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支援と協力


その日の夜


ジェシカ社長に頼んだお陰で弟さんの彰人さんを紹介して貰える事になった。あれからジェシカ社長に軽くどんな人物なのか教えて貰ったら、うん。予想通り理数系だった。そして男兄弟の末っ子で化石から地質に興味が移り、そして現在は地震となった訳らしい。


そんな訳で夜にジェシカ社長の部屋にお邪魔したのだけど、今のこの状況はどういう事?

応接室にある様な机を挟んで対面にはジェシカ社長と彰人さんが座っている。

ジェシカ社長が私の紹介をしてくれて、それから始まった初の対話のはずだったのだけど…………


まさか女性が苦手とは………それもジェシカ社長の通訳無しでは話せない程の姿に唖然としてしまった。

こちら中身は男なんですけど!意識しすぎじゃない?


「え〜と地震について研究を行っているとお聞きしたのですが、どのような研究をしているのですか?」


「…………………………………………」

「地震の発生の予測って言ってるわ。」


「そうですか。予測は実現可能と思いますか?具体的に10年後とかまでに…………」

実際10年後でも予測は実現出来てなかった。


「………………………………………………………………………………………………」

「電磁波の測定や地殻移動の数値等様々な方法で模索しているらしいけど、10年後と言われても無理そう。だって。」


イラッ

「では地震が1年後もしくは10年後に起こるとして、その対策等思い付く方法は何かありますか?」


「…………………………」

「想定する地震の規模は?だって?」


イライラ

「マグニチュード8で。」

そう伝えるとさっきまでよそよそしかった彰人さんの顔つきが変わり目つきが鋭くなった気がした。


「…………………………………………………」

「最大規模ですか、日本の何処を想定しての話ですか?だって?」


ってオイ!さっきの感じだと自分で言うのかと期待しちゃったじゃないかい!


「東北太平洋の沖合が震源地で。」


ってここでいきなり立つなよ!ビックリした!


「君も起きると信じているのか?」


やっと自分の声で話してくれたよこの人。そろそろピキッってきそうだったんだよね。


「えぇ、今すぐでは無いですが10年後ぐらいに起きると思っています。」

「根拠は?」


あれ?異様に喰いついてきたけど、何処にだろ?

あっ!それよりやばい何て言えばいいんだ?未来で体験してきましたとは言えないし…………

困っているとジェシカ社長が彰人さんに向かって話だした。


「彰人。根拠は言えないわ…………ただ今は信じてとしか言えないの…………」

「……………………もしかして彼女も兄さんみたいな人なのか?」


え?どういう事?何で私がジェシカ社長みたいなの?意味がわからないですけど?

ってジェシカ社長も真面目な顔で彰人さんに向かって頷いてるんですけど?


「…………兄さんも認める程なのか、正直兄さん以外の人は信じてないんだけどね。」

「わかってくれて助かるわ。それで姫華ちゃんに協力してあげて欲しいの、勿論今まで以上に支援するわ。」


よくわからないけど、ジェシカ社長が出すのはちょっと違うと思った私は

「ちょっと待ってください。支援は私が出しますから!」


だってこれから研究なんてやってられないくらい動いて貰う予定なんだもの。との言葉は胸の中だけで止めておいた。

だからジェシカ社長には…………


「ジェシカ社長!私仕事頑張りますからドンドン言ってください。よろしくお願いします。」


私も彰人さんみたいに立ち上がりジェシカ社長に向かって頭を下げてお願いした。


「ん〜〜姫華ちゃんの熱い気持ちがよくわかったわ。でも…………プロデュースは計画的に進めてるから期待しててね。姫華ちゃんを安く売るつもりなんてあたしには無いの、これからドンドン忙しくなるから覚悟しててね。」



そうして夜だったのもあり、それ以上彰人さんとは地震の事やこれからの事などは深く話さなかった。

とりあえず連絡先の交換をして次回細かな協力を打ち合わせする話となった。

細かなと言うのは私がどのような協力が必要なのかレポートに纏めて提出して欲しいと…………理数系が忘れた頃に出てきてめんどくさいわ!




それから仕事の合間に何とか3日掛けてレポートを6枚準備した。何で三日も?となるかも知れないけど違うから!

私だってね。理数系の恐ろしさなんて知らなかったからね。

あの初めて会った夜に部屋に帰ってから簡単に1枚のレポートを書きましたよ、都内のホテルに後5日程滞在しているって言ってたから早く渡そうと思ってさ。

だから次の日に連絡して都合の合った夕方にホテルまで届けに行きましたさ。勿論1人じゃなくて鮎美も一緒に付き添って貰ったよ。一応芸能人として何か問題になったら困るから。

割とこれからいろいろと対策とか考えていたから、実現に向かって進むんだとテンション上がりぎみで行ってレポートを提出したら…………「やり直し。」


はい?


それから1時間…………優先順位は?対策案の具体的な目的は?規模は?そもそも対策案が不明確過ぎる。予算も明確に数字化しろ!…………ってオイ!最初の女性が苦手でジェシカ社長に通訳頼んでた奴とキャラ違うだろ!いや、こっちだって具体的に可能とか不可能とかもわからないからお前に丸投げするつもりでいたのに。そりゃ今あなたの方が年上ですよ…………でもね中身はお前より年季入ってるってーの!


それからやり直しを2回経験して、はい。私の思案の低さにごめんなさいです。

3回も説教を受けた私はもう最後の夜は泣きながら書いていました。


前回のレポート提出の時に「次で何とかレポートとして見れる物になりそうだな。」との言葉にその時は嬉しさで涙が出そうだったけど、夜になって書いていると悔しさが出てきて泣きながら書いた。


今日こそは…………



読んで頂きありがとうございます。

☆をしてくれてる方ありがとうございます。

自分も読んでる小説にもっと☆を付けようと思い反省です。

読んだ後しおり押して終わりとかよくしてたんで…………

「お前も作者なんだから、気持ちわかるだろ?」って言われそう



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[一言] レポートは苦手
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