もう少し話すことあると思うけど、ネット将棋の話しかしていない②
修三は最近、ヤ〇ーーーーーーーーーのオンライン将棋をよくやる。
今夜今回は修三が先手。まずは角道を開ける。後手はすぐに角脇へ飛車を振って歩をがんがん突いてくる。修三がその歩を突き返すと後手の飛車は歩を交換して引く。しかし自陣まで引かず中段に留め置く。
またこれか。
流行か知らないが、桂馬と銀が一斉に上がってくる。そんな急戦を仕掛けてくる相手が異常に多い。
「もっとじっくりやろうよ」と何度思ったことか知れない。
嵌め手と言っても良い。対策を知らなければ簡単に持っていかれる。それで負けたらザコと嘲笑され、たまに勝てばまぐれと言われ、悪手を指せば基本がなってないと高飛車。たまに良い勝負ができてさらに勝てると嬉しいから続けているし、勉強も少しはしているが、正直うんざりする。顔も知らない相手をよくそこまで言えるものだと思う。
みんな色々たまってんのかな。たまってるんだろうな。それともこちらが無防備過ぎるのか。確かに精神的に鍛えられはする。
修三は今回も負けた。まあそれはいい。それよりも観戦者と対戦者が罵りあいを始めたことにうんざりした。頼むから俺を巻き込むな。そんな相手こそ避ければ良い。しかし、まともな人もたくさんいるけど、初対戦ではどうかわからない。初対戦の相手は好奇心3割、恐れ7割といったところ。そして挑まれれば大抵受ける。勉強させてもらおうという気持ちがあるからだ。格上の相手がなぶるつもりであろうともだ。
と、修三は陽介に愚痴っていた。
修三「だいたい、人を批判するのが大好きな奴が多すぎるんだよ」
陽介「あっはっは、それ君のことじゃないの?まあ匿名だから?」
「それはあるだろうなー。どんなやっつけてもリスク無いからな。拳を振るった実感も無いからな」
「ネット炎上の原理だな。まあ元気そうだな、もう体調は治ったの?」
「熱は下がったよ。それで、38.5度が丸1日続いたらなんと二キロも痩せたよ」
「え、すごいな」
「超汗掻いたしね。ベスト体重に近づいたよ。もう65キロ越えたら『最低だ、俺って(新世紀)』死ぬしかないと思ってたけど。ところで君は何キロだったかな」
「79だよ、ペッ!」
「はっは、嘘つくなよ、身体は正直だぜ?」
「あっはっは、夕方計ったばかりだから間違いない」
「じゃあ、体重計が壊れたんじゃない?」
「ごおおおおおおおお!」
「ばぶ?(イ○ラちゃん)」
「むきー!もうすっかり元気だな」
「しかし昼間寝過ぎて今夜眠れそうにないんだよ、どうしようかな」
「はあん?クソしてアニメでも見れば、ペッ!」




