第43話:事件後の3時間目
そうして、私達は教室に帰ってきた。
「じゃあ、今から国語の授業を始めます。起立!」
国語なのでフロン先生がやる。
「では、はじめは古文から始めますので、教科書・・・・」
この学校は6組だけテストがないから、本校の先生みたいに現代文からやらなくてもよい。
そのころ職員室では・・・
「ふう、まぁ今日急に俺になったし授業の計画立ててないよー」
チリリリリン
電話が鳴る
「はい、川西ですが」
「鋭ちゃん?」
「おお、エリカか。例の件はどうなった」
「どうもまた拉致してフロン人間を作ろうとしてたみたいなの。フロン先生のように」
「そうか、じゃあ、生徒はどうする」
「うーん、あんまり警備を付けたら逆に犠牲者が出そうだな」
「なぜ」
「多分警備の奴が狙撃にやられるよ」
「でもまた来るかもしれないよ。どうする?」
「仕方がない、国の予算を使って寮を作ろう。それなら警備がしやすい」
「でも子供たちの親にどう説明するの」
「うーん、エリカ、君がどうにかしてくれ」
「えー。鋭ちゃんが言い始めたんでしょ」
「でも、なんというか・・。俺には説明できない。エリカ、頼む」
「もー。わかったわよ。こっちで何とか説得するわ」
「了解。長官には俺が言っておくから」
「いいよ、今警視庁にいるんだし私が言うよ」
「すまん、助かる。お願い」
「じゃあ、授業ちゃんとやってよ」
「はーい。わかりましたー」
キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
なぬ、チャイムが早い
という顔をしていると、そこに、前谷が
「先生、今日は40分授業なんだよ、わかってた?」
「あはは、俺、忘れてた」
「先生なんだからしっかりしてくださいよ」
「あはは・・」
「で、皆からの要望で、格闘技は十分みたから狙撃の腕を見せてくれだって」
「じゃあ、前谷君、君は私の観測手になってくれ」
「ええっ!急に!」
「みんなに鬼ごっこをしてもらう。凛先生が審判でな。もちろん私が鬼だが私はそこから動けないし、狙撃しかできないルールにするとどうしても近距離がおろそかになる」
「で、それでやってほしいと」
「君なら最近俺の腕を見たことあるでしょ」
「あの訓練ね」
「じゃあ、よろしく」
「はい、わかりました」
そうして、4時間目のチャイムが鳴る
生徒が目の前に座る
「今日は鬼ごっこをやる。まぁルールは簡単。私が鬼で前谷が仲間になってもらう。で、私たちは赤のペイント弾を使うから。それに当たったら負け。で君たちが私に攻撃してもいい。君たちは青のペイント弾を使ってくれ、で審判はなぜかこれをやることをわかっていて入りたかったふうにしている凛先生がやる」
「うるさいわ!入りたかったふうにしてへんわ!」
生徒が笑う
「で一人言いたそうにしてる生徒がおんで」
それは北浜だった。
「それって、鬼ごっこじゃないでしょ」
「なぬ!じゃあ、なんて・・・」
「川西先生の狙撃大戦闘」
「わかった。名前はそうするからみんな逃げてくれ。俺は位置に行く間に」
「「「「わかりました」」」」
そうして、川西の狙撃ゲームが幕を開けた。




