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外仕事の依頼と新しい参加者と 第0話

改めて、この物語はフィクションです。


次話より”外仕事の依頼と新しい参加者と”が始まります。その前に”外仕事”の設定として下記のようなものをご用意しました。本編とはあまり関係ありませんし飛ばしてもさほど問題ありませんが、ちょっとでも知っていただけていると物語に若干の深みが出たり出なかったりすると思います。

プロ野球ファンの皆様ごめんなさい。そしてネーミングセンスの無さには自信があります。



1 ホッカイドウベアーズ(ナショナル・リーグ)

本拠地 ホッカイ道アサヒカワ市 ホッカイドウでっかいどうドーム

親会社 乳製品を中心とする総合食品加工会社

概要 20年前に本拠地を東京からホッカイ道へ移してから地域密着型の球団運営を力を入れるようになり、野球だけでなくアマチュアスポーツやさまざまなイベントにも積極的に後援しています。また、派手なパフォーマンスや演出で来場されたお客さんを飽きさせないようにしたことで新しいファンを徐々に獲得しています。

マスコットキャラはホッキョクグマのポーラ


2 みちのくグリーンフォレスト(ナショナル・リーグ)

本拠地 フクシマ県 フクシマボールパーク

親会社 電気事業及び通信事業を手がける総合商社

概要 ボールパーク構想をいち早く取り入れ、球場を中心に遊園地・ライブハウス・ショッピングセンターなどを併設し野球以外でも楽しめるような空間づくりに日々挑戦しています。

マスコットキャラはカモシカのホワイティ


3 NKサーベラス(ジャパン・リーグ)

本拠地 グンマ県・トチギ県・イバラキ県の県営スタジアム

親会社 グンマ県・トチギ県・イバラキ県

概要 サイタマケンに本拠地を置く球団の親会社が経営破綻したことでチームが解散寸前のところでキタカントウの三県が共同で運営することになりました。プロ野球機関からは球場の設備、収容人数不足や、そもそもなんで三県が?などと指摘されたが地元企業やそれぞれのケンミンの働きで超特例的に承認された経緯があります。そんな努力の賜物である球団のファンは東日本で一番熱量があると言われ、それに応えるように選手も活躍しています。

ちなみにNKとは北(North)と関東(Kantou)の頭文字から。サーベラスはギリシャ神話に登場する地獄の番犬ケルベロスの英語表記読みから。

マスコットキャラは右からオルト、カバス、ガルム(首ひとつひとつに個性がある設定です)


4 チバシーガルズ(ナショナル・リーグ)

本拠地 チバ県京浜地域 ゼピュロシアスタジアム

親会社 ガムやチョコレートを中心に食品分野にも事業を広げる製菓会社

概要 トウキョウ湾のすぐ近くに位置するため、海からの強風が試合に影響を与えることが多いです。今日勝てば優勝が決まるという試合の時、ビジターチームがここで一発が出たら逆転という場面で、ホームラン性の打球が風に押し戻され普通のフライになったり、9回表、ノーアウト満塁のピンチの際には、ピッチャーの変化球が打者の予想以上に曲がり三者三振、見事リーグ優勝に輝いたということから”風の神様が見守っている球場”という評判がつき、ビジターチームからは最後まで何が起るかわからないという恐怖心を持たれるようになりました。その翌年から京浜スタジアムから風の神様の名前をいただいてゼピュロシアスタジアムと改名されました。そして今年、天王山と言われるライバルチームとの対戦で同じような現象が起こり、今年は優勝か?とファンは期待しています。

マスコットキャラはカモメのジョナ


5 大トウキョウジャービッツ(ジャパン・リーグ)

本拠地 日本初のドーム型球場 ビッグコクーン

親会社 テレビ、ラジオ、出版社を傘下に持つ大手新聞社

概要 日本最古の球団のひとつ。テレビを通じて球団の試合を放送することで全国的にファンがいます。12球団で唯一、7年連続日本一という記録を持っているため、いつも勝たなければいけないというプレッシャーから金銭トレードで他球団の有力選手をやや強引に獲得してましたが、翌年はその選手が怪我や体調不良で活躍できないという謎現象が起こっていました。しかし近年は8年連続Bクラスに低迷していることから、トレードよりも選手育成に力を入れ始め、徐々に往年の強さが戻ってきているようです。

マスコットキャラはジャイアントウサギのフレミー


6 カナガワドルフィンズ(ジャパン・リーグ)

