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鈴木君の借り物競争  作者: こま々
プロローグ
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プロローグ

 夢は記憶の残滓だ。薄呆けた記憶が、鮮やかに蘇るときもあるし、暗く歪められてしまうこともある。その記憶は昨日のこと、最近のこと、あるいは小さい頃のこと、もっと昔、生まれる前のことかもしれない。もしかすると、将来のことかもしれない。またそれは、自分の記憶とも限らない。他の人から拝借したものかもしれない。

 夢に誘われると、逃れられない。飲み込まれる。時も自分も溶けてしまったみたいだ。


 ……僕はまた、夢を見ているのだろうか。


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