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ビークル戦記  作者: ビークル
2/3

戦争の準備①

 戦争が始まる十三年ほど前に、赤紙の記入欄には2個の記入欄と、説明文が書かれている。

 個人派にするか、国際派にするかの記入欄だ。

 個人派なら、第二の記入欄を埋めなくてはならない。

 第2個目の記入欄には、核家族で最大1人を兵隊として迎えることになる。

 しかし、2人目や3人目を連れていくのには、一つの利点があった、それは個人派ならではの優遇であり、数が多いほど優遇されると書かれている。

 しかし、誰も優遇される内容は知らないし、まだ国の方でも曖昧なのだ。

 そして、この個人派には絶対首と言う、絶対に行く人と、副賞と言う、絶対首が出れない時に、出るべき人を決める。

 問合せ欄には、役所での説明が書かれていたが、青氣の両親は取り敢えず説明を聞く事を決める。

 役所には結構な人がいて、説明を聞くのだが。

 役所の人間は、案外地位の低い者であり、そこまで説明が出来ない状況でした。

 そして、薄々な説明を聞き、その場を去るのだが。

 車の中で話が始まる。

 俺は戦争に行くが、その時は子供をよろしくな。

 しかし、敵の情報が何もわからないし、この制度のどちらを使うかも悩むよ。

 そうだ、色んな人に話を聞こう。

 父親は、仕事の同僚や地元の仲間と話をし、母親はママ友や地元の仲間に話を聞くのだが。

 大半が国際派を選ぶかもと言う。

 しかし、そこに舞真家(舞神家)の父親だけは言った。

 俺は、個人派を取った、なんだか、こちらの方が悔いがないから。

 そして、舞真家の母親に言い寄られる。

 今日さ、少し時間ある?

 時間は本当は無いですが、少しなら有りますよ。

 それなら、ウチの身内がやるインチキ占い師が居るんだけど、当たる時は、かなり当たるんだ、一応だけど占ってみない?

 金なら出すし。

 舞真と青氣の子供は姉と次男共に仲が良く、よく遊ぶ仲な為に優遇されている。

 なんだろう、話に乗ると、占い師のいる場所に向かった。

 占い師の居る、占い師の集まる所へ向かった。

 そこには、今の状況を考えている者達が溢れているのだが、そこを通ると、細い通路を通り、右側の鉄階段には、占いと書いてあるが、誰もそこには行っていない。

 階段を登ると、シンプルな占い師の建物があった。

 新たな惑星が生まれる時、私は占い師の顔付きになる、そこの惑星の未来がわかるのだから。

 太陽のお尻がこちらを向いた時、私はこの世を見据える、そうだ、お客さん、私は今日がその日だ、運が良いな。

 そして、この戦からは、誰も逃れる事ができない、そう、絶対にこの戦は始まるが、それまでに準備が出来る。

 私はこう思うよ、この戦は全国を震えさす展開へと変わると。

 そして、この世の中に新たな生物が生まれるだろうと。

 お、あなたの一族を辿ると、絶対に国際派は辞めといたほうが良い、個人派であり、4歳の息子さんを記入する事、後は〜娘さんは記入しない事。

 あ〜そうだ、あなたの様な方は珍しいよ。

 そして、そちらの舞家はご自由に。

 占いから出ると、謎の男と青氣カエデがぶつかる。

 気を付けれよ!クソあま!

 そして、少しストレスが溜まりその場を去ると、占い師の元に今の謎の男が入る。

 やぁ〜あ!!

 占い師は驚く。

 さっきの人より何倍も凄いオーラを感じますね。

 青氣は一族で誰にするかを決めるのだ。

 1人目候補は父親、2人目は4歳の息子を書いた。

 赤紙のを国に送ると、その翌日に手紙が届く。

 ご返事ありがとうございます、軍資金は抽選で決めたいと思います、早くの返事にはオープションとして一千万の軍資金を追加します。

 明日に抽選結果を送りしますので、お手数ですがもう一度郵便物を見といてください。

 その頃、ホームレス狩をする少年のマカが言う。

 これから戦争が始まるらしいな、どうせ俺とか行かなあかんねんやろな〜

 その為の練習と思え!!

 ホームレスは怖がり蹲る所に、占いに居た謎の男が現れ、ホームレス狩の鉄パイプを掴む。

 なんだ?おっさん?俺らになんか用ですか?

 お前らに要はない、そこのおっさんに用がある。

 ホームレス狩りの赤松が後ろから鉄パイプを払うと、謎の男は避ける。

 そして、謎の男が言う。

 お前らじゃ勝てないよ。

 あ?ならやってやるよ!

 謎の男はマカ以外を瞬殺の様に倒すと、マカは傷だらけながら、何度も立ち上がる。

 謎の男は、マカの根性を見て笑うが、謎の男も時間が無く、一瞬で気絶させた。

 そして、ホームレスの目の前に行くと、ホームレスに言う。

 これから、ビッグビジネスをするんだが、お前手伝うか?

 

 第二完結

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