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謎の光と変なショタ

ここまで来てくださりありがとうございます!今回主人公が登場しますのでよろしくお願いしますですはい。




場所(翁の家)


「よっしゃ勝ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


 俺の名前は一ノ瀬翁。ゲーム界では『神エイムさん』の異名で少し知られているゲーマーだ。今もモン◯ンのボスを防具なしノーダメージでクリアしたところだ。生放送でやっていたからか、コメ欄でいろんな人が話している。


(888888)(すげぇwww)(なんで当たるんやそれ⋯)

(さすが神エイムさんwww)


 こんなコメントを見ていてにやける俺は悪いだろうか、いや悪くない(反語)。誰かが褒めてくれるというのは幾つになっても嬉しいものだと思った。言っていなかったが俺は17歳だ。

 俺は自分で言うのもなんだがゲームが上手い。特に銃や弓などの遠距離武器が使えるゲームがいい。だから俺はこのようにゲームをやっている動画をとある動画サイトに載せてちょっとした収入を得ている。


「じゃあ来週は次のステージをこの装備のままでやっていくゾ〜高評価、チャンネル登録頼むぜ!」


 いつも通り次やる事を言って終わる。今は午後11時、良い子は寝てる時間だ。

 

「じゃあ、俺もそろそろ寝るか⋯」


 と自分のベッドに向かおうとしたところなんの前触れもなく()()は起こった

 

 なんの前兆もなく光が溢れ、俺はそれに飲まれーー














「⋯⋯っなんだったんだあの光は?」


 俺は気がついたら異世界にいたわけでもなく自分のベッドの前に座り込んでいた。


「まあどうでもいいか⋯寝よう」


***

場所(翁の家)


ピピピピピピピピピピピーーガンッ!


「あー⋯よく寝た」


 時間を確認、今は7時だ。俺は低血圧で朝が弱いため、布団の中で数十分ダラダラしてから、俺は伸びをして、制服に着替えて、日課のラジオ体操をしてリビングに降りた。



「おはよう、翁」

「おはよう⋯」

 

 このソファに座って新聞を読んでいるおじさんは俺の父さんで一ノ瀬童子、分かる人はわかると思うが俺の両親は能の面で考えて俺の名前をつけたらしい、そのせいで昔能の授業を受けたときにからかわれたものだ。


「今日も機嫌が悪そうだなぁ。翁は」


 父さんが快活に笑う。


「別に⋯ただ朝が弱いだけだよ⋯」

「はっはっは、そうだったな!」


 逆に父さんは朝が強い。夜は6時になるとすぐに眠くなるのに。こんなにも親子で違いがあるのだろうか。


「おおそうだ。今日の朝はパンと米、どっちがいい?」

「米選んでも米粉のパンが出るだけだろう⋯」


 家では父さんが洋食好きなために自分で作らないと和食は全く出てこない。小学校の給食で初めて和食を食べたのはいい思い出だ。


「まあそうだが小麦パンと米粉パンで少しは違うだろう」

「じゃあ⋯小麦パンで」


 分かったと言って父さんはソファから立ち上がりキッチンに行った。そしてパンとスープとサラダが運ばれてきたら朝食の時間だ。


「「いただきます」」

「そういえば翁、昨日の夜ゲームの明るさいつも通りだったか?」

「?⋯いやいつもと同じ明るさだけど⋯何かあったの?」

「昨日の11時ぐらいにな、なんかすごい明るくて目が覚めたんだ。びっくりしたよ」

「父さんが夜中に起きた!?」


 一瞬で目が冴えた。父さんはいつも朝6時ぐらいにならないと外が大雨でも、地震が起こっていても起きないのに⋯

  

「そりゃあ父さんだって夜中起きる時はあるさ。あれだけ眩しかったらそりゃあ起きるよ」

「ふうん⋯」


 思いつくのはやはり昨晩の謎の光だ。あれで父さんも起きたのだろう。


「まあいいか、テレビでもつけよう」カチッ


 そこには信じられない光景が映っていた。


【はーい皆さんこーんにーちはー!私はゼウスという世間一般でいうところの⋯⋯神です】


「なんじゃこりゃ、新しい番組か?」カチッ

「ん⋯?」カチッ

「何か変だな。番組が変わらない⋯?」


【ああ、今は全世界のテレビをのっとっていますから番組を変えようとしても無駄ですよ?⋯さて!私たちは昨日貴方達に1つ、能力(スキル)を授けました。その能力は例えば⋯火を出したり⋯鏡の中に入れたり⋯様々なものがあります!この能力(スキル)を使って貴方達にしてほしいことは⋯⋯】


「何言ってるんだこいつは?」







【殺し合いです】







「は?」


【貴方達にはその能力(スキル)を使って殺し合いをしてもらいます⋯ですがそれだけではメリットがない!

そう思っている方もいるでしょう⋯だから今回は!景品を用意させていただきました!おや?喜ぶ場面ですよ〜】クスクス


「おいおいこんなの放送していいのか⋯?」


【この大会には全ての人間が参加しています。つまり約100億人ですね⋯そしてその中で生き残った1人!その方にはありきたりですが⋯⋯あらゆる事を一回だけ叶える力を差し上げましょう!ではこちらも様々な準備がありますのでこの辺で終わりにいたしましょう⋯皆様、《アビリティ》とお言い下さい!その言葉で貴方の能力(スキル)が現れます!ではまた今度⋯】ブツッ


 その後は普通のテレビ番組が流れ出したが、どの局も速報と称してさっきの『ゼウス』とやらの話をしている。


「なんだったんだ、さっきのは?まあ一言いうだけで能力(スキル)なんてものが手に入るんだったら面白いな⋯《アビリティ》⋯うおっ!」

「父さんどうかしたの?」

「翁には見えないのか?なんか変なモニターみたいなのが目の前に⋯翁も言ってみろ!」

「?⋯《アビリティ》⋯わっ」


 言ってみたところ、目の前に謎のモニターが映し出された。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一ノ瀬 翁 17歳

固有能力(オリジナルスキル)

武器創造

能力(スキル)

命中 集中 視覚補正 予見

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「何だ⋯これ?」






 




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