早川さん ~1~
美人看護師早川さんのお話です。
ちょっと憂鬱な気分で私はいる。
その理由は簡単で、阪大学にいる一つ上の先輩と私は付き合っていたのだが、
先日別れたばっかりであったからだ。
それなのに・・・その阪大学が参加する合同合宿に参加するとはね・・・
我ながらどうして参加したのかが分からないけど、
ここで逃げたら、彼に負けたような気持ちになるため
私は参加することを選んだ!!
それに天文合宿には、うちの看護大学の天文部からも多数参加する!
私は、当然先輩として後輩たちの世話をしなくてはいけないのだ。
その思いが強いためである!!
「みんな~!じゃあ、天文台に行くよー!」
「「「「「はーい!」」」」」
新入部員から、二回生、更には同級生である三回生、
今回は四回生は実習のため行けないのだから、私達が引率することになっている。
しかし・・・
多いな・・・
新入部員(一回生)は5名!
二回生は6名!
三回生は4名!!
だから、天文部の部員は15名である!
それなのに、参加するメンバーの数は・・・
32名!!
部員の倍以上の数がいる!
天文部がインカレサークルであり、他大学の生徒と交流が出来るため、
その噂を聞きつけた部員の友達が参加している。
まあ、私の友達も参加しているので、その点については何も言えないというか、
言わないし・・・
それに私達の看護大学や女子大学のメンバーが多いいことで、
他大学の男子生徒達が多く参加してくるのも事実なので
こっちのメンバーが多くいることはいいことだよね。
ほかの学校の男子達からはよろこばれしね~!
いざ目的地に出発に合わせて、6台ほどの車が用意されており、
各車に分かれて、運転していく。
私の運転する車には、私の友達と更には新入部員などを合わせて
満員の7名が乗ることになっている。
7人の女子が集まれば、聞くことはただ一つ・・・
「早川先輩って彼氏いるんですか?」
「どんな彼氏ですか?」
「どこの大学ですか?」
足早にいくつもの質問が私に注がれる。
その質問に私は思わず苦笑してしまうのだった。
だって・・・私は最近別れたばかりなのだから・・・
その空気を察したのは私の友達なのだが、
「実は早川は彼氏と別れたばっかりなのよ~。」
ニヤニヤして後ろにいる女子達に言う友達。
・・・その顔が腹立つな・・・
その後も私の方をチラリと見てくるのが、更に腹が立つ!!
「何で自分が答えてるんよ!」
「だって~・・・。」
ニヤニヤしている友達。
そもそもこの友達も最近別れたばっかりなはず!
私が最近別れたことを伝えた時には、嬉しそうに、
『仲間だね~!!』
と言っていたんだからね!
そんな私がジト目で友達を見ていると、友達は後ろを再度向いて、
「早川も今回、彼氏候補を探してるんだから、
もし早川の好みがいた場合には譲ってあげてね~。」
「「「「「は~い!」」」」」
「そんなこと言わへんでいいわ!」
友達を怒るのだが、全然堪えていない。
それに周りの女子達から、
「どうして別れたんですか?」
「どんな人だったんですか?」
「どこの大学ですか?」
どんどん質問が出てくるのである!
・・・まあ、私も同じように質問しちゃうしな~っと思っていると、
隣の友達が・・・
「実は・・・早川の元彼は・・・阪大学の先輩なんだよ~!」
「「「「「ええぇ~!!!」」」」」
驚きの声があげられるが、私の方も驚きがある!
何を勝手に言ってるんだよぉ!!
「・・・そんなことを言うと自分のことも言うよ?」
私の言葉を聞いた友達は、すぐに自分の口を両手で閉じて
これ以上は何もしゃべりませんというのだけど・・・
ここまで情報が流れると当然後ろの子達が止まるわけがない・・・
「阪大学ってすごくないですか!?」
「どうやってそんな人ゲットしたんですか!?」
「っていうか、阪大学の人とどうやって知り合うんですか?」
どんどん質問が湧いてくる・・・
「ええっとね、今回の天文部の合宿は阪大学の天文部も参加するんだよ。
だから、出会いもあるよ。」
「「「「「おぉおお~!」」」」」
みんなからのやる気がものすごく感じるのは気のせいだろうか?
・・・っていうか、隣の友達からもすごい感じる・・・
・・・目がマジだし・・・
女子達は再度化粧を直し始めて、車の中とはいえ、
髪型もしっかりと確認し始めるのであった。
・・・隣の友達も当然直してるんだけどね。
その後の車内での会話は、どこの大学が集まるのか、
どんな男子がいて、どの男子には気をつけるべきかの情報を交換する。
ドンドン盛り上がる車内で気がつけば目的地に着いていたのであった。
気づいた点は追加・修正していきます。
拙い文章で申し訳ないです。




