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黒の指揮官  作者: 冬城 一夜
異世界での生活
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5話 初めての加工魔法と商品

短いです、スイマセン

リュカさんは今日は仕事だと、朝はやくに出かけていったので1人だ。


とりあえず朝からは部屋の掃除をっとおもってし始めたのだけど、先生、男としてどうしたらよいのでしょうか?


使用済みの女性物の下着・・・・・・いや、自分のもそうなんだけど、リュカさんの・・・・・・・


いやいやいや、無我でござる、無我の境地で洗濯するのでござる


いい匂いがし・・・いやいや、ちがうよ!?匂い嗅いだりしてないよ?!


シャツとかほら、大きい物干すのに手一杯にひろげてやらないと小さいから、だめだっただけだよ?!


とりあえず、だいぶ片付いたかな?いらなさそうな物とかは捨てていい物かわからないので、リュカさんが帰ってからかなー?


そうそう、危ないのでまだ、外は出歩いちゃだめだといわれた・・・・大丈夫なのに。


倉庫がわりに借りている隣の部屋にあるものは好きに加工してもよいといわれたので、掃除も終わったしさっそく・・・・・


「けふっっこふっっ・・・・ほ、埃がいっぱいです」


ごそごそとタオルを手にとって口を隠す。なんかガラクタがいっぱい散乱している。


ぅーん、とりあえず木と石とか、銀は銀貨でいいかな?お小遣いってことでちょっと貰ったし。


とりあえず、手頃な金属の棒を手に取る。加工魔法はいいんだけど、どうやって使うんだろう?


「とう!・・・あれ?えい!・・・・加工!」


適当に名前を叫んでみるができない、うーーーん・・・・・・なんだろう?


掛け声にあわせてぶんぶん振ったりしてみるけど、でてこない。


手にもってイメージを浮かべたら加工とかできないのかなー?ナイフみたいな、うん、こうサバイバルナイフ・・・・


そうすると手の中で金属がゆったりと形を変えて少し大きめのサバイバルナイフへと変わっていく。


「ぉぉぉおーー??こんな簡単にできるんだ?」


いやいや、そんなバカな話はない。本来加工魔法といえば、延々と作る形を想像し、それを呪文詠唱にしながら加工するのだ。


手にもってイメージしただけで、金属を変形させるなんてチートもいいところである。加工魔法の使い手が知ったら殺されかねないぐらいに。


「とりあえず、何つくろうか?」


ぅーん、露店で売るなら無難なところで指輪などの装飾品?あとは彫刻品かな?


そういえば、エンチャントはできないんだろうか?といってもやり方がわからないし、イメージしてみたけどできなかったので違うのか?


それとも才能がないのか・・・・まぁ時間だけはあるのだし、ゆっくりとためそう。






その後半日以上この倉庫にこもって色々と試してた。


まず手に触れた物の形はイメージしたものに変化させられること、速度は遅いが、慣れれば速くなるかな?


ある程度の合成や強化もできるようであること。


銅に錫を混ぜて青銅のリングにすることもできた。


マイナーだけど、アンチモン化合物があたので、アンチモンを取り出して錫と混ぜてピューターインゴットをつくった。


これを加工すれば銀にもみえるし、そこそこの値段になるかな?この世界には無いかもしれないし、あったら価値を調べておかないとだめなので


これはとりあえずおいておこう。


街を歩いた限り焼いて強度を増した鋼はあったので、製法を変えた現代の鋼を作れば強力な武器や防具となるだろうけど、これも世界を壊しそう。


タングステンも取り出して合金にできるだろけど、上記と同じ理由で却下だなぁ。


とりあえず、銀貨や銅貨を元にして、指輪、腕輪、木片を削って彫刻にするかな?


うん、露店の許可はリュカさんが今日帰りに役所でもらってきてくれるから、とりあえず無難そうな製品をつくろうっと・・・・。


あと、鉱物関係の本やなにかをお願いしておいたら、今度お城の図書館に連れていってもらえるらしいので、それでいいかな?


これってもしかしてダイヤモンドとかも作りだせる・・のかな?


ぅーん、成功したらすごく問題になりそう。


まぁ、物作るの楽しいから宝石ばっかりつくって楽して金持ち!はしないんだけどね。


そういえば、鏡がほしいなとおもって、銀とガラスを使ってつくったんだ。


うーーーん、さすが僕。かわいいね!鏡の中で可愛らしい幼女がニコっと微笑む。


上目遣いに見上げてみる。うん、はかいりょくはばつぐんだ!


思わず自分なのに、可愛いと抱きしめそうになってしまった。危険だ。


目標として、細々とした物を売って知名度をあげてお店?受注販売かな?


それでお金をある程度稼いだらリュカさんに剣か鎧をプレゼントしたいな。


騎士で迷宮が世界に存在して、魔物がいるってことはやっぱり戦闘するんだろうし・・・・・・・。


リュカさんには止められたけど、カーターさんにいつでも訓練に来いと言われたので


鈍らない程度には身体も動かしたい。うん、元の世界にも男の身体にも未練はありすぎるけど、っていうか中身は大絶賛男の幼女だけど


この世界は楽しいから、しばらくここで頑張っていこうと思う。


けど、帰れるのかな?いや、無理ってかいてたしなぁ。寿命とかどうなるんだろう?


そもそも、男と結婚してセックスして子供・・・いやいや、いま背筋辺りに悪寒がゾゾゾっと走った。


ブンブンと首をふる、うわ、鳥肌までたってるよ・・・・・・・・・。


考えないことにしようっと!


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