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#EX6 海を求める旅




「出発っ……進行ぉぉぉ〜〜〜〜!!!」




 御者台のドラコが叫ぶ。

 鞭を入れられた馬が嘶いて、馬車がゆっくりと動き出した。


「馬車なんて久しぶり〜!」


「乗ったことあんのか?」


「この国に来る前ね!」


 プラムがはしゃいでる。サンライト王国に来る前ってことは……死ぬ前の父親とでも一緒に乗ったのかね。

 荷台に乗ってるのは俺とプラムだけじゃない。


「ちょーっと、ゆっくりさせてもらうかなー……国民にも部下にも悪いが……」


「団長だって休暇は要るだろ」


 なんと騎士団の団長、ジャイロもいる。

 俺だって友達だからって無闇やたらと誘ったワケじゃねぇ。今の王国の状況的に、団長が休んでる場合じゃねぇのはわかってる。


 だからウェンディにも聞いといた。



『馬車旅? 良いな。私は行かぬが……この数日、ジャイロはよく働いた。国民からも心配されるほど、誰よりも熱心だった……皆、許してくれるはずだ。団長補佐の私が残れば、面子も保たれるだろう』



 ジャイロのヤツ。

 元からすげぇキビキビ復興作業に勤しんでたらしいが、どうやらアバルドが辞めてから病的なほどにギアが上がり……みんなから心配されてたという。

 旅に出るなら、良いタイミングだったかもしれねぇ。


 そして、


「僕なんかが……本当に良いんでしょうか……」


「大丈夫だって」


 魔術師団の二番手、ルーク。

 いやいや誘うメンツが豪華すぎるって文句は……受け付けてます。ヤバいです。


 こちらもマゼンタ団長に聞いといた。



『ルークなら、是非連れていってあげて。王が殺され……国民が大勢殺され……彼は責任を感じて悔やんでいるようなの。私だって失態を晒したというのにね……』



 ――そんな調子だとさ。

 復興作業も手伝おうとしたが、なぜか失敗ばかりしちまって断念したらしい。それからは寮の自室に引きこもってると……


 あのルークが失敗ばかり? 珍しい。


 泣きながら俺にも言ってきたよな、半年前から対策することができたはずなのにって。

 そりゃ間違いじゃねぇんだが、


「言っただろ? 反省会なら一人じゃやらせねぇって」


「……はい……」


「……」


 今のルークには……何つぅか……覇気が無い。元気が無い。

 生きる気力が……あるようには見えない。


 おいおいコイツまで病みそうなのか。

 今回の戦い、みんな心にダメージ負いすぎじゃね?


「まぁPTSDなら、俺も半年前から持ってるけど……」


「ぴー、てぃー、なに?」


「ああプラム。お前には生涯かけて絶対的に縁もゆかりも無いモンだから安心しろ」


「なんかバカにされた気がする!」


 ところで同乗者はもう一人。

 それは俺たちのいる荷台ではなく、御者台の方に乗ってて。


「ってか何でアンタついてきたの!? マコトっちへのお礼で『海』行くっつってんのにさぁ、こちとら半年前からの付き合いだっての! 邪魔だけはしないでしくさってね!?」


「半年前からの付き合いとか自慢しないでくれますかぁ〜〜!? 私なんてレオンさんとドラゴンさんのあの謎の踊りからマコト様の匂いを嗅ぎつけたんですからね! 私を放っといて勝手に『海』なんか行かれてしまったらマコト様とアンナコトヤコンナコトできないじゃないですかぁ!」


 う、うるせぇ……

 俺の大ファン、ポンプがなぜかついてきちまって、ドラコとずっと喧嘩してる。


「はぁ? 自分勝手も甚だしいクソ女だぁね、好きな人が好きな場所行くっつってんだから黙って見送ってやるのが普通でしょうがっていうか愛してるからこそそうすべきでしょうが! あ〜あこりゃ恋人とかできたところで束縛強すぎてすぐ逃げられちゃうなコリャ」


「恋人とかできたとしてもマコト様しかあり得ません〜〜〜だ!」


「アンタ他人の気持ち考えないのぉ!? よりにもよってマコトっちがアンタみてぇなのと付き合うわけないでしょうが! ま〜? アタシにはドラゴン様という相思相愛雨あられの存在が――」


「あなただってドラゴンさんの気持ちを考えてるとは思えませんね! そうやっていつも一人でベラベラベラベラ喋ってたら他の言葉なんて聞こえませんもんねぇ!」


「あ〜〜〜っ!! 言ったなこのぉ!!」


  ――まさか馬車に乗ってる間ずっとこれ聞かされるのか?



