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時雨一夜物語  作者: 白乃他人
プロローグ
1/5

始まり

 一昨日の午前10時半のことだった。

 特に何か目的があるわけでもなく、近所の公園まで散歩していた。

 ふと空を見上げると、いつ見ても変わらぬ星々が輝いていた。

 

 「ねえ、そこの君。もしこの夜が明日、明けるとしたら、この世界はどんな風に見えると思う?」


 声がしたほうを見ると、黒いフードを被った不審者がいつの間にかいた。周囲に他の人はいないため、私に話しかけているのだろう。


 「そうですね、まず目が暗闇に慣れている人が多いので、しばらくはまともに世界を見れる人が少ない気がします。では、私はこれで。」


 先へ行こうとすると、道を阻まれた。


 「君は面白い視点から考えるね。新しい知見をくれたお礼にこれあげる。」


 そう言って、不審者は小汚い時計を渡してきた。いらない。


 「それにはね、夜明けを迎えられる力があるんだよ。明日の朝まで肌身離さず持っておくことを勧めるよ。それじゃ。」


 不審者は闇に溶け込むように去っていった。


 

 

 

 

 

連載とはいってるが、続きをいつ書くのかは自分にもわからない

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