七話 能力と武器
魔理沙「そうなるな言うなら見たものを創造する程度の能力ってところだろ」
迅「便利だな。」
腕を組、うんうんと頷く迅である
魔理沙「インチキもいいところだぜ。コピー能力なんて聞いたことないなから」
迅「あるものは仕方ないだろ?」
魔理沙「そうだけど……リスクは無いのか?」
それもそうである。コピー能力は自分にない力を自分に付属できる能力。自分に耐えられるように能力を変換しなければないならないハズである。それを行うには膨大な演算が必要なため脳に負荷がかかるはずなのだ
迅「頭がフラつく程度だから問題ない」
魔理沙「無理はするなよ?絶対にリスクはあるはずだからな」
迅「了解した」
魔理沙「まぁ教えることは教えたしあとは自分で練習するんだぜ?」
迅「あぁ。ありがとうな魔理沙」
魔理沙「どうってことないぜ。ある程度戦えないと厳しいからな。それと空も飛べるように練習しとけよ?」
迅「霊夢のを真似するんだな?」
魔理沙「そうだぜ」
魔理沙「……なんか武器でもあったほうがいいか?したっぱ妖怪は弾幕なんて知らないし普通に襲ってくるぜ?それに力のある奴でも武器は使ぜ?」
迅「武器?そうだな……剣とかでいいと思うが」
弾幕ごっこに武器をつかってはだめという決まりはないのだ。魔理沙は数々の異変を霊夢とともに解決してきた妖怪退治の専門家だ知識も多いのだろう
魔理沙「決まりだな。香霖堂に行くぜ」
迅「香霖堂?」
魔理沙「簡単に言えばなんでもうってる店だぜ。私の知り合いが経営してる。」
迅「なるほど。そこに剣があるんだな?」
魔理沙「多分な見に行けばすこしくらいはあるだろうし」
迅「なら向かうか」
ふわふわと宙に浮いている。なんとなくは飛べるようになったようだ
魔理沙「見たらすぐに使えるんだな。なら肩慣らしに競争だぜ!」
凄まじい早さで箒に乗り飛んでいく。魔理沙は幻想郷の中でもトップクラスの早さを持つものなのである
迅「ちょっ……早すぎるんだが」
向かい始めた頃には魔理沙はかなり先に居た
迅「フッ……負けないぞ!」
慣れないながらも全速力で追いかけていった