決められるのだろうか?姓名占い、果たしてどのくらい信憑性が有るのだろうか?

私は、そんな事を日頃から、考えていたから、とっさに、偽名に、一号と書いてしまったが、彼女に話した。新しい名前、私と、他の人が、認識をしたら、それが私の名前として定着するのか。私が、偽名と思っていたら、偽名のママなのか、確認の意味もある。……嘘です。後ずけです。だって、本当に、ばれたく、無かったのよ、あの子がスパイの可能性があったからね。で、後付けで実験してみようって思ったのよ。


次の休み、彼女との約束道理、図書室に向かった。2度となると、少しの緊張ですむ、今日は、彼女の世界の事が分かると良いが、話術に、自信がない、直球勝負でしか、出来ない。私、やれる、頑張れ!!出来る。大丈夫。頑張れ!!

深呼吸し、扉を開ける。

彼女が、いる今日は、本をおいて無い、臨戦態勢ですね。緊張感が、高まる。私、良い人平和大好き。笑顔を作り早足に近付く

「ごめんなさい。待たせて、しまったかしら?」

「いいえ。こちらが少し速く出て来てしまったたけなので大丈夫です。」

「そう、良かったわ。」

私は、微笑みながら席に着く。

「あ、あの前回は、すいませんでした。私が、急に泣いて、しまったから、お話しも、余り出来なくて、本当にすいません。」

彼女は、突然、頭を下げた。

私は、出来るだけ、優しい声を作るよう心がけて

「大丈夫よ。突然、こんな、世界に来て、気が、張っていたのね。だから、気にしないで、ね。」

私は、優しい笑顔を、作るよう努力を、した。できていますように。

「ありがとうございます。」

彼女は、また少し涙目に、なっていた。えっ、今の何処に泣く、ようそあった??

私は彼女が、落ち着くまで、しばらく待つしかなかった。



涙が落ち着いたら、私が話し始めた。人から、情報を聞きたいときは、ある程度自分から、話さないといけないらしい(私調べ)

「少し、落ち着いたみたいね。」

と彼女と目をあわせて、ニッコリ笑う。

「私の国は、日本よ。数年前、感染症が流行って、ロックダウンしたわ。学校も、リモートワークになったて、聞いたけれど、貴女の所はそう言うことは、無かったかしら?」

彼女はきょとんとした顔をして

「えっ、私も日本ですけど、そんな事起きた事ないですよ。何を言ってるんてすか?」

私は、わー、パラレルか、時間か、今確めた方が良いのか迷って、ニッコリ笑って

「私は、20⚪⚪年から、来たの。貴女は?」

彼女は、パニックになりそうな顔をして

「私は、20⚪⚪年です。」

と、小さな声でいった。はい、年代同じ。パラレルワールドから来たのね。私は、とりあえず、彼女を、落ち着かせる為に、

「ごめんなさい。ビックリさせようと、来る前に、見た映画の話をしてしまったの。驚かし過ぎて、しまったみたいね。ごめんさいね。許してくれるかしら?」

そしたら、彼女は、さっきのパニック顔から安心した顔をしてうなずてくれた。

それから、他愛ないはなしをして、その日は終わった。

えっ、騙され無い、今の子。あんな、バレバレの嘘で騙され大事?



読んで頂きありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