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海無き世界で空母を使えるか?  作者: テンユウ
4/8

ガチャ?

「プレイヤーと言うのは、代表者のことです。組織の代表となった人物に使えるようになる、神の加護の様なものです。大きな商会や、町長等は、代々プレイヤーを続ける事が多く、一般にも偉くなりたきゃプレイヤーを目指しなさいと言われる程には知れわたっています。」


ゲームの中、等と言う可能性は低くなったか、


「どのような機能、何が出来るのかを教えてくれませんか?」


「そうですね、プレイヤー同士なら、相手の姿を見ながら、無線の様に会話するプレイヤーチャット、知り合いや、会社等の一度知った情報を視界に映し出す、メモ機能、このメモ機能に書き込みをいれる機能、後は計算機能に、リュックサック程度の収納等が、誰でも使える機能です。そして、ガチャですかね、」


ん?、


「ガチャとは?」


「えっとですね、ランダムな物を手に入れる事が手に入ります。特別なプレイヤー能力と、見たこともない兵器が、大当たりですね、兵器の設計図のほかにも、本だったりも、研究機関に売れば大金になりますよ、今使っている飛行機とかも、最初はガチャから出てきた物をバラして、作れるようになったんですよ、」


まあ、そう言う世界らしい、


「成る程、わかりました、教えて頂き有難う御座います。この件は何かで、」


「ええ、期待しています。」


オスプレイに乗り込み、飛行船を後にした、


「プレイヤー、ガチャ、」


目の前に現れるのは、金色に装飾された、空中に浮かぶ球体、この中には、ボールの様な物が入っている。


ガチャによって技術が進む世界、


「ボス?何ですかそれは、」


私は、飛行船を追いかける空母の上に立ち、一冊の本を取り出す。


「ああ、見えてないのか、少し待て、プレイヤー視界、共有、」


わっと、どよめきが周囲に広がる。


「落ち着け、ここではこれが当たり前だ、銃をおろせ、」


あれを撃っても、この能力自体に影響は無いが、流れ弾が何処に行くかはわからない、


「昔のお菓子屋の、ガチャガチャに似てますね、まあ塗装はカジノポイですが、」


おお、いい例えだ、


「そうだ、一定の人数の代表が、プレイヤーになるらしい、代表者承認ボーナスと、航空機による敵機撃墜ボーナス、初期依頼達成ボーナス、三回回せそうだ。」


「ま、回すんですかボス、」


パラパラと、彼女からもらった本をめくる。


「危険なものが出現する確率は低いらしい、」


「危険なものが出るんですね、」


「せいぜい、飛行機に潰されかけたや、新しい能力が暴走したが原因だ、」


「何だ、その程度か、って能力の暴走って何ですか、」


ナイス、ボケ突っ込み、それを待っていた。


「大丈夫だ、もう回した。」


笑顔で、グットマークを作り、そう言った。


「総員、距離をとれー、」


周囲の部下がわらわらと、それでいて迅速に距離を取る。周囲の人間が離れた頃に、ガチャを回す。


『【部隊管理】

貴方固有のゲーム能力です。ゲーム能力が揃うまで、貴方は別のアイテムを手に入れることは出来ません。

これは、あなたの部隊を運用するための補助スキルです。』


『【購入画面表示】

貴方固有のゲーム能力です。ゲーム能力が揃うまで、貴方は別のアイテムを手に入れることは出来ません。

貴方は、国から兵器・補給物質を購入出来る購入画面を開く事が出来ます。』


『【基地拡張】

貴方固有のゲーム能力です。ゲーム能力が揃うまで、貴方は別のアイテムを手に入れることは出来ません。

金銭により、貴方は施設を購入出来ます。購入した施設は即座に建築されます。』


ゲーム能力か、【購入画面表示】補給物質購入1、目の前の画面を操作する。すると、コンテナが一つ現れ、同時にゲームプレイ時に貯めたお金が、少し減った、少し調べると、この世界のお金でも、購入は出来そうだ。


「どちらも、能力だった、コンテナの中身を確認しておいてくれ、」


「「了解しました。」」


長距離を飛べるが速度の遅い飛行船と、航続距離は短いが速度のある戦闘機との「良いとこどり」だったが、コストや安全性の問題から飛行船そのものが時代とともに姿を消した。


さかのぼれば、第二次大戦前の1933年、米海軍は飛行船メイコン、けれども海の無い世界であれば、ハリアーⅡを搭載出来る飛行船位は必要かもしれないな。


詳しいなって、ネットで調べたらいくらでも出てくるよ。

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