本拠地 カナガワ県 ホンモクスタジアム

親会社 海産物加工食品会社

概要 海・港・船にこだわり、球場にもユニフォームにも駅から球場までの道路にも海をイメージした装飾でファンに楽しんでもらっています。スタジアムグルメも海の幸が豊富で、他球団にはない魅力があります。2点取られたら4点取り返せというチーム考えから、とにかくヒットでコツコツと4番につなぐ戦法をとっています。そして4番バッターの”捕鯨砲”と言われる一発で試合を決めるスタイルがファンを魅了しています。

マスコットキャラはバンドウイルカのラビン


7 アイチオルカズ(ジャパン・リーグ)

本拠地 ナゴヤ市ゴールデンオルカドーム

親会社 日本が世界に誇る自動車メーカー

概要 日本最古の球団のひとつ。社長が代替わりしたのをきっかけに、プロ野球の他にプロバスケットボールチーム、プロサッカーチームも傘下に招き、かつモータースポーツの他にもさまざまな文化事業やスポーツ関連イベントにも力を注いでいきます。スポーツ文化を育てるという姿勢から選手の育成にも定評があり、デビューから引退までチームを変えない選手が増えたことで長年ファンから愛されている球団のひとつです。

マスコットキャラはシャチのラビー


8 ヒョウゴパンサーズ(ジャパン・リーグ)

本拠地 高校野球の聖地であるコウシエンアイビースタジアム

親会社 関西地域に広がる鉄道、バスの他にも土地開発を手がける交通会社

概要 日本最古の球団のひとつ。Bクラスが定位置だった時代から応援の熱量が変わらないことから12球団一ファンから愛されている球団と言われています。ホームで聞く地鳴りのような応援は力強く暖かく、反対にビジターチームにとって恐怖でしかなく、しかも容赦ないヤジやブーイングが起ることで有名です。万年Bクラスの時は”生え抜き選手しか監督にしない”という変なこだわりがありましたがフロント陣を一新することでチーム力が上昇し、近年は優勝争いの常連として野球ファンから注目されています。またヒョウ柄をあしらった応援ユニフォームやグッズを作成したことで普段野球を見ない層からも評判になり新しいファンを獲得しています。

マスコットキャラはクロヒョウのレオ


9 オオサカブルズ(ナショナル・リーグ)

本拠地 オオサカフラワードーム

親会社 金融、保険、銀行分野で多角的に事業を展開している金融会社

概要 日本最古の球団のひとつ。守備力に定評があり、チームからゴールデングローブ賞受賞者を何年も排出している。1点差のゲームをものにすることが多いが12球団の中で一番引き分けも多いです。投手戦でロースコアの試合は玄人好みではありますが新規のファンはあまり面白いと思われていないのが悩みのひとつです。

マスコットキャラクターはスパニッシュファイティングブルのランボ


10 コウチルビーアイズ(ナショナル・リーグ)

本拠地 コウチ龍馬球場

親会社 シコク4県のさまざまな会社が出資し設立した株式会社

概要 シコクにある独立リーグ系球団がひとつにまとまり誕生した経緯から、地域密着型のチームといえばここを思い浮かべる野球ファンは多いと思います。当たり前のようにファンの熱量は高いですが、ビジターチームファンには”おもてなし”の精神で迎え入れてくれるため終始和やかな雰囲気が溢れています。12球団の中で一番新しい球団のため成績はまだBクラスの常連ですが、一度火がついた打線はその荒々しさから”黒潮打線”と呼ばれています。

マスコットキャラは四万十川に生息するアカメを人魚風に仕立てたキヨラ


11 ヒロシマディアーズ(ジャパン・リーグ)

本拠地 ブーンブーンスタジアムヒロシマ

親会社 世界中のどのメーカーも諦めたエンジンを自力で量産化に成功させたり世界でもっとも売れたスポーツカーを販売し続けている自動車メーカー

概要 長打に頼らず盗塁や犠打などの走力や小技で相手を揺さぶりかき乱し、わずかな点差で勝利を重ねていくという”スモールベースボール”をいち早く取り入れています。有名選手は少ないものの投打のバランスに優れたプレイスタイルでファンから愛されています。

マスコットキャラはニホンジカのヒメ


12 フクオカシーサーズ(ナショナル・リーグ)

本拠地 フクオカ県フクオカドーム

親会社 インターネット、AI関連会社を傘下に置く通信キャリア会社

概要 12球団で唯一第二本拠地としてキュウシュウ地方、オキナワ地方を設定しています。打者には高い出塁率と長打力を求められる、いわゆるビッグベースボールという戦略をチームとして採用しています。ホームランや連続ヒットが見られるため、野球の醍醐味が詰まった試合が見られることでしょう。

マスコットキャラはシーサーのリュウカ

次話は10月15日を予定しています

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