▽▼▼▽



「だいたい初めてのチュウをあなたに貰われてしまったこと、どれほど恨んでいるか憎んでいるか! ムキ〜〜〜ッ!」


「お? 怒った? 怒った? 普段からゴミ箱漁り生活で胃も舌も唇も腐ってる残念無念ご愁傷様美少女ドラコちゃんのベロベロベロチューの悪臭で怒っちゃったのかなぁぁぁ」


 というワケで一日中馬車で移動し続けた。


 女二人がやかましすぎる間、俺とプラムは、ルークとジャイロから異世界のボードゲームやカードゲームを教わったり、他愛もない話をしたりした。もちろん魔王軍どもとの戦いの反省会もちょいちょい挟みつつな。

 まぁ馬車が揺れに揺れまくるんで、あんまゲームは集中できなかったけどな。いいんだ、笑えたし。

 ルークもちょいちょい微笑んでたぞ。俺がフザケるからな。

 というか、プラムは自分の世界のゲームだろ……知っとけよ。


 暗くなってきた頃、小さいが夜道を明るく照らす村? 町? を見つけた。

 今、俺たちは馬車を止めてとある宿屋に入るところだった。


「なー、ドラコってちゃんと『海』までの道わかってんのかー? オレけっこー楽しみなんだぜ?」


「僕も……ずっと憧れはありました。見てみたいです」


「お。お前らが意見一致してるなんて、珍しいこともあるモンだな」


「私もみたい〜! だぁってマコトも『海』見たことあるって言うしさぁ〜ズルいよ一人だけ!」


 だって日本じゃ海なんて当たり前なんだもんよ。夏になったらみんな行くじゃねぇか。

 ルークとジャイロもさっきから海の話をすると目をキラキラさせて語り合うし、俺が仲良しイジりしても怒ったりもしねぇ。

 海パワーすげぇぜ。


「……ってか、ジャイロの疑問もわかるな。ドラコ道わかってんのか? 少なくとも半年は海に行ってねぇはずだし……ポンプと延々言い争ってて集中もしてなさそうだし」


「だろー?」


「そういや最初に一回それ聞いたんだが、腕まくって『任せときんしゃい!』としか言ってくれなかったな」


「むむむ。あやし〜ですな〜」


 プラムが顎に手をやって名探偵ごっこ。根拠のあることを言ってくれねぇドラコ……信じていいのかね。

 でもまぁ、


「皆様、お部屋までご案内致します」


「よろしくお願いします――そうだプラム。この町は旅人を歓迎するために夜でも明るくしているそうだよ。それでお金を稼いでもいるってさ」


「じゃあカンゲーされた私たち、リッパな旅人ってことだね! やったぁ!」


「へー。そんな所もあるんだなー。光で魔物まで寄ってこなきゃいいけどなー」


「ちゃんと警備してくれる人とか、いるんじゃないですかね?」


「ちょっとジャイロ〜! それ『ふらぐ』になっちゃうからやめてよ〜!」


「なんだそりゃ!?」


「あはは、大丈夫ですよ。プラムが『愛の魔法』で何とかしてくれますって」


「ヘラヘラ笑って私任せ!? ルーク責任感どこに置いてきちゃったの!?」


 なんか、みんな楽しそうだし。

 こんなにどうでもいい話ばっかりすること、無かったしな。


 別に海に着かなくても、いっか。



▽▼▼▽



 で、部屋を見た後に案内されたのがコレ。



「お……温泉だぁぁぁ!!」



 掘ったら出てきたからとりあえず商業利用してるってだけで、まだこの世界には『温泉』という言葉は存在してないかもしれんが……

 見た目としては完全に温泉だ。普通のお湯とは違うとろけるような水質、立ちこめる湯気。


 ここは温泉旅館のような宿屋だった。


 まぁサンライト王国にも公衆浴場みたいなのはあるんだろうけど、そんなに多くないはずだ。少なくとも俺は見たことない。

 あんまり文化として根付いてなさそうだ。


 男湯には他に誰もいなかった。ちょうど最近は旅人が少ない時期とか言ってたような。忘れたが。

 俺とルークとジャイロの三人で、ゆったりと浸かる。


「ふ〜〜〜、気持ちいいですね」


「いい湯だ……」


 あぁ、生き返る。生き返るし、日本に戻ったような気分だ。

 そういえば、


「マコトさん、何度も行ったことあるなら『海』には興味無いんですか?」


「いや見てぇよ? ホームシック……ってほどじゃねぇけど、やっぱ前の世界の景色が恋しくなる瞬間もある」


「あるんですか、やっぱり」


「たまにな」


 ドラコから「海行きたい?」と聞かれた時、俺は少しだけ気分が高揚したのを覚えてる。

 プラムやルークやジャイロを連れてってやりたいとも思ったが、自分もちょっと行きたくなったんだよな。


 ここで思い出したのは、


(……女神様〜?)


