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登場人物


 東雲桃子(しののめももこ)

 旧姓:伊集院桃子

 三度目の正直(?)で鈴木晃司と婚約せずにシオンと結婚できた。

 次があれば自分で鈴木家を潰す予定。

 


 神林杏(かんばやしあん)

 鈴木晃司の今回の婚約者。晃司の一つ下。

 中小企業の娘。美人というよりも可愛いといった癒し系。努力家。

 高校三年で晃司とお見合いして婚約した。その後、大学三年で婚約解消した。鈴木家は親子揃って非常識だと認識した(正解)。友人(同じ中小企業のお嬢さんたち)に愚痴った結果、鈴木家が中小企業からそっぽを向かれたことを知らない。



 篠原ユカ

 本編に名前だけ出て来た陽向の一つ下の二組の特待生。

 「第二の陽向」を目指していたが同級生の警戒心が強すぎて無理だった。一度目と二度目と違って三度目は陽向が居なかったお陰で生徒会メンバーに選ばれた(今回は記憶もっていたのでそれも関係しているかも?)。

 生徒会メンバーとして晃司と出会い、恋人になり、婚約者になったまではよかったが……。

 頭は頗る良いし計画性もある。ただし頭良すぎて逆算して計画を立てる癖があった。世の中、「アクシデント」というものは存在する。


 

 鈴木会長

 戦後に成り上がったグループ企業。シェアは国外が主。旧家の人脈欲しさに伊集院家の令嬢と息子を結婚させようと画策するものの、今回は伊集院家から断りの返事しかもらえなかった。息子が高校入学と同時に諦めるしかない状況となった。その昔、旧家のお嬢様(婚約者)を捨て妻(銀行頭取の娘)を選んだ男。やっていることが息子より酷い。


 

 早川陽向(ひなた)

 裏表のない天然気質。

 鈍感さとデリカシーのなさは、一度目と二度目同様あり。ただし大樹の涙ぐましい努力のお陰で人には裏と表がある事を実地で解らされる。

 今回は浅成学園には入学しなかった(大樹の大反対があったので)。

 普通の進学校に通い大学卒業後は友人達と企業する。

 母親業は壊滅的。


 

 早川大樹

 陽向のすぐ下の弟。

 今回、記憶を持って生まれた。

 姉が金持ち学校の特待生として進学してから全てが狂い出したことから、その高校に行かさないように奮闘。

 また、姉の性格にも問題があると判断したので幼少期からコツコツと矯正していた(多少の効果はあるが、それでも更生できたとは言い難い)。

 父親が母親似で一人娘の姉を特に可愛がっているのは今回も同じなので、自分は「鞭」に徹している(「飴」しか与えない父なので)。もし、今世も姉が馬鹿やらかしたら姪と義兄を連れてすぐに逃げられるよう手配だけはしている。

 

 

 田上弁護士

 晃司に少し似ている法律事務所の弁護士。二度目では大活躍した正義の弁護士さん。

 因みに血液型も同じの異母兄弟。

 若いながら優秀だと評判。

「とある弁護士」は彼の祖母の兄。



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