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柊君へ  作者: Taさん
第二章
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児玉さん ~1~

第二章が始まります!

柊と児玉さんの話です。

「児玉さん!彼氏が出来たってホント!!」


授業を受けに講義に出るといきなり、

クラスメイトの女の子達が私の傍に駆け寄ってきた。


ああ・・・昨日2人でコンビニに行ったのを見られてたか・・・


柊と一緒に昨日の晩はDVDを観るのならということで、

ちょうど買い置きに私の好きなポテチがなかったから

買いに行ったのだが・・・


まあ、私服姿の柊なら問題はないだろうな・・・


「ええ、ホントよ。」


私が微笑み返すと、一層騒ぎ出す女の子達。


・・・めんどくさいな・・・


この子達は私の彼氏に興味はない。

あるのは、私に彼氏ができたことであろう。


ミス・キャンパスの私は僻みの対象になっていた。

今まで私に彼氏がいないためか、学内で色んな男達から狙われていた。

そのために自分達に男性陣からの矛が向かないことでイラついているのだろう、



「レズビアンみたいよ。」


そんな噂を流されたこともあったな・・・



「見てみたいな~!今度一緒にバーベキューしようよ!!」


「ええ、考えておくね。」


今度はきっと私の彼氏の値踏みと自分の彼氏を比べてたいんだろうな・・・

一生合わせる気はないけどね!!


その後は取り巻きのような男達に質問をされるがそれも交わしていく。

みんな見たいっていうけど・・・



高校生、それも・・・



1年生を彼氏って紹介してどう思うんだろうな?


まあ、絶対に見せれないわね。


すでに私は4回生であり、しかも高校卒業後、

1年ちょっとの留学もしているため年齢は、実は同級生と比べて2つ上だし・・・



柊は今は15歳。


私は誕生日を迎えたてで24歳・・・・。


もうちょっと遅く生まれてたらまだ23歳だったのに・・・。


・・・9歳差・・・


言えるわけないな・・・



まあけど、これからも年の差は必ず発生していくだろう。

誰と付き合ったとしても・・・

だって私は、



ショタコンなのだから!


みんなは留学する何ってすごい!!と言ってくれるが、

そもそも私が留学した理由は、



外国人の男の子があまりに可愛かったからだ・・・


その思いで、必死に留学したのだが、

私は残念ながらあることを受け入れることができなかった。



外国人特有の臭い!!


本当に独特な臭いで、その可愛らしさをもってしても

私は受け入れることはできなかったのだ・・・。


それで仕方なく、留学から帰ってきて、普通に大学に入ることにし、

親を説得して、バイトをさせてもらい塾の講師を選んだのだ。

当然・・・



可愛い男の子に会うために!!


家庭教師と言う選択肢もあったけど、それだと数人しか担当できずに

当たり外れが大きくリスクがある。

塾だと下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるで、当たりがいる可能性がある。

そんな邪な考えで塾のバイトをしているのだが、



4回生になって私は当たりを引いた!!


ただ・・・


生徒ではなく、高校生バイトのほうだったけど・・・




柊は日曜日のテストの試験官のバイトをしている。


うちの塾は小学校から高校までうけいており、

多くの学校から生徒が通っている。


毎月テストが行わて、その成績でクラスが振り分けられるシステムであるため

日曜日は毎週どこかの学年の生徒がテストを受けているのだ。


元々、柊はここの塾の出身であり、

その時担当していた先生が声をかけて、

毎週日曜日にバイトで朝から夕方まで入っている。


4月からは私のいる分校の試験官を担当することになり、

私は柊と知り合った。

まずは柊の印象であるが、



ド・ストライク!!!


顔が!!!


最初に会った時の第一印象はまさにそれだ。

童顔で、はにかんだ様な笑顔に心を鷲掴みされた私。


ただ、残念なのが、ひょろっとした体が私の希望なのだが、

脱いだら、ちょっと細マッチョな体型で非常に残念だった・・・


一番初めは、土曜日の夕方のテストの試験官に来てもらったのだが、

部活があったらしくて、制服のまま来て、塾の事務所で着替えた時、

顔を伏せつつもガッツリと覗いていた。


同僚の女性の先生は、キャーキャーいいながら柊の体を見ていたらしくて、


「すんごいですね!!あんな体!!!見てるだけで興奮します!!」


腹筋が割れているのを初めてみたとか、

胸ピクピクできるだ!!と興奮気味に話す同僚・・・



私もガッツリ見るんだったよ!!!


一応、女性なので、遠慮したのだが、隣の同僚はガッツリ見てるし!!!

それなら見るよ!いや、見たいよ!!


ただ、どうやら柊には彼女がいるので残念だけど、

・・・まあ、私が手をだしたら犯罪なので私の中での眼福で留めておく。



こんなに日曜日が楽しみになるとは思ってなかったな・・・


いつも平日は大学の授業と講座で追われて、

土日くらい休みたい!!と思っていたのに、

土曜日もテストにならないかな?と思っている自分に失笑してしまうのであった。




気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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