 投票だか何だかで、世界の管理から外される可能性がある……とか言ってた彼女の存在。

 今ちょっとルークとジャイロで話が盛り上がってるんで、気まぐれで語りかけてみたんだが……まぁそう都合良く通じるワケ――


『マコトさん。お久しぶりです』


(通じた!?)


『都合良く通じました』


(……で? ドラゴンから聞いたんだが、投票とやらはどうなった)


『負けました☆』


(は? もう一回言ってみろお前)


『負けました☆』


(もう一回言うなよ)


『支離滅裂ですね……本当に、申し訳ございません。私は『あなたが今いる世界』そして『あなたが元いた世界』どちらも、別の神へ引き継ぐことになりましたので』


(……俺、もし戻りたくなっても、戻れねぇの? 日本)


『もう少しお待ちいただいて……新たな管理者の神から連絡が行くと思いますので』


(まぁ、まだいいけど)


『まだいいんですか? …………なるほど。では、またいつか』


 たぶん女神様は、俺が今見てるルークとジャイロの楽しそうな会話を……俺と同じ景色を今見たんだな。

 なんかお別れって感じがするが、


(ちょっと待て。女神様とももう会えねぇんじゃねぇのか?)


『それは……わかりません。でも、きっと会えますよ。そう信じていてください』


 有無を言わせず『では』と女神様はテレパシーを終了した。

 これが最後じゃちょっと寂しいけど。


「――おいマコトー、魔王になった時どんな感じだったんだー!?」


「ん? あぁ、俺の意識ねぇよ。だから何とも感じてねぇな」


「マジかー」


 ジャイロは世間話的に話してるが、どうにもルークが居心地悪そうになってるんで、


「でもまぁ! お前らのおかげでもあるが――俺の悪運すげぇよな、ルーク!!」


「え!?」


 ルークと裸だが強制的に肩を組み、


「お前には、裸以前に俺の全部見られちまったモンな!!」


「な、何見たんだよ!? お前らどーゆー関係なんだ!!?」


 ジャイロだけ焦って勘違いしてて、ルークはよくわかってねぇようだが、


「ダンジョンで俺が死んだ時、必ず全部お前が近くにいたし、魔王化した時も全部お前に目撃されてんだよな!!」


「あ……」


 色々と思い出して表情が暗くなるルークだが、もちろん俺の目的は前向き。



「だからその分――わかっただろ? ルーク」


「え……?」


「俺は死んでも死なねぇ。魔王化しても戻ってくる。俺はいつだって『最強無敵』なんだって……わかったろ?」


「っ! ……確かに、そうですね!」



 まだ言いたいことはあるだろうが、とりあえずルークは笑って同意してくれた。

 それでいいんだ。後悔と反省なら、もうやった。今は笑うべきだ。


 と、


「――わあああああああああああああ」


「!? うおおおおおーーーっ!?」


 上から何か降ってきてジャイロの頭に直撃、湯の中に沈む。すげぇ水しぶき。

 ま、まさかジャイロの立てたフラグがもう回収に来やがったか……


「ってクソガキぃー! 何飛んできてんだ、ここ男湯だってんだよ!!」


「えぇ? ジャイロぉ、私の裸みれて嬉しいのぉ〜……?」


「お前のなんか何とも思わねーわ!」


「それはそれでキズつくなぁ!?」


 まさかのプラムが降ってきた。

 タオルも持っちゃいるが巻いてねぇ、ワイルドすぎるだろ。コイツこんなアホだった?


「おい何でこっち来たんだ、プラム?」


「だってさ〜女湯に私一人なんだもん! つまんな〜い!」


「ドラコとポンプがいたろ?」


「いやあの二人まだ外でケンカしてるもん」


「まだやってんのかよ……夜だぞ」


「というか、こういう時って男性の方が女性に興味を示す事例が多そうな気がするんですが……」


「そうだぜルーク。まぁそもそも覗きは犯罪だとしても……ヒロインの方から飛び込んでくるなんて前代未聞のルール違反だ」


「じゃ、みんなの体ジーッと観察していい?」


「バカやめろお前!!」


「うそだよ。もぉ本気にしないでよぉ、男ってのはこれだから……」


 なんかプラム、ドラコから変な影響受けてねぇか? 喋り方がドラコっぽいぞ。

 まぁ本当につまんなくて遊んでるだけだと思うが……



「たのもォォォォォ!!!」


「んマコト様ぁぁぁぁ!!!」


「「「は?」」」



 女湯の方から飛び込んできたと思ったら、今度は入り口から堂々と二人の女が入ってきやがったぞ!!?

