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日本戦闘   作者: 真波 亮太
第1章:Dai After SAT World
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第20話:銃替えをしよう!・2(襲撃の巻)

 私が05式短機関銃の弾(5.8x21mm DAP92弾)をあさっていると

 シュン

 カコン

「俺、狙撃されてるな」

 また

 シュン

 カコン

 耳の5㎜横を銃弾が通り抜けました。

「おい、エリカ、大丈夫か?」

「カコーン」

「返事しろー」

「あ、ごめん鋭ちゃん。今、ナイフで弾をはじいてるの」

「そっちにもいるのか」

「そっちはアサルトライフル系?」

「いや、狙撃」

「じゃあ、こっち殺してから行くね」

「はいよ」

 エリカが来るまで時間を稼がないといけない。どうする。私は考える。

 ここの特殊な事例を一つ思いだした。

 ここには短機関銃と同時に盾も置いてあるのだった。実にラッキーなことである。

 そして、その盾が後ろにおいてあった。

 私はその盾を後ろから前に持ってきて前に立てる。そしてそのまま進む。

「ラッキー、対物ライフルじゃなかった」

 対物ライフルだとこの盾は使い物にならなくなっているところだろう。

「この金属音、88式狙撃銃か。ってことはあぶねえ。これが1㎝厚さがあってよかった」

 88式狙撃銃とは中国が開発した自動狙撃小銃で、95式自動小銃(もうちょっとしたら出てくる)の派生型である。そして使用弾薬は5.8mm機関銃弾薬で、有効距離800Mに達します。そして1000mの距離で3mm厚のA3鋼板を100%貫通できるという脅威である。そして、プルハップ式であり、4条右回りなために風にはあおられやすいが。

「まあ、とりあえず助かっただけでも良しとしよう。じゃあ、05式短機関銃発射」

 シュパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ

「はーい、一体撃破、次は・・完璧に切り刻まれて殺されてますね」

 見るとエリカの前には一体の死体が。しかもこの男の装備は95式自動小銃であるというのにナイフで勝てたのか。

 長らくお待たせしました。95式自動小銃の説明をさせていただきます。

 95式自動小銃とは中国が作った銃で、プルハップ式です。口径は5.8㎜ですが、使用弾薬は種類によって胃がいます。例えばQBZ-97だと5.56x45mm NATO弾ですがQBZ-95では5.8×42mmDBP87弾(中国で開発された弾丸)が使えるようになっています。装弾数は自動小銃にとっては多い75発(円形回転式弾倉の場合)が入ります。ライフリングは6条右回りなため、風にあおられないという度合いは普通の自動小銃と同じですが。この自動小銃の特徴はこの銃をもとにして作られた銃が多いということです。実に11種類もあります。

「まあ、ある意味これで勝てたのが奇跡だな」

 この自動小銃は1分間に600~800発ですから普通の銃より発射速度は速いです。

「まぁ、訓練されてるからね」

 そうですね。この人日本陸軍の工作員コースでも時に刃物類をやってましたから。

「で、どうするんだ、武器替えは?」

「一回この銃を撃ってから決める」

 ええ!?反動がまぁまぁあるのに!?俺がド下手なだけかもしれないけど。でも練習して今なんだからこんなものを1発でできるはずないよね。

 エリカが95式を持って

 ドルルルルルル

 左足を後ろにして反動を抑える。そして、結果は全弾大体目標に命中している。

 うおっ、まじか。この女オールマイティにできるな。でも狙撃がの能力を計ってないな。

 そして、エリカに指示をしました。

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