第19話:銃替えをしよう!・1(05式短機関銃登場の巻)
車に乗ったら私達はスキャンを見ました。
「あら、長崎と大分が残ってるわ。どうする、鋭」
「じゃあ、大分から潰していこう」
「了解」
「でも、ひとつ思ったんだけど、おれ、AK-47を使ってるけどちょっと他の銃を試してみたくねえか」
「おう、僕もそう思う」
「鋭ちゃん、私も」
「じゃあ、福岡の補給処に向かってくれ」
「なぜだ?福岡の補給処にはそんな色々な銃は無かったと思うが」
「ここの福岡の補給処だけ特別なんだよ」
「速くその理由を言え」
「日本と一番近い大陸は」
「ユーラシア大陸だよね」
「そしてその大陸と一番近い地方は?」
「「「九州」」」
そしてその中でも一番その大陸と近い県は?」
「「「福岡!!」」」
「そう。だから福岡の補給処に行くんだよ。でも、東洋の銃しかないけど」
「まぁ、いいよ」
そうして、福岡に入り、最寄の補給処を探していると
「九州補給処に行こうぜ。港に近いから銃も多そうだし」
「いいね。行こう」
そうしてあーだこーだしていると九州補給処に着いた。
「ついたな」
「ああ」
「じゃあ、探そうか」
そうして私は短機関銃倉庫に入りました。
補給処には銃の種類によって倉庫が分かれています。お決まりで小銃、短機関銃、拳銃、重機関銃、狙撃銃と。ですが、例外で機関銃は一緒の倉庫に入れている場合があります。それが、面積が狭い補給処です。
私は、短機関銃倉庫に入りました。
「うーん、UZIと05式機関銃とPP19とPP2000か。うーん、どうしようかな」
PP19とPP2000はどちらもロシアで製造されました。PP19とPP2000はどちらもPPがついているから同じ種類だと思いますが、それは違います。そもそも作ったところが違うのですから。PP19はビクトル・カラシニコフが作ったのに対しPP2000はKBP Instrument Design Bureau社が作ったのですから。そして口径も違います。PP19は7.62mmと9mm両方とも使えるのに対し、PP2000は9mmしか使えません。そして一番の違いが装弾数です。PP19は64発(ビゾンの場合)ですがPP2000は44発しか入りません。ですがどちらも短機関銃ですから風にはあおられやすいでしょう。
それに対し中国の05式短機関銃は消音器が標準装備されていてプルハップ式(銃倉が後ろに来ている方式)ですが、95式小銃(多分また後で出で来るであろう)が短機関銃化しただけです。口径は5.8mm、使用弾丸は5.8x21mm DAP92弾を使います。そして装弾数は50発、発射速度が1分間に900発です。これも風にあおられやすいでしょう。
「うーん、消音器がついてるから05式短機関銃を取って弾もあさろう」
そういって私は05式短機関銃の弾をあさり始めました。
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