表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/33

推しがいた

説明しよう。


今の私の推しは、Hi-Wのカケルである。

旧推しのラランが、カケルと来店してきた。


ちょっと待って展開がむごすぎる。

バイト1日目から、私に集大成のような働きを求めないでくれ。


私は思考がショートして、とりあえず注文聞きと会計を間違えないよう、さっき教えてもらった内容を頭の中で反すうした。


「いらっしゃいませ、お好きな席へどうぞ」

「はいいらっしゃい、どこでも座ってね」


店主が目も合わせず気さくに言う。あ、このトーンでいいのか。


幸いというか、無念というか、私はちょうど他の客に呼ばれ、そのテーブルの注文をとることになった。


気になる…正直仕事にならない。

下手な小説でもないかぎり、私の推し同士がバイト初日に来店するなんてベタな展開にはならないはずだ。


推し2人のテーブルは、先輩バイトくんが注文を取りに行った。まだ一言も話していない先輩だが、いきなり担当した客のことを聞いてもいいものだろうか…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