 あ、あいつら……


「我が名ドラコ!! 楽しそうなお喋りが聞こえたので、このアタシも参加したく参上した次第でござりまする!!」


「マコト様!! さぁ! ダンジョンでお見せいただいたパンツ一丁の、その向こう側へ共に参りましょうォォォォォ!!!」


「「「ギャ〜〜〜〜〜〜ッ!!!」」」


 男湯は……『地獄』と化した。

 温泉だけに。



▽▼▼▽



 その後もポンプがスライムなので温泉の中で溶け始めたり、泊まる部屋もなぜか六人全員で一つの大部屋になっちまっててギャーギャー騒いだりして、ま〜〜落ち着かなかった。

 でもみんな疲れて寝た。


 翌日。


「マコト様は人類の宝ですね!! 欲深くて汚い大人たちが多い中、マコト様は純粋で正義感の強い、まさに輝ける一筋の光ィィ!! あぁスライム状態で服の中にお邪魔して襟のところからコンニチワしてチューしたいィィィ」


「いえいえ人間の形に収まってる時点で、全ての人間が神獣の足元にも及ばないと知るべきなんだよなぁ〜!! あの翼、あの牙、尻尾! 長い首! あの造形美の前には全ての生物が頭を垂れて平伏して崇め奉る他無いと言っても」


 また騒がしい喧嘩――というか自慢合戦? の声とともに、馬車が動き出す。

 ドラコ本当に道忘れてねぇか? それどころか目的さえ忘れてそうに見えるが……


 道中でも、テントみてぇなのを張ってた行商人から謎のアイテムを買って遊んだり。

 向かってきた魔物をカードゲームの片手間でブチのめしたりした。


 ――その日の夜は野宿だった。

 焚き火を囲んで、まぁ色んなことをみんなで話した。



▽▼▼▽



 それから二日……いや三日ぐらい経ったか。

 通った町や村を訪問したり、そこで住人の手伝いをしたり、宿に泊まったり泊まらなかったり。

 色々あったな。悪くねぇ旅だ。ちょっとサンライト王国も恋しくなってくるが。


 そんで――山みたいなところに差し掛かるとドラコが、


「あ、ここ越えたらね、そろそろ『海』が見えてくると思うんだよねぇ」


「マジかードラコ!? ちゃんと案内する気あったんだなー!」


「あぁそりゃもうマジよマジ…………たぶん」


「え、ドラコさん今何か言いませんでした?」


「ん? 何も? 言ってないけど?」


 さすがに山道。道は細くはねぇんだがガードレールみたいなのがあるワケもなく、ドラコは慎重に馬を進める。

 ポンプも空気を読んで黙ってる。


 その時。



「ああああああ原因不明の土砂崩れだお!!」


「「「「は?」」」」


「ああっマコト様ぁぁ!!?」



 ドラコが叫んだと思ったら、マジで原因不明の土砂崩れが起きてやがる。

 都合良く荷台のみを襲い、俺たち四人は流されるがまま――



▽▼▼▽



 ――――――――。


 ――――――。


 ――――。


「はっ?」


 俺は、目覚めた。

 異世界に来た最初を思い出したぜ。


「……お前ら!?」


 いない。

 周りに誰も……なぜだ。


 奇跡的にちょっと壊れただけで済んだ、馬車の荷台だけがそこに転がってる……


 ってか、


「ここ……砂浜?」


 なんかジャリジャリ音がして歩きづらいと思ったら、普通の地面じゃねぇ。

 砂浜ってことは、まさか?


 振り返ると、


「マコトさん気をつけて!!」


 遠くからルークの声。ジャイロとプラムも一緒に走ってきてるようだが、


「おっ、おお!!?」


 う……、海だ。

 海なんだが、その景色に感動する暇もなく、何かが海面から飛び出してきて、



「わぁ〜あッ、フィアンヌ待つカニ!!」


「――あたしの海を汚すなぁぁぁっ!!」



 明らかに俺を狙って、拳を振りかぶっているのは……見間違いじゃねぇよな。



「人魚!!?」







書いたことないタイプの話でした。確か冒険ってタグも付いてた気もしますが冒険したこと無かったかもしれないですね…


ともかく残り2話です。

作者、人生二度目のコロナになりまして、仕事も休むので今の内に完結させちゃおうと思います。よろしくお願いします。

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