早川さん ~5~
美人看護師早川さんのお話です。
そんなことを思いながら、私は準備を進めていると
柊君が近くの展示スペースで1人で見ているのを見かける!
「あ!?」
そう声が漏れると、柊君は私の声に反応して、私の方へと顔を向けてきた!
そしてすぐに柊君は宴会場の中へと入ってきたかと思ったら、
「手伝いますよ。」
そう申し出てくれるのであった!
・・・出来る男は違うな・・・
すぐにこうやって行動に移せる男子はやっぱり好感を持てる。
さっきのモジモジ君は、どんどんフラストレーションがたまってくるのに対して、
こっちはハッキリとして私にとってはいいな~・・・
「かまわんで。これは君達新入部員を歓迎する会でもあるんねんから!
ゆっくりと座ってるか、天文台の内部を見てきていいんやで!」
「いやぁ~、さすがに先輩達が働いていることを知ったら、
そんなことは出来ませんよ。」
「もしかして柊君って・・・体育会系?」
「そうですよ。だから、出来ません。」
「そっか・・・、だけど・・・。
じゃあ、先輩命令や!天文台の中をしっかりと見てくるように!」
「うぅ!?・・・了解です。」
苦笑しながら柊君が宴会場から出ていき、
また天文台の内部を見学しに行く姿を見送るのであった。
体育会系は先輩からの命令にはやっぱり弱いんだね~。
そんなことを思っていると今度は別の男子・・・一つ上の先輩が近づいてくるのである。
「ご無沙汰してます、菊池先輩。」
「よ、早川!」
近づいてきた先輩に私の方から声をかける。
そして、一歩下がって距離を取ろうとするのだけど・・・
この人、距離が異常に近いんだよね・・・
今もすぐ私の傍にいて、私の腕に菊池先輩の腕が当たっている。
この距離感が私の中では結構嫌で、この先輩とは距離を置いている理由の一つであり、
さらに後一つ嫌いな理由があって・・・
「なあなあ、早川。」
「はい?なんですか?」
「お前って、別れたんだって?」
「・・・ええ、そうです。」
そういうとにったりと笑う菊池先輩。
ああ・・・やっぱりか・・・
私はその笑顔を見てどうして私に話かけてきたのかを理解する。
「どう?俺と?」
そう・・・これがこの人の一番嫌いな理由である・・・
とりあえず女であれば、誰でも口説くこの姿勢!!
節操もなく、以前のこの合同合宿の時には、
とある女性を口説いていると思ったら、派手にフラれていた。
そこまでは、まああってもいいと思うのだけど・・・
何を血迷ったか・・・
すぐにその失敗した相手の友達の女の子を口説き始めたのである!?
当然フラれるわけだけど・・・
そこで終わらないのが菊池先輩である!
今度は同じテーブルに居た別の女の子を口説き始めたのであった!!
・・・おいおい、阪大学・・・
と思ったのは、言うまでもない。
話を聞いたら天文部には籍はあるものの、
部活動にはほとんど参加することはなく、飲み会の席、
もしくはご飯を食べに行く席にしかいない人らしい・・・
そんな人がいてもおかしくはないけどさ・・・
別に天文に興味がなくて居てもいいけど、
その節操のなさで私を口説かないでほしいんだけど!
そんなことを思いながら、私は、
「遠慮しておきます。私には扱いきれませんから。」
「そうか?十分に早川なら、俺とつり合いそうだけどね。」
そう言って何をしだしたかというと・・・
自分の鏡を出して自分の顔を眺めだしだしたのである!!
そう言えば、この人・・・ナルシストだったわ・・・
自分が一番のイケメンだと思ってるんだった・・・
もう正直私の中ではうんざりであったが、それでも返事をする。
「いいえ、全くそんなことないですから、
私に声をかけないでくださいね。」
「俺がこんな美人をほっておくわけないだろう。」
そういって、今度は私の手をにっぎって来るのである!!!
いっきに背中に寒気が襲ってくる!
何を考えてるんだよ!この男は!!
にっこりと微笑み私を真っ直ぐにみてくるのだけど・・・
「こんな風に僕からの笑みを独り占めすることもできるんだよ。」
それは私にとっては拷問でしかないから!!
何を特権みたいに言ってるのよ!!
すぐに私は手を振り払って、一歩後ろに下がるのだが、
それをすぐに詰めてくるのが菊池先輩である。
「何で逃げるのかな?・・・もしかして照れてるのかい?」
そう言って、今度は私の髪に手をかけようとするので
私はすぐに体を再度遠ざけて、
「まったく興味ないのでやめてください。
それ以上、不快なことをされるのなら、出るとこ出てもいいですよ!」
そう言って、菊池先輩を睨むのであった。
ただ、それも全然この人には効果がない・・・
「そんなことを言って、本当は嬉しいくせに。」
ああ・・・この人どうしたらいいんだろうか・・・
そんなことを思っていると、どこかの大学の女子生徒達が宴会場内に入ってきた。
するとそちらに方に興味を持って行ったのようで、
すぐにそちらの方へと菊池先輩は向かったのであった。
ただ・・・
「また後でね早川。」
そう言って、おぞましいのに投げキッスをしていくのであった・・・
こんなに不快で吐き気をもよおす投げキッスは始めですけど!!
気づいた点は追加・修正していきます
拙い文章で申し訳ないです。




