六話 弾幕とスペルカード
私たちが住んでる外の世界と幻想郷では200年もときの流れが違う。従って幻想郷は現在の外の世界の200年前の姿なのだ。だが時々神隠しと呼ばれる現象が起き外の世界から幻想郷へ人が迷い混むことがある。そのせいか現代のものも数多くあるのだ。また幻想になったおもちゃやパソコン、本などの忘れ去られた物も幻想郷に流れ着くことがある。そのような影響もあるため現代の知識をある程度幻想郷の人々は知っている。
人間
幻想郷にも少なからず人間は存在する。結界を張った地域にも村などが存在していたからである。現在では、人間の里と呼ばれる一番多くの人が住む町のようなものもある。今では妖怪でもきまりを守れば人間の里に住むこともできる。夜中には妖怪達の専門店を開く店もたたある。
スペルカードルール
博麗霊夢がとあるとき今までの妖怪退治の方法に不満を覚えた。妖怪だって生きている。殺したりせず楽しんで勝負が出来ないだろうかと思い妖怪と相談して作られたのが弾幕ごっごある。自分の思いを相手に伝える勝負としそれを幻想郷中に広めて正式な戦い方としたのだ。
弾幕
霊力や魔力、妖力などを固めた物?のようだ。さまざまな種類がある。殺傷能力はないが当たれば痛く服がボロボロになることもしばしば。だが力の強いものになると弾幕でも死ぬことがある。
スペルカード
自分の得意技に名前をつけたものでもあり想像したものでもある。公式な弾幕ごっこでは自分の持ってるスペルカードがすべてかわされたり跳ね返されたりすれば自分の力は相手に届かないと判断し素直に負けを認める物とされている。だが公式でない場合殺す用途に使われたりもするようだ。
魔理沙「そうだ。まぁ読んで字の如しこんな奴だ」
すると魔理沙の手ら色とりどりの星型の弾幕がマシンがンのように放たれる。
迅「おぉ!綺麗だな」
魔理沙「まぁ綺麗なだけじゃないんだがな?」
迅に向かって弾幕を複数放つと命中する
迅「うん?っ!結構痛いんだな」
魔理沙「まぁそうだな。殺傷能力はないけど当たるとかなり痛いぜ。服とかも傷つくからよくボロボロになったりするし」
迅「これを俺が覚えろと?」
魔理沙「そうだぜ。それと迅の能力も知りたいしな
迅「俺に能力なんかあるのか?」
魔理沙「私はあると睨んでるぜ?だからして私の真似をしてみろよ」
バシュシュシュン!と弾幕を放つ
迅「そんなの出来るわけが(バシュシュシュン!)出た………」
片手から青い弾幕が扇状に放たれる。木々に当たると弾幕は、弾けて消滅していく
魔理沙「出来るのか…1ヶ月は懸かると思ったんだか……能力でもなけりゃ無理だな」
迅「なにかしらの能力があるのかもしれないな」
魔理沙「そうだな。次はスペルカードを教えるぜ。簡単に言えば弾幕だけで敵を倒せないときに使う必殺技みたいなもんだ」
迅「カッコいいな」
魔理沙「まぁ見てみたほうが早いな。しっかりみてろよ?」
スペルカード(絵の書かれたトランプ位の大きさのカード)を取りだしニ八卦炉を両手でもち足を開き構える。するとミニ八卦炉にエネルギーがたまっていくのが感じ取れるそして…
魔理沙「行くぜ!恋符「マスタースパーク」!」
エネルギーが一点に集まるとそこから虹色の極太レーザーが放たれ森の木が消し飛ぶと同時にかなりの爆風が起こる
迅「すっすごいな……」
魔理沙「まっこんなもんだぜ。ほらっお前も作ってみろよ」
白紙のカードを三枚渡す。
迅「どう作るんだ?」
魔理沙「どんな攻撃がしたいのかイメージするんだぜ」
迅「イメージて……(ピか~ンと白紙のスペルカードが光だし)」
迅「でってきた」
魔理沙「早いな。早速使ってみたらどうだ?」
迅「そうするよ。剣符「レーヴェリーズショット」」
迅の後方に魔方陣が現れそこから複数の剣が飛び出し目の前の岩に向かって飛んでいきぶつかると爆発していく
魔理沙「絶対にあたりたくないスペルだな」
迅「打てたことに驚きだ……」
魔理沙「まぁこれではっきりしたな」
魔理沙「迅はなにかしらの能力を持ってるぜ」
迅「能力が俺に?」
魔理沙「まちがいないぜ」
普通の人間が弾幕やスペルをこうも簡単に使えるはずがないのだ。少年の能力は今開花したのだ。
魔理沙「多分だが迅は見たものを自分なりに変換できる能力だと思うぜ?」
迅「コピー能力だな。」
自分の能力を手に入れた迅である。