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柊君へ  作者: Taさん
第三章
167/254

早川さん ~5~

美人看護師早川さんのお話です。

そんなことを思いながら、私は準備を進めていると

柊君が近くの展示スペースで1人で見ているのを見かける!



「あ!?」


そう声が漏れると、柊君は私の声に反応して、私の方へと顔を向けてきた!

そしてすぐに柊君は宴会場の中へと入ってきたかと思ったら、



「手伝いますよ。」


そう申し出てくれるのであった!


・・・出来る男は違うな・・・


すぐにこうやって行動に移せる男子はやっぱり好感を持てる。


さっきのモジモジ君は、どんどんフラストレーションがたまってくるのに対して、

こっちはハッキリとして私にとってはいいな~・・・



「かまわんで。これは君達新入部員を歓迎する会でもあるんねんから!

 ゆっくりと座ってるか、天文台の内部を見てきていいんやで!」


「いやぁ~、さすがに先輩達が働いていることを知ったら、

 そんなことは出来ませんよ。」


「もしかして柊君って・・・体育会系?」


「そうですよ。だから、出来ません。」


「そっか・・・、だけど・・・。

 じゃあ、先輩命令や!天文台の中をしっかりと見てくるように!」


「うぅ!?・・・了解です。」


苦笑しながら柊君が宴会場から出ていき、

また天文台の内部を見学しに行く姿を見送るのであった。


体育会系は先輩からの命令にはやっぱり弱いんだね~。


そんなことを思っていると今度は別の男子・・・一つ上の先輩が近づいてくるのである。



「ご無沙汰してます、菊池先輩。」


「よ、早川!」


近づいてきた先輩に私の方から声をかける。

そして、一歩下がって距離を取ろうとするのだけど・・・


この人、距離が異常に近いんだよね・・・


今もすぐ私の傍にいて、私の腕に菊池先輩の腕が当たっている。


この距離感が私の中では結構嫌で、この先輩とは距離を置いている理由の一つであり、

さらに後一つ嫌いな理由があって・・・



「なあなあ、早川。」


「はい?なんですか?」


「お前って、別れたんだって?」


「・・・ええ、そうです。」


そういうとにったりと笑う菊池先輩。


ああ・・・やっぱりか・・・


私はその笑顔を見てどうして私に話かけてきたのかを理解する。



「どう?俺と?」


そう・・・これがこの人の一番嫌いな理由である・・・


とりあえず女であれば、誰でも口説くこの姿勢!!


節操もなく、以前のこの合同合宿の時には、

とある女性を口説いていると思ったら、派手にフラれていた。


そこまでは、まああってもいいと思うのだけど・・・


何を血迷ったか・・・


すぐにその失敗した相手の友達の女の子を口説き始めたのである!?


当然フラれるわけだけど・・・


そこで終わらないのが菊池先輩である!


今度は同じテーブルに居た別の女の子を口説き始めたのであった!!


・・・おいおい、阪大学・・・


と思ったのは、言うまでもない。


話を聞いたら天文部には籍はあるものの、

部活動にはほとんど参加することはなく、飲み会の席、

もしくはご飯を食べに行く席にしかいない人らしい・・・


そんな人がいてもおかしくはないけどさ・・・


別に天文に興味がなくて居てもいいけど、

その節操のなさで私を口説かないでほしいんだけど!


そんなことを思いながら、私は、



「遠慮しておきます。私には扱いきれませんから。」


「そうか?十分に早川なら、俺とつり合いそうだけどね。」


そう言って何をしだしたかというと・・・


自分の鏡を出して自分の顔を眺めだしだしたのである!!


そう言えば、この人・・・ナルシストだったわ・・・


自分が一番のイケメンだと思ってるんだった・・・


もう正直私の中ではうんざりであったが、それでも返事をする。



「いいえ、全くそんなことないですから、

 私に声をかけないでくださいね。」


「俺がこんな美人をほっておくわけないだろう。」


そういって、今度は私の手をにっぎって来るのである!!!


いっきに背中に寒気が襲ってくる!

何を考えてるんだよ!この男は!!


にっこりと微笑み私を真っ直ぐにみてくるのだけど・・・



「こんな風に僕からの笑みを独り占めすることもできるんだよ。」


それは私にとっては拷問でしかないから!!


何を特権みたいに言ってるのよ!!


すぐに私は手を振り払って、一歩後ろに下がるのだが、

それをすぐに詰めてくるのが菊池先輩である。



「何で逃げるのかな?・・・もしかして照れてるのかい?」


そう言って、今度は私の髪に手をかけようとするので

私はすぐに体を再度遠ざけて、



「まったく興味ないのでやめてください。

 それ以上、不快なことをされるのなら、出るとこ出てもいいですよ!」


そう言って、菊池先輩を睨むのであった。


ただ、それも全然この人には効果がない・・・



「そんなことを言って、本当は嬉しいくせに。」


ああ・・・この人どうしたらいいんだろうか・・・


そんなことを思っていると、どこかの大学の女子生徒達が宴会場内に入ってきた。

するとそちらに方に興味を持って行ったのようで、

すぐにそちらの方へと菊池先輩は向かったのであった。


ただ・・・



「また後でね早川。」


そう言って、おぞましいのに投げキッスをしていくのであった・・・


こんなに不快で吐き気をもよおす投げキッスは始めですけど!!


気づいた点は追加・修正していきます

拙い文章で申し訳ないです。

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