米日ハーフのご令嬢!
この小学校には日本の3分の1の財産を手にしているといわれる米日ハーフのご令嬢がいる。
カコ「おはよー。」
天使の顔で朝の挨拶をするカコ。
あまりにキラキラしており、みんなが目を隠した。
しかし金髪に青い瞳を持つ日本人離れした少女がカコに近づく。
アリス「Good morning!カコ。」
妙なアクセントだった。
まだ日本語に慣れていないらしい。
両髪にリボンをつけたその姿はキュートさがあった。
カコ「アリス、おはよう。」
カコは天使の顔でニッコリ笑いかける。
アリス「Oh-。I teach the こくご today・・・。すごくdifficult・・・。」
カコ「アリス・・・、また日本語と英語がゴチャゴチャだよ。」
カコは少し考えて息を吸う。
カコ「《ああー。今日は国語の授業がある。すごく難しいよね~。》って言うのよ。」
アリス「むずかしいネ~。」
アリスはケラケラ笑った。
カコはアリスと2人っきりになった。
半径1メートルには誰もいない。
カコ「わざとか・・・?」
カコの表情は暗い。
アリス「そうね~。やっぱり日本に来て1年経ったものー。」
やはり妙なアクセントは変わっていない。
だが、日本語は達者だった。
カコは頭を押さえて溜息をつく。
カコ「私以外の友達を作ろうとは思わないの?」
アリス「いいのっ!」
アリスはカコを近距離で指差す。
アリス「私のBest my friendはあなただけよ~。」
カコ「・・・・・・・。」
カコは無言で手を2回叩いた。
アリスの顔が和らぐ。
カコ「Do you stop it?I worry about you。」
(いい加減にしたら?私はあなたのことを心配しているのよ。)
アリス「Thank you for worrying。」
(心配してくれてありがと。)
アリスはニコッと笑った。
アリス「私のトモダチ?あなただけよー。」
カコ「・・・・・・。」
アリスは怪しく笑う。
アリス「I rery...」
(頼りにしてるわ・・・。)
少し英語が多いですが、ご了承ください。。。