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休みの日、暇で暇で、仕様がなく、私が苦手な、暗号を解読をしてやろう。と図書室に向かう。絵本とか、図鑑とかあれば、文字が、読めなくても、暇が潰せるはずだ。
私は、軽い足取りで、図書室に、向かったが、扉の前で、立ち止まった。私と同じ奴隷の首輪を付けた女の子が、本を読んで、いたからだ。それを見て私は、そっと、扉を閉めた。自分の部屋に帰り、若者達は、こちらの世界の事を、随分詳しく教えてもらっているものだ。と考える。私には、何も教えてくれないのに!随分なものじゃないか!腹の中から、怒りがこみ上げる。あの子に、話かける?できるか、私に。まだ、ダメだ。でも、一つ見つけた。確認しなくては、私の世界と、あの子の世界が同じかどうか。なにが、良い。流行った、アニメ。嫌、もしかしたら、時代とかも違う可能がある。
何だっけ、音楽で年齢が分けられるやつみたことある。私、音楽詳しくないからダメじゃん!アニメも、ダメだ。ゲームも、知らん。どうしよう。何があった。思い出せ。そうだ、感染症、流行ったのって、何年前、引き込もってたからあんまり実感無かったんだよね。あれを、話題に、出す。そうすれば年代がわかる。最悪、そんな感染症無かったって言われたら、世界が違うから、ますます、帰るのが、遠退くけど、うーん、知らないより知っていた方が良いよね。
そう言えば、此方の世界の感染症とか、大丈夫なのかな?私が、菌とか持って来てたりしないのかしら?それで、病気が広がったら、ざまぁみろなんだけどなぁ。今のところ、周りにはそんな人は居ないなぁ。
そういえば、あの子達、何を着てた?制服?あ~、こう言う時に何年も、自分の中に、閉じ籠って、いたことを後悔する。何にもない、制服に詳しかったら、きっとあの子達にあったときに、その姿が自然と目に付いて何処の学校かとか、もしかしたら年代も、分かったかも知れないのに、ってそれって、考えたら何か変態ポイな!!いや、ファッションに、興味がある人と、考えれば、いけるのではないか?いや、もうこの考えじたいダメな気がする。ふぅーと息を吹き出し、あれ、あの子今は、何を着てた?と思った。暇潰しに、次の休みは、彼女着ている物を見に行って見よう。なんか変態の人の予定だ。
次の休みの日私スパイ、今日は、隠密行動、目標には、気ずかれず。行動する。パターンAよ。と何となく。気持ちを作って、行動する。抜き足、差し足、ソロ~リ、図書室に、近く、いやこの時間、この廊下誰も居ないのだけれどね。
図書室に、ついた。女の子が、居た。髪長く縛っていて、メイドの服を着ている。多分、メイド、メイド喫茶店にいるやつじゃなく、本格的(私的)なメイドの服だ。頭にはメイドがつけるやつは、付けてない。ふん、今日はこれぐらいにしてやろう。と私は、自分の部屋に戻るのだった。あれ、私がやつってることって、ストーカーじゃないよね。大丈夫だよね。恋愛感情なければ、大丈夫なのかな?影、から見守るのは、もう、アウトか?えっどうなのだろう。私、ストーカーになりました。
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