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(42) 人材あります![10]

 車を走らせ、依頼先の芝を刈り終えたとき、すでに昼前だった。ことほか、作業は順調にはかどり、戸倉が予想していたより2時間ばかりも早く終了した。今日は半ドンにしようと戸倉は思った。今日は休もう・・と最初は思っていたのだから、昼まででも働けば御の字だった。依頼先に半日料金の五千円をもらい、戸倉は領収書を手渡して帰宅した。幸い仕事中の異常事態は起こらなかったから、戸倉はホッとしていた。戸倉は弁当屋で買った弁当をレンジで温め、遅めの昼食を済ませた。湯呑ゆのみのお茶を飲み、ふぅ~っとひと息ついたとき、戸倉は左の肩を突然、たたかれた。昨日のことがあったから、驚きの程度は、さほどでもなかったが、それでもギクッ! と戸倉はした。

『私です! 驚かせて、すみません』

 戸倉は思わず振り返った。

「ああ、昨日の…。何か分かりましたか?」

『それなんですがね。ひとつ耳寄りな情報がアチラで入手できました』

「と、いいますと?」

『いやぁ~、それを聞いたときは私も驚きましたよ。といいますのは、他にも仲間がいたんです。まあ、仲間と言うのは妙なんですが、私と同じようにこの世界へ現れてる者が数人、いたんですよ』

「よく分かりましたね」

『あなた、人材派遣の仕事をなさってますよね。もちろん私も昨日のあなたですから同業種なんですが、向こうでは事務所を構えて数人、店員を雇ってるんです。先ほど申しましたコチラへ現れてる者が数人いたといいますのは、実は彼らなんです』

「ほう、それは…」

 戸倉は聞く人になった。

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