17デード目線
彼はどうすれば良いのだろうか?私より若くそれなのに命を投げ出そうと考えるとは、よほど過酷な場所で生きているのだろう。しかし、今なにもせず休養が大事だとわかるが奴隷首輪を着けたままだとお世話する者のにも示しがつかない。ご主人様にお願いしてあの者のだけでも奴隷首輪を取ってもらえる様にとりはなすか、急に知らない何処につれてこられてあの様事があったんだ。何とかできればよいが……
若い者の達はどうしているのか。たまにお嬢様の所であって居たが、魔力が無いのがコンプレックスのお嬢様の所に魔力を新しく持ちましたと言うものが行って仲良くなれるはすもない。何を考えているんだご主人様は!!
まったくご主人様が研究にのめり込んで入るうちに領地の事やお家の事を私がやってる。もう早くご主人様早く再婚されないかな。前の奥様が良いからって私に負担かかり過ぎてないでしょうか?
領地の仕事をやってる森の屋敷に帰ってきたら大事件が起きていた。あの奴隷が
暴行されていた、らしい、犯人はまだ分からないが事件から3日たっているらしいしかも医者を呼んで無いと、まあこのことは、仕方がない私は、とりあえず、まず女の使用人を呼び奴隷の部屋と体を調べさせた。もちろん私は部屋は行って無い。
部屋中や体から魔道具はでてこなかったみたいだ。盗まれたのか?傷の状態はかなりひどく熱もあるみたいだったらしい。ふー、とりあえず犯人を見つけるまでは、生きていてもらはないといけないか……医者を呼ぶか。
医者を呼んで状態を見てもらう奴隷を見てもらう場合普通よりも値段がかかる診るのを嫌がるためだ。後奴隷は道具だから使い捨てと考えるものが多い。だから医者も道具の整備気分になるためあまりやりたがらないらしい。
まずは、誰が見つけたかだ。料理人ダニーが下拵えの場所で奴隷が倒れているところをみつけた。すぐに料理長に報告して奴隷を部屋に運んだ。
私は時計を見た。今は下働きもいないのだから厨房は忙しいだろう。私は厨房のてが空くまで山になった書類をかだつけながら待つのだった。
ノック音が聞こえて私は書類から目を離した。「どうぞ。」と私は声を掛ける。
身を縮めた若い料理人と私と顔馴染みの料理長が入って来た。料理長が
「失礼します。ダニーをお呼びだと言う事ですがどうゆうご用事でしょうか?」
「ああ、奴隷の件で聞きたいことがあったんだ。あそこで、他に、怪しい人物は見なかったか?」
「あー、そう言う事でしたか。良かったな。ダニー、急に首にならなくて」
と料理長は笑いなからダニーの背中をバンバンと叩いた。私は、誤解させたのを申し訳なく思いながら
「今の人がいない時に余程の事が無ければ首にはしないよ。それで、怪しい人は見なかったかな?」
ダニーはほっとした柔らかい笑顔のまま考えながら
「奴隷を見つける前すごい怒鳴り声が聞こえて、でもその時は、僕手が離せなかったので気になって終わったら見に行ったんです。そしたら、奴隷の人が倒れました。僕ビックリして……」
ダニーは思いだしたのか、少し顔をひきつらしている。これが、演技だったらすごいなぁ。
「ありがとう。また何か思い出したら料理長にでも伝言してくれ。」
私はできるだけ優しげな笑顔を作ってやり過ごした。2人が退室して、天井を見る。怒鳴り声かぁ。奴隷は身分が低いといわれてもご主人様の物に変わりは無い
それを壊そうと考えるものがこの屋敷にいるとは……頭が痛い。
まだ、外からの侵入者の線も捨てきれ無い。早く目を覚ませ奴隷。
読んで頂きありがとうございます!
デードの医者の考えはただの偏見です。
飲み屋に行ってきっとこう考えてるだろうという話を鵜呑みにしています。




